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【NY挑戦つれづれ】機場をしまう!?の巻

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。

もういくつ寝ると

年末年始休暇など、ない!笑、なムーブの2024年。去年の今頃はリノベ仕上げに大晦日までペンキ塗りをして、丸鋸で棚板をカットしていたな(過労が吐き気に達して仕上げを断念した記憶が...)

今年は、大晦日と元日を実家で過ごします。

今日30日までに手間のかかる布を織り上げ、洗濯機で糊を落として乾かしておいて、年明け2日には染めをスタートし、先方の仕事始まり6日には加工先へ送る。

そのスケジュールで動いていました。ええ、しゃかりきに。糸がバッサリ切れても夜中まで繋ぎ直して、風邪の治りが悪くてものど飴でごまかし、ペースが遅れぬようやってきました。しかし、、

たてつなぎ
たてつなぎ
レピアで経糸を切ってしまった!
20本くらいの経糸を切ってしまいました
ぎゃふん!
つなぎ直しに1.5時間くらいかかったり

なんか違和感

いや、織ってる時にフとなんか柄が大きいかな?って思ったんですよね。でもその違和感を流してしまって、、、2日を費やして織り上げた布を機械から下ろすと、長いっ!!1.5メートルくらいのはずが2メートルくらいある涙。何度も確認したはずのギアの組み合わせを間違えたのでしょうか。これは織り直しです。

脱力&絶望

これ、正月明けから染めてすぐ加工に回す算段なのに!?何時間もかけて織ったのに規格まちがえてるやん!?

年末の焦燥感と寝不足が拍車をかけます(あと治りきらない風邪も)。でも、糸もある。年をまたいじゃうけど、2日気張ればリカバーできる(加工先への発送日はどうしても遅れてしまうけれどニューヨーク渡航には間に合う)。かすり傷だと何度も言い聞かせて(そして何度もチーンってなって)とりあえず掃除をして機場を納めました。大掃除と言うには程遠く、掃除機をかける&トイレとキッチンを簡単に掃除するのみでしたが。

鏡餅をかざる

最後に鏡餅を飾ると雰囲気が変わります。

鏡餅は丹後の米農家、野木源さんの杵つきです。美しいフォルムは人の手で一つずつ丸められたもの。商売繁盛と感謝の気持ちをこめて。バタバタとした機場納めの日でしたが、鏡餅に向かって二礼ニ拍一礼をするとスッと落ち着きました。

これで、年始に気持ちよくリカバリー制作から始められるでしょう!そして、失敗や〜と愕然としたテキスタイルからも学べることはたくさんあるし無駄にはならないぞ!と、気を抜くと落ち込みそうになる自分を持ち上げるのでした!笑

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問な情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください

PARANOMAD
原田美帆


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