見出し画像

アッチノメモ📝2024/02/11

先にこちらの記事を読んでから読んでもらえると嬉しいです↓

2024年2月11日に見た夢。

デパートのような場所から始まった。
アタシは見知らぬ女性と一緒に長いエスカレーターに乗って上へ向かっていた。

この場所は前にも夢で来たことがある。
でも、夢の中のアタシの感覚ではパラレルワールドにいるような、同じであって同じではない場所だった。
別の世界の人に招待されて見学をしに来たような、そんな感覚があった。

前に来た場所と同じはずなのに雰囲気が全然違う。不思議だなぁ。

そんなことを考えながら長いエスカレーターを降りると、その先は広めの踊り場のような場所になっていた。
そこから更に短めのエスカレーターが上に向かってあちらこちらに伸びていた。

「この後のご予定は?」

一緒にいた女性にそう聞かれて

「あー、もう少しこの中を見てから帰ろうかと思っています」とアタシは答えた。

「そうですか。私はこっちなので、お先に失礼します」

女性は笑顔でそう言うと、右上に向かって動くエスカレーターに乗った。
チラッとこちらを見ると、小さく手を振ってくれた。
アタシは去っていく女性に向かって何度か会釈をして、そのまま目の前にあった短いエスカレーターに乗った。

お腹が空いたな。先に何か食べたい。
あっ、でもこの世界のお金を持っていないかも?ATMって使えるかな。

そんなことを考えていたらどんどんお腹が空いてきて、アタシは気がせっていたのかバッグから財布を取り出していた。
エスカレーターを降りると、十字に通路が分かれていた。
まっすぐ進んだ先に何かの雑貨が売っているお店があって、スタッフらしきスーツ姿の男性がショーケースを拭いていた。

「すみません」

声をかけると、男性はゆっくりと立ち上がった。
紺色のスーツを着ていて、丸顔、長めの茶髪だった。

「いかがなさいましたか?」

「あの、お金を下ろしたいんですけど、どこかにATMはありますか?」

「申し訳ございません。只今の時間帯はATMのサービス時間外となっておりまして、ご利用になれません」

そんなようなことを言われた。
男性にお礼を言って、エスカレーターの方へ戻るようにとぼとぼと歩いていたら、左側の通路に飲食店がたくさんあるのが見えた。
何の匂いなのかわからないけど、美味しそうないい匂いがしていた。

あー、ATM使えないのかぁ。
何も買えないと思ったら余計にお腹空いてきたな。

そんなことを考えながら右側の通路に進もうとした瞬間、足の先で何かを踏んだ感触があった。
見てみると、四角い銀色のプレートのようなものが落ちていた。

あれ……これってアッチノ世界で拾ったやつに似てる。

夢の中の記憶なのか、プレートを拾って財布に入れている映像が見えた。
同じように落ちていたプレートを拾おうと屈んだ時だった。
小脇に挟んだ財布の中で何かがストンと動くような感覚があった。
アタシは落ちていたプレートを拾って、左手に持ったまま財布の中を見てみたら、さっきの映像で見たのと同じ場所に銀色のプレートが入っていた。

えっ、なんで。アッチノ世界で拾ったやつがこの財布に入ってるの?

まるで夢で見たことが現実に現れたような、そんな驚くような感覚があった。
さっき拾ったプレートと重ねるように、財布の中にあったプレートを持ってじっくりと見てみた。
50円玉や100円玉のような質感をしていて、切手よりも一回りぐらい大きいサイズだった。

何か文字が書いてある。

〝紫色のスカーフの女性 蒸しパン5ヶまで可〟

そんなようなことが書いてあった。

紫色?蒸しパン?どういうこと?

そう思っていたら……

「いらっしゃいませー」と女性の声が聞こえてきた。
前を見ると飲食店がある通路にベレー帽のような帽子をかぶった女性が立っていた。
首には紫色のスカーフを巻いていて、女性のすぐ横に大きなセイロが置いてあった。

見ていたら女性と目が合った。
女性はアタシの手元を見ると笑顔で
「そちらご利用になられますか?お引き換えできますよ」と言いながら、セイロのフタを開けた。
中には美味しそうな中華蒸しパンのような何かが詰まっていた。

これであの蒸しパンが食べられるの?
それならもう一枚は何が書いてあるんだろ。

そう思って見ようとしたら目が覚めてしまった。
もう一枚のプレートには何が書いてあったのか気になる。
そんな夢でした。

今回もAIアプリを使って再現してみたけど、やっぱり難しいですね。
あのエスカレーターがあった場所は、雰囲気的にこの2つの夢に出てきた場所と少し似ていました🌚



#夢日記
#日記
#明晰夢
#異世界
#パラレルワールド
#夢
#怖い夢
#怖い話
#ホラー
#アッチノ世界
#不思議
#物語

いいなと思ったら応援しよう!