【NY挑戦の記録】個人事業でもできるんだよ!の巻
こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。
秋のイベントを終えて
阪急うめだ本店のポップアップとRENEWを終え、秋の販売イベントを終了しました。これで、いよいよ来年頭のニューヨークに火力を集中させていきます。
新製品開発、製品ラインナップの整理、卸売のための情報整理、販促品の作成、広報。いま見えている(把握できている)工程はこんな感じなのですが、足りてるのだろうか、汗。
大切なのは規模じゃない
昨日まで参加したオープンファクトリー「RENEW/まち、ひと、しごと」。これまで中川政七商店やD&Department等全国にショップ展開する企業や、何台も続く老舗企業のファクトリーブランドが出展されてきた場に立てたことは、ほんとに幸運でした。PARANOMADが産地の中で育ってきたこと、産地を循環するプロジェクトでありたいこと、右も左も分からないなりに積み上げてきたものを認めてもらったような気持ちです。
そして、前々回のnoteにも記しましたが、参加企業さんの取り組み、姿勢、システム、信念。すべてシビれるものばかり。これまでつながりのある企業さんはそのほとんどが繊維系かクラフト系なので、ホテル運営や地域商社さんなど幅広いカテゴリの方とご一緒できたのが嬉しかったですね。同時に、PARANOMADがテキスタイルを作るだけではなく、そこを起点に産地内外をつなぐコミュニティを拡張していきたいこと、たゆまず前進させていかねば!と改めて思いました。
「RENEWはじめて参加させてもらうんです!」と会話すると、よくどうやって参加したんですか?と聞かれました。先日投稿したとおり「実行委員会さんにメールで参加したいと伝えましたと言うと、かなりの確率で驚かれました笑。よく出れたな、笑。ピックアップ&選抜基準は詳しく知らないですが、ほとんどの参加企業さんが主催者からの声掛けで決まっているそうです。
しかし、諦めてはそこで試合終了。体当たり営業でも、個人事業でも、出展できたのです。小さくとも、まだまだ未熟なところがたくさんあっても、やればできる。個人事業でRENEWに出てるなんてすごい!と言ってもらえたことも何回かあり、素直にうれしかったです。いや、ほんとまだまだ過ぎですが。
ニューヨークもね
審査待ちのショップオブジェも、こんな小さな個人事業が挑む規模のマーケットじゃないって、多くの人が思っているかもしれません。だけど、マイクロ規模のファクトリーが挑んだっていい。背伸びをしまくった挑戦が、この数ヶ月の密度をとびきり濃くしてくれています。きっと、その門を突破して現地の会場で「え!?個人事業でやってるの?」と聞かれて、笑顔でYESって答えるんです。福井では、照れ笑いのはぐらかした答え方になってしまっていましたが、アメリカらしく「そやで!かっこいいやろ!」ってバイヤーさんの心を掴むのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください
PARANOMAD
原田美帆