【NYがくれた出会い】坂田織物さんがNEW YORK TEXTILE MONTHに出展！
こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。
坂田さんニューヨークでの講演！
坂田織物さんは、PARANOMADにとってニューヨーク挑戦の大先輩。7月には久留米を訪ねて、ニューヨークから滞在していたレジデンスの活動を見せていただいたり、これまでの歩みを聞かせてもらいました。その際、秋に渡米してレジデンスプログラムの発表の機会があると聞いていましたが、先日情報解禁になったとFacebookにお知らせが！
Talk & Exhibition
トーク＆エキシビション
これは、ニューヨークでのテキスタイル月間に行われる特別な一日だけの展示会と発表会で、坂田織物が誇りを持って久留米絣の時代を超えた技を披露するイベントです。このイベントでは、伝統的な日本のテキスタイルである久留米絣の豊かな歴史、現在の活気、そして革新的な未来を体験する貴重な機会が提供されます。
この日は、坂田織物のビジョナリーである坂田一雄氏による基調講演が行われます。参加者を久留米絣の起源から現代における意義までの旅に誘います。坂田氏は、この手工芸の文化的意義や、久留米絣を日本国内外で保存し普及させるための取り組みについての見識を共有します。
また、坂田織物のクラフトマン体験プログラムに参加した3人の才能あるテキスタイルアーティストの創造的視点にもスポットライトが当たります。全員がパーソンズ美術大学のマスターズプログラムの卒業生であるこれらのアーティストは、福岡県久留米市で過ごした時の体験と、絣織りや地元のライフスタイルに浸った経験を共有します。
久留米での経験がいかに彼らの芸術的なビジョンに深く影響を与えたかについて語り、久留米絣の特徴的な魅力を強調します。このプログラムは久留米絣や織物についての深い知識を持つアーティストだけでなく、経験の有無を問わずどなたでも参加できるものです。この展示会とプレゼンテーションに参加して彼らの経験を聞き、坂田織物クラフトマン体験プログラムについて詳しく学んでください。
さらに、参加者は、久留米絣の探求に触発された過去のレジデンシー参加者の作品の特別展示を見る機会もあります。この展示会では、伝統的な絹糸を現代の芸術表現として再解釈している若手日本人アーティストの作品もご覧いただけます。
久留米絣の縦糸と横糸が絡み合うダブル絣のように、このイベントは伝統を称えながら革新を促進し、この卓越したテキスタイルの過去、現在、未来を織り交ぜていきます。貴重な経験をぜひお楽しみください。坂田織物が心よりお待ちしております。
坂田織物に滞在したレジデンスアーティストたちは、手括り＆手織りで伝統的な久留米絣での作品制作に挑戦されていました。私が訪れた時には経糸の染め工程で、どんなふうに完成したのか、いつか私も実物を見てみたいです(渡航してしまおうか、笑)。
NEWYORK TEXILE MONTHとは
このイベントも、坂田さんを訪ねることがなければ知ることがありませんでした。
じぴちゃんに、どんな企画なのかをまとめてもらいましたよ！
New York Textile Month（ニューヨーク・テキスタイル・マンス）は、毎年9月にニューヨークで開催されるイベントで、テキスタイルの多様性と文化的意義を祝う1か月間のフェスティバルです。このイベントは、テキスタイルに関連する豊富な表現を探求し、展示することを目的としています。ファッション、インテリア、アートなど、さまざまな分野におけるテキスタイルを中心に、展示会、トーク、ワークショップ、デモンストレーションなどが行われます。
概要目的: テキスタイルの歴史と文化的表現を広め、理解を深めること。
活動内容: 展示会、パネルディスカッション、デモンストレーション、ワークショップ、ギャラリーツアーなど。
参加者: デザイナー、アーティスト、業界専門家、学生、一般市民。
主催: 主にリデヴィ・エデルコートをはじめとするテキスタイルの専門家たちによって企画・運営されています。
New York Textile Monthは、2016年に設立されました。発起人のリデヴィ・エデルコート（Lidewij Edelkoort）は、世界的に著名なトレンド予測者、編集者であり、テキスタイルの革新と文化的意義を強調するためにこのイベントを立ち上げました。このイベントは、単なる展示だけでなく、テキスタイルに関する教育の機会を提供し、業界の革新と伝統を融合し、さまざまなアーティストやデザイナーの活動を支援する場となっています。
2016年からのスタート、なるほど近年に始まったイベントなのですね。めっちゃ興味ある・・！これから開催に向けてSNSでの発信もチェックしていこう！
坂田織物さんと、レジデンスアーティストさんたちのご活躍と成功を丹後より祈念しております！！
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケット、PARANOMADの取組について、◯◯が知りたい！など気軽にコメントください。
PARANOMAD
原田美帆