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【NY旅情報】2024年8月滞在!West Side YMCAレビューの巻

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。

こんにちは!今日は、2024年8月に宿泊したWest Dide YMCAのレビューを書きたいと思います。物価高&円安のニューヨーク滞在を考える皆さんに、参考になれば嬉しいです。

YMCAを選んだ理由

ウエストサイドYMCAを選んだ最大の理由は価格です!それ以外、ないです笑。このところ、宿泊はマンハッタンを離れアストリアやブルックリンを選んでいました。超高層ビルが立ち並ぶマンハッタンより、少し下町ぽかったり、郊外っぽいエリアの方が落ち着くからです。しかし今回は8月のお盆シーズン直前ということで、多くのホテルの価格が高騰していました。

例えば、私が2月に泊まったPodホテルは、価格が1.5倍ほど上がっていたり。予算内で選べる宿泊先が限られていました。そして大きなポイントの一つが、ニューヨークで導入されているリゾート税などによって、宿泊料金に対する税金の割合が非常に高くなっていることです。宿泊代金が例えば150,000円であっても、税金が5-60,000円ほど追加されることがあり、この比率が高いと宿泊費用はさらにかさんでしまいます。

今回は京都府の補助金を利用して予算計画を立てていたので、税金の高い割合は避けたかったのです(税金は補助対象外)。ウエストサイドYMCAは、もともとの料金がリーズナブルで、さらに税金の部分の比率が抑えられていたため、選ぶ決め手になりました。お値段は、7泊8日で135,855円。うち税額は14,425円でした!1泊約19,500円ですね。

この辺りの予算のことは、こちらのnoteにも詳しく書いてます。

JFKからタクシーサービス付き!


Booking.com経由で予約したのですがJFKからYMCAへ無料タクシーサービスがついていて、とってもお得でした。予約はしたものの、本当に無料で行けるのか。あとから何だかんだ請求されるのでは?と疑心暗鬼でしたが利用してみることに。JFKに着陸するとSMSで待機の連絡があり、指定の場所に行くとアジア系のお兄さんがおそらく自家用車?でマンハッタンまで送ってくれました。


優しそうな雰囲気で車内は中国語?の歌謡曲がかかっていて「この人も移民として頑張って働いているんだろうか」など、最初の不安はいつの間にかなくなってリラックス。無事にYMCAにとうちゃこ!

ちなみにタクシー無料サービスは往路のみなので帰りはメトロ+エアトレインを利用しました。

立地ヨシ!

ウエストサイドYMCAの場所は、マンハッタン59丁目コロンバスサークルから3ブロックほどのところにあります。観光地ブロードウェイからも徒歩約15分というアクセスの良さです。近くにはWhole Foodsなどのスーパーマーケットもあり、さらに大通りへも1分ほどで出られるので、非常に交通の便が良い立地です。地下鉄も様々なラインが交差する駅で、どこへ行くにも毎日同じ駅からスタートでき、自分なりのリズムを作ることができました。

ホテルじゃなくYMCA

アメリカのYMCAは公共施設としての役割が強く、ジムやプール、ヨガや体操の教室などが開かれています。上層階がホテルになっていて、部屋はドミトリー形式ではなく個室ですが、シャワーとトイレは共用でアメニティも提供されません。いや、石鹸1個とぺこぺこのプラカップ1個は用意されてます。事前にお気に入りのアメニティを準備していけば、自分なりに快適に過ごすことが可能かと思います!私は100均で「銭湯に持って行くお風呂セット」コンパクト版を作ってみたり、使い切りサイズのコスメをセットしたり、なんやかんや想定して準備していきました。

泊まってみた感想は、もともと合宿や寮のような環境を覚悟していたので必要充分でした。廊下の物音や室外機の騒音はありますが、エアコンやWi-Fiは快適で部屋には貴重品ボックス、デスク、物入れ、ベッドがあり、スーツケースを広げる広さもあります。

20歳の時、初めてのNY一人旅でもハーレムのYMCAに1ヶ月泊まったなあ。懐かしい。あの時のYMCAは低所得者向けの住居でもあったようで、ずっと住んでいる人たちと、毎週何曜日かに提供されていた無料の夕食を一緒に食べたりしていました。

キレイさは、どう!?

清掃に若干不安があったため、初日にアルコールティッシュで棚やデスクを拭きましたが、特に問題はありませんでした。リネンやタオルは4日に1度の交換で、それ以外でも申し出ることで交換が可能とのことでしたが、実際は4日毎しか交換してくれず。部屋の清掃も4日に1度ですが、共同バスルームはめちゃくちゃ頻繁に清掃されて清潔でした。バスマットがあるような設備ではないのでビーサン必須です。

1フロアに30部屋くらいあり、シャワー/洗面台/トイレが一部屋になったバスルームは1フロアに8部屋ほど。私の部屋はバスルームの目の前で便利でしたが、早朝からのシャワー利用や清掃時の音、バタンバタンと響くドアの音はかなりボリュームありました。私はぐっすり眠っていたので問題ありませんでしたが、各部屋のウィンドウエアコンの室外機の音もかなりうるさかったです。音に敏感な方にはおすすめできないですね。

メリット&デメリット

YMCAはアーリーチェックインに対応しておらず、荷物預けには1個4ドルが必要です。なぜかクレジットカードがシステムエラーになり、現金での支払いが必要に。しかし20ドル札は使えず、フロントでは両替を拒否られる(荷物係のニキと説明しながらお願いしてもNO)ことも。どないせーちゅうねん!

1Fには宿泊者用の広〜〜〜〜〜いトイレもあり、着替えや荷物整理をするのに助かりました。

冷蔵庫が部屋にあるので食品を保管するには便利ですが、湯沸かし器やヘアドライヤーは備え付けられていない点には注意が必要です。貸し出しもありません。日本から必要なアメニティや耳栓を準備していきましょ!アメリカでも購入できますが日本の4倍の価格はします!!

冷蔵庫大活躍!
マイ銭湯カゴ♨️

セントラルパークまで走って1分なので、ニューヨーカーたちに混じって朝ランできたのがよかったです。6時ごろにはたくさんのランナー、バイカー、ワンコのお散歩をする人たちで賑わっていました。

週末にはランニング倶楽部!?も

総合レビュー


ホテルとして極上のサービスを期待しないなら、YMCAは物価高や円安の中で使える滞在先だと思います。宿泊者層は、ティーンの友達同士の旅行、家族旅行、青年〜高齢者までさまざま。国籍もいろいろ。みんな物価高のNYでここに流れ着いたんですね。ウエストサイドYMCAの宿泊はコストを抑えつつ、ニューヨークを楽しむための一つの選択肢として、どっちかと言えばありです!(合宿スタイルとか無理!って人には厳しめ)


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケット、PARANOMADの取組について、◯◯が知りたい!など気軽にコメントください。

PARANOMAD
原田美帆

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