
【NY挑戦スピンオフ】 EUインテリアマーケット弾丸視察DAY2!の巻
こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。泥くさいホフク前進で進む日々を、ここに記録していきます。このnoteを通して、海外販路を目指す方とつながり、パラノマドを応援してくださっている方にオンタイムで活動をシェアし、アウトプットを通して挑戦と向き合う場にしていきたいと思っています。
充実のDAY2!
ヨーロッパインテリア市場弾丸リサーチ2日目。私は視察団の皆さんより1日前にロンドン入りしたため、初日はフリー行動でした。1日かけて、駆け足ですがいろんなスポットを回れました〜。
TATE
テートは、イギリスにある美術館のグループで、主に国立の近代美術や現代美術のコレクションを所蔵・展示しています。以下の主要な4つの構成施設があります:テート・モダン(Tate Modern):
ロンドンにあり、現代美術を中心に展示しています。旧バンクサイド発電所を改装して作られており、その建築自体も注目されています。世界中の現代美術作品を展示し、特に大規模なインスタレーションやモダンアートで知られています。
(・・・他の施設の説明は省きます)
SANDWICHで働いていた時から行ってみたかったTATE。なんと入場無料でした(有料の特別展はあり)。近現代の作品を中心に美術館の空間をひさしぶりに堪能。芸大生〜バックパッカー期にみたことのある作家の作品は、当時の記憶までひっぱりだしてくれます。

Savile Row
次は高級テーラーが軒を連ねる通り、サヴィル・ロウへ。丹後のKUSKAさんが販売展開するHANTSMANの店舗を訪ねて、、、みたら日曜でクローズ涙。そう、ロンドンの店舗は土日休みのところが多いです!(健全!)。

すぐそばに、ニューヨークSOHOにもあった紳士服店Drakeを見つけて一周。ポップなインテリアはNYだからか、と思っていましたがロンドン店もでした!

お次のスポットまでは二階建てバスで移動。ハンツマンはお休みでしたが、バスに乗れたからいいとしよう。
Kings Street~Interior distinct
おしゃれな店が集まる通り、と聞いていたチェルシー区のキングスストリートへ。確かにハイエンドなお店が続々。でも私が入りたい系統とはちょっと違うな、、と思いつつインテリアショップを見つけて入りました。ニューヨークでいうところのどの位置付けの店だろう?などと考えながらぐるり。

そして、このまま歩いてても好みのお店とは遭遇しなさそう、と思いGoogle Mapに「Interior shop」と入力してみると、、続々とピンが表示される!!すぐそこのストリートがインテリア界隈だったのです。お〜!やった!と思いピンをタップすると営業時間外!そっか日曜だったわ笑。営業していた2-3店舗のみですがウォッチできて満足しました。クッションカバーの品揃えがNYより多い!人気なんだろうか。

Victoria &Albert Museum
ロンドンと言えば行ってみたかったV&A!行ってみて驚愕!NYで言えばメトロポリタン美術館のような巨大施設。ここでは1時間程度を予定していたので、割り切ってファッション部門と日本美術部門のみを駆け足で回りました。その2部門ともに展示されていたのは須藤玲子さんの「布」作品。さ、流石としか言えないです涙。

ミュージアムショップでは、どんな商品がどんな価格で売られているのか、洗濯タグの大きさ、位置、タグの印刷内容などを細かにチェックしました。いざ、海外に持っていくバージョンって考えたとき、日本と同じ仕様でいいのか?欧米基準があるのか?という点に、最近になって気がついたのです。結果、ミュージアムでチェックした商品は各社バラバラでした笑。

JAPAN HOUSE LONDON

今日ラストはジャパンハウスロンドン。施設の説明は省きますが、多くのお客さんで賑わっていました。ここでも大きく取り扱われている「布」さんの商品。圧倒的でした。スタッフさんにお話を伺うと、布を表現する切り口が多角的で、魅力的で、大人気とのこと。数々の展示を国内外で行い、書籍も発行して。機屋さんと産地と重ねてきた気の遠くなる時間が、これだけの力を持つのですね。

渡航前に、知り合いを通じてJAPANHOUSE LONDONのマーチャンタイザー(商品の選定や買い付けをする人)さんに繋いでもらえるかも!?という話があって、連絡を待っていたのですがタイミングが悪かったようで。今回は紹介していただくことは叶いませんでした。でも!ここで何もしないパラノマドではありません笑。店頭で突撃!営業です。日本人さんスタッフに話して、担当さんとまずは、メールベースで連絡を取れるように対応していただきました。
チーム合流
朝から強風だったロンドン。視察メンバーの飛行機はキャンセル、遅延、別空港へ一旦降りてなどの混乱がありつつ夜には集結できました。明日からはチームでC&C ショールームへ。いよいよ本編の始まりです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください
PARANOMAD
原田美帆