【見ないと損】東京2021年パラ水泳の見どころベスト3!
2021年東京パラは本当に開催されるのか。
観客席を想定の半分に減らし直接観戦できるようにするのか?
最悪、無観客で間接的にしか大会を見ることができなくなるのか?
先行きが見えないものの、着々と時は近づいている。ここまで来たら開催されることを願うばかり!
ということで今回は、これさえ見とけば東京2021年のパラ水泳は楽しめる!という種目や開催日についてご紹介します!
1.男子50m自由形S11(全盲)
まずは、全盲クラスの世界最速を決めるこのレースの決勝に注目してもらいたい。2021年8月27日17:00 ~ 20:30に開催予定となっている。
(チケット2,800円~7,000円)
このレースに上がると予想される上位8名の選手は大接戦になること間違いなし。世界の誰が金メダルでもおかしくない!
(2021年1月12日現在)ランキングでは、決勝に残れる全員が26秒で泳げる実力を持っている。
日本選手もメダル獲得が期待できる種目となっているので、ぜひ見ていただきたい。
そしてなんといっても、50mのゴールの合図を視覚障害者の頭を叩くことで知らせるタッパーにも目を向けてほしい。タイミングがぴったり合った選手がメダルを獲得できると言っても過言でない。
タッパーと選手のコンビネーションに、パラ水泳の魅力を感じること間違いなしだ。
2.女子200m個人メドレーSM7
この種目の決勝も2021年8月27日17:00 ~ 20:30の予定である。
個人メドレーは4種類の泳法をすべて見れるので、障害による泳ぎの得意・不得意、泳ぎ方の違いを知ることができる。また、戦略の立て方次第で、順位が変わりやすいため見ていてワクワクする種目だ。
2019年の世界選手権では、まさに予想できないラストの展開がみられて、非常に盛り上がった。
この種目さえ見れば、パラ水泳通であることは証明できる。
東京パラではどんなレースが見られるか?
ワクワクしながら待ちたい。
3.男子50m背泳ぎS6
皆さんご存じだろうか?
パラ水泳のYoutube動画で2700万再生された驚くべきレースがある。
2012年のパラリンピック決勝の映像だ。中国の選手のうねる芸術的な泳ぎ!そして力強いキックに感服するばかりだ。
この選手は引退しているものの、同じ障害のある選手が中国に現役でいる。
そして現在、この両腕欠損の選手と同様の障害である選手は、S6でなくS5 と、重い障害区分で戦うことが多い。
そのため、今回のおすすめレースは、男子50m背泳ぎS5なのだ。ちなみにS5クラスの100m背泳ぎは東京大会で開催されない。
決勝は、2021年8月31日9:00 ~ 11:30である!
ぜひ生で見てほしいレースの一つである。
最後に
以上、東京2021年のパラ水泳で期待しているレースベスト3でした!
「パラ史上最高の大会」と言われ、78万枚のチケットが売れるといった大盛況ぶりを見せた2012年ロンドン大会。
東京2020年ではそのロンドン大会の第1次販売時の申込数よりなんと、3倍多かった。つまり関心が高く、期待度もかなりのものだった。
しかし、2020年12月にそのチケット払い戻しが相次いでいることから、直接見ることは断念していう様子が伺える。
皆さんが家で見ようと思っているのだと信じたい。
(見るの止めるなんでいわないで。)
大会があるのかという不安な気持ちを抱きつつ、それでもあると想定して練習する選手たちをせひ多くの人に見てもらいたい。
引き続き、パラリンピック選手を陰ながらサポートできればと思う。
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編集長
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