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⑩退職の意向を伝える日

自分で望んで始めた転職活動だし、第一志望の企業から内定をいただけた事は本当に嬉しい。


だけど、これで本当にここを去る事が確定したんだな と思った時、さすがにちょっと寂しい気持ちになりました。


転職という決断をした事に後悔は全くありませんが、人間関係が良かったから長く勤めることができたのは間違いないし、じりじりと自分の領分や裁量を大きくしてきた業務への思い入れもあります。
やりたかったけど達成できなかった事、辞めようと決断することになった事情などはあれど、総まとめとしてこの15年間にそういう気持ちを持っているというのは、幸せな事です。


内定の連絡をいただいて即日承諾の連絡はしたし、既に退職願と退職届も作成してあったものの、実際に上司にアポを取るまで中2日ほどボーッとしていました。
出すのを迷っていたわけではなく、心の準備というのが一番しっくりくる感じかも。

しかしいつまでもこれでは埒が明かないので、3日目の朝イチで上司に時間を取ってほしいとお願いし、転職先ももう決まっているので、この日で辞めさせていただきたい。ということを申し添えて退職願を出しました。
引継ぎのことや作成したマニュアルのことなど、午前中いっぱい色々な話をして自席に戻る頃にはなんだか肩の荷が降りたような感じがしました。

その日出したのは「退職願」なので、他には特にアクションを起こしませんでした。
1週間後、正式に「退職届」を提出して社内で業務上影響のある人たちにお知らせと引継ぎの件をメール送信。
わざわざ残念がるメールをくれた方がいたり、声をかけてくれた方がいたりプライベートで飲みなどは行ったことが無い方とご飯の約束ができたり、ありがたいなぁと思うことばかりです。


引継ぎ期間として約2ヶ月。長いようだけど、きっとあっという間に過ぎてしまうことでしょう。


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