今、ミレニアル・Z世代の現代魔女達は「Threads」をどう使う?
新たな時代を切り拓いている「現代魔女」たちのムーブメントは、ヨーロッパをはじめ世界中で巻き起こっている。
さまざまな抵抗運動の中心で活動家としての顔を持つ「現代魔女」たちは、LGBTQIやトランスジェンダーなど人種差別、ファシズムや男性中心主義、資本主義社会の抑圧からの解放のために闘う、フェミニスト(女性解放思想)達が多い。
タイムリーでイギリスに住んでいた私には記憶に新しい2017年、パリ市民の間で起こった労働法に関する政治的デモは、魔女たちが中心となりデモを行っていたし、2019年に起こった「命の行進」に反対する中絶の権利を求めたデモの中心でも、黒い洋服とトンガリ帽子の姿で現れたマルセイユ(仏)の魔女達が声をあげていた。
当時、SNS上でも #MagicResistance の書き込みが流れていたし、先駆けてメディアにも注目されるようになったヨーロッパの現代魔女達の活動は、米国のフェミニスト運動にも影響を与えていきました。
政治と呪文が入り混じるムーブメントは、大きく分離していた現実世界と精神世界が一致していくような勢いがあったし、
フェミニストとしての政治的な一面と、タロットなどのト占術や占星術、トランスなどの体験を日常の当たり前とするスピリチュアルな一面。その両方兼ね揃える「現代魔女らしい強さ」が今の時代にマッチし、新しい「流れ」を築いているのだと感じました。
かくゆう私も、誰でも視覚的に理解できる魔術(ウィッチクラフト / 芸術・アート)やリベラルアーツのWS、個人セッション、現代魔女の戦闘服をスローガンとした洋服のブランド「alt」でファッションやデザインに落とし込んだり、女性たちをエンパワーメントしながら、偏見や差別の無い社会を創っていこうと活動しています。
ここで語るのは、Japanese Witchとして活動をする私の「体験」から見えてきた生きた情報、世界の現代魔女達の「今」です。
世界のフェミニストな現代魔女達は、今。
先日発表された新たなSNS「Threads」ですが、イギリスやイタリアなどヨーロッパ各地の現代魔女達も、いち早く取り入れて上手く活用しているようです。
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