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バリキャリママは大変!⑯どうするPTA活動
PTAとは、「Parent-Teacher Association」のことです。
各学校の保護者と教職員(児童・生徒は含まない)による児童生徒のための無償ボランティア活動を行う組織です。子どもたちのために、保護者と教職員が同等の立場で一緒に学校の運営を円滑に行うための組織です。
任意で加入・脱退ができるのですが、小学校に入学すると同時に会員になることが当たり前になっています。運営は会費で賄われているため、公立の学校では、年間で数百円~数千円程度を給食費や副教材費などと一緒に納入しているかと思います。最近では、あくまでボランティアであり、任意団体のため、強制的な加入ではなく、意思を確認している学校もあるようです。
つまり、同じクラスに会員と非会員の親を持つ子どもが混在することになります。PTA会費で購入した図書の本や什器など、非会員の子どもは利用できないということにもなりかねないので、きちんとしたルール決めが必要です。
「役員」の選び方や仕事内容についてよくネットや口コミで耳にすることがあるでしょう。
学級や学年ごと、文化や保健など活動ごとの組織にそれぞれ中心となって実働する人を「役員」と呼びます。参観日の懇談会、講演会などの事前の準備、補導、PTA新聞を作成し地域に配布する広報活動などが主なお仕事となります。
1960年に始まったベルマーク運動も役員のお仕事に含まれます。各家庭から商品の包装紙やパッケージにつけられた「ベルマーク」を集め、それを各企業ごとに仕分けし、集計します。1点あたり1円が預金として設備や支援学級などの運営費として活用されます。
そんなPTAの活動や存在そのものに異を唱える方が多いように感じますが、バリキャリママにこそ率先して役員活動をしていただきたい!