【NY挑戦の記録】この糸がNY展示会にならぶんよ!の巻
こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。
糸を仕入れる
PARANOMADが作っているのはテキスタイル、織物。その原料は『糸』!いまはコットンをメインに作っています。10月も下旬になり、いよいよニューヨーク展示会にならべるテキスタイルの制作をスタートする時期。
なのですが、フと糸がならぶラックを見ると3コーンしかない、、、糸が、ないやん!ってことで、いつも仕入れさせてもらっている会社さんに電話。在庫の8キロちょいを押さえてもらいました。つぎに糸が入荷するのは2025年になってからだそうで、めちゃくちゃヤバかった。
織物の価値は織り上げる技術や工程にもありますが、まず何といっても原材料の糸から始まります。そのため、糸になる植物の栽培から手がける方もおられます。
泣いても笑っても
今回仕入れた8キロの糸で織れるのは約25メートル!おぉ、そ、そんなけしかないんか!!←いまこのnoteを書くために計算して判明。詳しく言うと、Mサイズの糸は25メートル分。Lサイズの糸なら5メートル、合わせて30メートルほどでしょうか。
展示会に持って行きたいブランケットの数、各種サイズを展開したクッションカバー、ランチョンマットなどの小物、、全部カバーするには、ちゃんと必要数量を確認しながら進めないと足りない!なんてことになりかねません。怖い!
シルクに挑戦
コットンだけの生産管理(上記のような混乱状態に生産管理と名づけていいのか甚だ不安だけど)に加え、シルク製のブランケット生産にも挑戦します!今日は、峰山にある京都府織物・機械金属振興センターに相談に行ってきました!
いつも使っている綿番手にちかいシルクの糸を教えてもらったり、試作をするための織機や仕様をどのように決めるのがよいか、研究員さんに親身に考えてもらいました。
秋も深まり、いよいよニューヨーク戦に向けて加速して行きます!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください
PARANOMAD
原田美帆