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【NY挑戦の記録】 SHOPPEなタスクが降ってきた!の巻
こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。
タスクまみれじゃん
今朝、SHOPPE OBJECTから会期に向けた諸々の〆切、提出物、オンラインマニュアルのリンク等の連絡が届きました。ちゃんと参加者登録されている・・・!うれしい!!しかし、〆切の大半はすでに期日を過ぎています(笑)。もっと早くに出展が確定していれば、おそらく早くにもらっていた連絡なのでしょう。
2024年11月22日: ブースの場所の通知が段階的にメールで送信され始めます(注意:ポリシーにより、ブースの場所を受け取るにはアカウントの全額が支払われている必要があります)
2024年12月2日: ブース料金の残金の全額が期限です
2024年12月13日: ペイントフォームの提出期限およびウォール注文フォームの提出期限(追加の壁を注文したり、カスタムブースのビルドアウトをリクエストする最終日)
2024年12月13日: Fixturesおよび電源の注文期限
2025年1月8日: 保険 - COIの提出期限(指示をよく読み、期限内に正しい情報を提出してください。遅れた提出は受け付けられません。
2025年1月15日: Shoppe Onlineが開始
2025年1月15日: 出展者従業員登録の締切
2025年1月22日: BTXの輸送期限 - 2025年1月22日以降に受け取った出荷には、期限後ペナルティが発生する場合があります
実は、パラノマドはまだ出展費の送金が完了していません。先方の口座情報の一部を確認のため問い合わせしているのですが返信がなく。(ちょっとでも円安がマシになったタイミングで連絡が返ってきたらいいなと思っています)。入金が完了しないとブース配置が(おそらく)確定しないので不安要素が残りつつ、本日はなが〜いマニュアルの翻訳と確認に3時間ほどかかりっきり!その中で、いくつかの情報をシェアします。
展示会保険に加入せよ!
保険のことは先日確認した規約内にも記述があったのですが、具体的な方法等は書かれておらず、どれくらいの「必ず加入しないといけないのか」度なのかはっきり掴めず。
しかし今日マニュアルを読み進めると「入らないと搬入もできないヨ!」と書いてあるじゃないですか。慌てて今お世話になっている保険代理店さんに電話をしてみます。すると、「PARANOMADが国内で加入している損害賠償保険は海外でもカバーされる」と。これで何とかなる!?と思ってさらに読み進めると、被保険者にSHOPPE OBJECTをはじめ関連企業10社くらいが明記されていることと一文が!さらにカバーされる金額が足りない!ええ〜〜どうしよう、とさらにマニュアルを読み進めるとめっちゃ下の方に「・・・とまあ、こんな保険に加入してない人はここのリンクから65ドルで保険に加入できるよ!」とリンクが!ズコーっ!!もうちょっと上の方に、目次で載せてくれませんか(笑)
保険の証明期日が1月8日だったため、めっちゃ焦って保険代理店さんに問い合わせしちゃったよ。
搬入・設営トピック
次にギュン!っとなったのはブース施工について。これまでみたブースはステッカーを貼ったり、棚をつけたり創意工夫されていたので自社で自由に施工できると思っていたのですがマニュアルも事細かに!
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ブースの壁
ブースの壁は8フィートおよび10フィートの高さがあります。すべてのブースの壁は事前に白く塗装されています。ショー管理者から特に指示がない限り、またはエンドキャップブースにアップグレードしていない限り、3面(両側面と後面)の壁が設置されます。
すべてのブースにはハードウォールパネルがあり、これらは出展者の設営前に設置されます。設置された壁は新たに白く塗装され、出展者は他の色で塗装することは許可されません。
商品の設置のためにハードウォールに釘、ねじ、またはドリル穴を開けたい場合、すべての工具、材料、供給品の責任は出展者にあります。Shoppe Objectでは、出展者用のこれらのアイテムを現地で用意しません。すべてのアイテムはショー終了時までにハードウォールから取り除かなければなりません。
ハンギングガイドライン
壁は2インチ(5.08cm)の厚さで、2フィートおよび4フィートの幅のセクションがあります。釘とねじの両方を使用できますが、1.5インチ(3.81cm)の長さのドライウォールねじの使用をお勧めします。壁は中空の木製フレームパネルで、前面と背面には¼インチのMDFシートがあります。中央には3枚目のシートがあります。パネルは吊り下げポイントごとに80ポンドの重さに耐えられるように評価されています。壁の継ぎ目の部分には無垢の木の裏打ちがあり、ねじで固定することができます。80ポンドを超える重量物を吊るす予定がある場合はメールしてください。
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ブースの設置にフローティングシェルフを使用することはお勧めしません。これは不安定さや製品やディスプレイへの損傷のリスクがあるためです。過去の出展者は、展示会中に棚が崩れてしまうために製品を失うという不幸な経験をしていますので、私たちはディスプレイにフローティングシェルフを使用することに対して強く反対します。
Shoppe Objectは、出展者が設置したフローティングシェルフによって引き起こされた損傷に対して責任を負いません。
フローティングシェルフを設置することを選択した場合は、設置ガイドラインに従ってください。また、二つの壁の接合部に固定されていないフローティングシェルフは20ポンド(約9.07キログラム)以上の荷重を支えることができないことに注意してください。
フローティングシェルフを設置する予定がある場合は、2025年1月10日までにメールでお知らせください。
フローティングシェルフ、施工しているブースがとても多かったのでこの注意事項にはびっくり。私もフローティングシェルフつけるつもりでした。
罰金!いや、補修費!
壁の損傷
壁システムを定期的に使用することにより、ある程度の摩耗は予想されます。以下の内容は、通常の摩耗を超える過剰なものであり、私たちの業者による壁の修理または交換に対して追加料金が発生します。これらの料金はすべて出展者に請求され、受領後すぐに支払われる必要があります:
1/4インチ(0.635センチ)以上の大きさのねじ穴
単一パネルに10穴を超えるねじ穴の数量
接着剤による壁の損傷、壁紙の直接適用、木材やその他の材料での壁の被覆、表面が正常な状態に戻されず、釘、ねじ、または壁アンカーを含む外国の材料が残っている場合
壁に残された鉛筆の跡は損傷料金の対象となります
注意: 出展者は、自分で壁の穴をスパックルで埋めることはできません。そうしないと、損傷料金が発生します。
以下の料金が適用されます:
壁に残されたラベル/価格シール/シール残留物:1ラベルにつき10ドル
壁に残されたねじまたはハードウェア:1ねじまたはハードウェアにつき10ドル
壁に残されたビニール文字:1フィートあたり20ドル
壁に残されたシャーピー、ペン、鉛筆:1パネルにつき500ドル
1パネルに10穴を超える場合:1パネルにつき300ドル
1/2インチ以上の穴:1パネルにつき500ドル
パネルを貫通している穴:1パネルにつき500ドル
壁に残されたアンカー/トグルボルト:1パネルにつき500ドル
壁に残された壁紙/壁紙残留物:1パネルにつき500ドル
おおお、、こわ!補修費!たか!鉛筆の跡もダメとな!マスキング貼ってその上からアタリを付けるようにしよう。万が一汚れがついた時の紙やすりとかシール剥がしも持っていこう!
しかしこの補修費は、壁が使い捨てではなく再利用されるということなんですよね。展示会の数日のためだけに建てては壊すシステムは本当に嫌だったので、ちょっと安心した気持ちもあります。
さあ、大量に届いたマニュアル情報、引き続き取りこぼしのないようキャッチアップしていくぞ〜!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください
PARANOMAD
原田美帆