バリキャリママは大変!⑥子育ては夫婦の協働事業
「夫がオムツ交換してくれる」
「夫が子どもと遊んでくれている」
ってよく聞きませんか?
状況を踏まえると、
「子どものオムツを換えるのは母の役目だけれど、キッチンで鶏の唐揚げをしていて手が離せないので夫が代わりに換えてくれている」
「洗濯物を干している間に子どもがベランダに来たら危ないし、まとわりついてはかどらないけど、夫が遊んでくれていたら早く済ませる」
と言った感じでしょうか。
子どものお世話は
してくれるではなくて、するではないでしょうか?
「夫がオムツ交換をする」
「夫が子どもと遊ぶ」
です。
子どもを産むのは女性ですが、育てる段階では、男女の役割はないと思います。
子育ては女性がするもの、という昔からの固定観念が根強く残っているせいか、または女性側に「夫に子どものことを手伝てもらう」という意識が根強くあるせいか、役割分担ができてしまっていますね。
確かに、女性の方が圧倒的に子どもと一緒にいる時間が長いです。
一緒にいる時間を妊娠時期からだとすると、生まれた時点ですでに約1年の差があります。
「自分のおなかを痛めて産んだ子ども」と昔の人は言いますよね。
出産は、母と子の協働作業です。そして、母は自分の身を削って母乳を与えます。大変なことを一緒に乗り越え、さらに血を分け一心同体であり、運命共同体なのです。母子の絆が強いのは仕方ありません。
でも、子育ては父と母の協働作業であるべきです。育児休暇制度自体が固定観念を作り上げている可能性はあります。
とは言え、意識することはできるはずです。
子育ては父と母の協働事業です