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専業主婦が働き始める理由②お金のため

30代~40代の岡山在住の主婦300人に「働きたいですか?」と尋ねたところ、ほぼ全員が「働きたい」と答えました。
そして、働きたい理由については、複数回答とし、下記の結果になりました。

「働きたい理由」ベスト3
①自己実現のため
②お金のため
③社会とつながっていたいから

②お金のため

これは、一見、マズローの5つの欲求のピラミッドの下2つだと思われますが、専業主婦の場合ちょっと違います。

生活のためのお金ではなく、何かをしたことに対して対価をいただきたい、その対価が「お金」である、ということです。

家族のために日々行う専業主婦のお仕事の対価は何もありません。強いてゆうなら子どもの笑顔と夫の「ありがとう」でしょう。家族が元気に笑顔で、快適に暮らせる環境を整えることが、日々の目標であり、家事の目的です。

どんなことをしているのか、細かく分析をしたら、日々のTODOはたーくさんあります。本人ですら意識せずにやっていることが多く、ほとんどの作業項目は、やって当たり前になっていることでしょう。

生活維持または、より良い生活のためのたくさんのTODOを女性が行うのは、日本の歴史であり文化であり、風土になっています。女性がやって当たり前なのです。

専業主婦が働く理由「お金のため」は、承認の欲求を満たすためです。やって当たり前ではなく、やってくれてありがとう!の対価としてのお金が欲しいのです。
時給よりも勤務時間や勤務地にこだわるのはそこに理由があります。

誰かに認められたい
誰かに尊敬されたい
誰かに褒められたい

家庭内ではその欲求は満たされないないですし、目に見える「承認」が欲しいのです。



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