世界線を移動する
人生の転期は人それぞれ。若くして夢を叶える人もいれば、大器晩成型で達成する人もいます。時と経験を重ね、成熟したからこそ拓ける道もありますし、成功したが故に、落ち目の恐怖で必死にしがみ付く道もあります。人生が続く限り’今が全て’と言う訳ではありません。
現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」。私が一軒家をリノベーションして創っている「魔女の家」は、この徳川家康が窮地に追い込まれたところから天下統一を果たしていく舞台となった大変パワフルな土地。
何度も窮地に立たされ、幾度と奇跡を起こしてきた家康は、強運の持ち主と言われています。風水や呪術、薬草(薬の調合も自分でしていた程)にも精通していたと言われていますよね。魔女味溢れています。
天下統一を果たし、およそ260年にも渡る時代を築き上げた徳川家康は、大器晩成(大物になる人物は、発達が遅くとも時間をかけて成功する)の象徴のような存在です。
夢は叶えたいけれど、そこにいくまでの「道」が無いと感じている家康が、時に自分の至らなさ・負けを認め、時に天下を治めるまで、仲間達と共に成長していく姿は、グッとくるものがあります。
道を切り拓く意図のWitchcraft(魔術)で使われる、風のエレメントのアサメイ(短剣)を扱うには「知性」と「覚悟」が必要ですが、私はこの「どうする家康」で描かれる家康の心の育みから、学ぶ事がとても多いと感じています。
今日は、望む未来の世界線へ移動する「きっかけ」を掴むための’魔女のエッセンス’を。
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Daily Ritual
「わたし」を育む、現代魔女のエッセイコラム。日常のRitualに(不定期更新) 「今」感じている事、気になったテーマについて綴っています。
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