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【挑戦の記録】これが2024現在のカンパニープロフィール!

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。

今は関西国際空港で、フライト直前の待機中です。
NYでは、展示会SHOPPE OBJECT視察と小売店のリサーチを行います。目標は20店。前回の訪問で見つけたお店や、今回初めて訪れる場所などにPARANOMADプロダクトやサンプルを持ち込み、商談(に、なるのか半端なく不安です。怖いです!)をしてきます。どのような方向性や価格であればお店で扱いたいと思うのか、聞いてきます!

お店には、自己紹介としてカンパニープロフィールを持っていきます。今日はそれをシェアしますね!はじめに自分で書いたものを、Chat GPTを通して客観的な表現に置き換え、そこからまた調整しています。

PARANOMAD

PARANOMAD(パラノマド)は、「UNIQUE TEXTILES FROM TANGO」をコンセプトに、京都・丹後地方で創業者の原田美帆がデザインから制作まで手掛けるテキスタイルブランドです。2023年4月には自社工場「MADO」をオープンし、工場見学やクラフトツーリズム、ており体験などを通し「テキスタイルでつながりを生む工場」を目指しています。

PARANOMADのテキスタイルは、織物組織の構造と素材の実験で見つけたユニークな表情や、丹後の伝統的織物にヒントを得て制作されます。そこに地域の風景や文化を融合させ、その魅力をテキスタイルを通じて発信しています。

ブランド名 PARANOMADは、原田美帆のニックネーム「パラ」と窓を意味する「窓(MADO)」を掛け合わせ、「NOMAD(遊牧民)」も取り入れた造語です。テキスタイルが生活に寄り添い、人生を共に旅する存在となることを願っています。自社工場「MADO」は丹後エリアの「窓口」となることを目指しています。

経歴

1981年 兵庫県生まれ
2005年 京都市立芸術大学彫刻専攻卒業
2007年 同大学院彫刻専攻修了
2007~2011年 住宅メーカーでインテリアコーディネーターとして勤務
2011~2014年 現代彫刻家のアシスタントとして活動
2015年 京都・丹後に移住し、PARANOMADを創業

原田は祖父の影響で幼少期からアーティストを志し、芸術大学を卒業後にはインテリアコーディネーターとして空間デザインとビジネスを学びました。現代アートの制作現場での経験を経て、2011年にはひとつの窓のためにオリジナルのテキスタイルからカーテンを作りたい、というアイデアを抱きます。

丹後産地との出会い

2014年、職人と直接連携できる環境を求めて日本国内の織物産地のリサーチを開始しました。そして知人の紹介を受けて丹後地方の地域活性プロジェクトに参加し、織物職人との接点を得ます。丹後半島は京都北部に位置し豊かな自然に恵まれ、古代から貿易や文化の交流が盛んという歴史があります。着物の「丹後ちりめん」産地としても有名でした。都市部からほどよく離れており、制作に集中できる環境として移住を決断します。

丹後で織物産業と出会う

丹後に移住後、初めて目にした織物の美しさ、工場の風景、そして職人たちの高度な技術と感性に圧倒されました。特に初めて機織り機の動きを目の当たりにした際、まるで雷に打たれたような衝撃を受け「織物は彫刻」だと思ったのです。織物は一見平面に見えますが、実際には経糸と緯糸が立体的に交差し、機織り機は上下左右に大きく動き、空間の中で織物が出来上がっていきます。「織物の“経糸“と”緯糸”は経度と緯度と同じ、空間を示す言葉」という学生時代に聞いた言葉も胸の奥からよみがえり、テキスタイルの中に彫刻を再発見しました。

ON BOARD!

さあ、搭乗時刻です!行ってきます!


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください。

PARANOMAD
原田美帆

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