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【NY挑戦の記録】 SHOPPE OBJECT 壁パネル図面を読み解け!の巻

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。

壁パネル図面が届いた!

先日、壁パネルの図面が欲しいとオペレーションチームにメールしたところ、図面が届きました。

問い合わせの様子はこの投稿から

こちらが壁の図面です

イージーウォールパネルシステム!おそらくレンタル品ですね。壁の損傷へのめっちゃ厳しいルールはこのパネルを使い続けるため。思わぬトラブルで壁を傷つけないか怖いところですが(保険ではカバーされないんだろうか)。

損傷したパネル:
以下に対して修理料金が発生します:デザインや濃い色で塗装されたパネル
パネルにスプレーペイントやマーカーを使用した場合
壁に残されたホチキスやその他の取り付け金具
1/4インチ(6mm)以上の穴
取り除かれていないグラフィック、壁カバー、壁紙
いかなる種類の接着剤や接着残留物
1/4インチ(0.635センチ)以上の大きさのねじ穴
単一パネルに10穴を超えるねじ穴の数量
接着剤による壁の損傷、壁紙の直接適用、木材やその他の材料での壁の被覆、表面が正常な状態に戻されず、釘、ねじ、または壁アンカーを含む外国の材料が残っている場合壁に残された鉛筆の跡は損傷料金の対象となります

注意: 出展者は、自分で壁の穴をスパックルで埋めることはできません。そうしないと、損傷料金が発生します。

以下の料金が適用されます:
壁に残されたラベル/価格シール/シール残留物:1ラベルにつき10ドル
壁に残されたねじまたはハードウェア:1ねじまたはハードウェアにつき10ドル
壁に残されたビニール文字:1フィートあたり20ドル
壁に残されたシャーピー、ペン、鉛筆:1パネルにつき500ドル
1パネルに10穴を超える場合:1パネルにつき300ドル
1/2インチ以上の穴:1パネルにつき500ドル
パネルを貫通している穴:1パネルにつき500ドル
壁に残されたアンカー/トグルボルト:1パネルにつき500ドル
壁に残された壁紙/壁紙残留物:1パネルにつき500ドル

怖すぎ損傷リスト

ほとんど釘打ちOK!

説明によると、赤いボード部分は6kgまでの釘打ちが可能とのこと。表面が6mmのMDFということで「MDFって石膏ボードみたいに釘が効かないんでは?」と不安になり、大工でもある師匠に聞いてみたら「圧縮素材にも種類があるから、大丈夫なやつなんだと思うよ」と。図面に書いてあるんだからその通りなはずなのですが、全部の作業や確認を一人でやるって心許なくて。この一言でヨシ!と前に進めるのです。師匠ありがとう。

インチ表記!

図面を拡大すると、、

な、、、なんですかこの表記は・・!2と3/8インチ、28と3/4インチ、、これでパッと寸法入ってくるのか。認識のロジックが違いすぎるで。必要ないかもしれないけど、現場でテンパらないようにセンチ換算しておきます。

アクリル棚はOK


先日質問した、無印のアクリル棚の取り付けは問題ないとのこと。使用するかどうか分かりませんが、とりあえず良かった。ネジ2箇所で12kgまでOKなので楽勝です!フライヤーを置いてもいいな。

会場マップ共有なし!


アクリル棚を含め、展示に使うかどうか迷っているものはとりあえず持って行こうと思います。 というのも、まさかの会場マップは搬入まで公開されないという・・・!びっくりです。日本の展示会では事前に出展者に共有されることが殆ど。どんな位置にあり、動線からどう見えるのかシュミレーションができない。初回だしおまけ枠で入れたようなものなので、好ポジションってことはあり得ませんが、全然わからんのや。シュミレーションしたところで、現場で臨機応変に変えていかないといけないですが。

あと10日で渡航、印刷物の納品もギリギリで固まってきました。スリル満点のこの時間を楽しみます・・!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください

PARANOMAD
原田美帆


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