副業農家は、なぜオリーブ栽培を選ぶのか?
こんにちは。副業農家候補生のナガオカです。
今日は"副業農家"を目指すにあたって、なぜオリーブ栽培を選んだのか?をお話したいと思います。
農家ってやっぱり大変
私が副業農家になるテーマは「仕事を辞めずに農家になれるのか?」です。
農業を始めていくにあたって、色々と調べました。
「農業経営指標」という、栽培物に対してかかる労働時間とそれに対しての所得がの目安があります。
これでみると例えばトマトなら10a(1,000㎡)で15,000kgも獲れて、176万になるけど、労働時間は1,828時間
時給換算すると962円。
https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/engei/attach/pdf/koshueki-6.pdf
調べれば調べれば調べるほど、農家になるって大変で現実的でない。
病気、虫、水やりに除草(これが一番の大敵とのこと)さらには収穫。15000kgも獲れてしまうと考えるととんでもない物量をひたすら収穫するだけでも一苦労。
当然ながら手間暇かけてこその農業ともいえますし、だからこそ美味しいものができる。という農家の皆さんの苦労は並並ならないものだと思います。
タイパ必須
しかし、副業農家。なんとか両立させるための最低条件は時間。だろうということで、手間がかかりにくい栽培物を選択することが必須。
もちろん収益は大事だけども、そもそも省力化できかが成功のカギと考えました。
農業経営指標を見ると、果樹は野菜と比べると相対的にかける時間は少なめ。
これならいけるかと思いきや、果樹の最大のリスクは、「結実するまでに数年かかること」
まさに桃栗三年柿八年です。
結実に時間がかかる…しかし裏をかえせば、そもそも果樹を栽培するには、それ以外に収入が必要であること。
まさに副業農家が選ぶべきものとも言えますね。
オリーブは葉も活用できる
さらになぜオリーブ?それを選んだ最大のポイントは「葉も活用できる」ということ。
オリーブはポリフェールを多く含んでいて、葉も同様。
そのためオリーブ茶という形で販売可能だったりと、他の果樹にはできない活用方法があって、結実する期間を待たずに収益化を図れる。ということです。
省力化できる?
さらに、副業農家に必須の省力化についても地植えできるならば、手をかけることがほぼなし。
作業の大敵、除草作業も除草シート敷いてしまえばその作業のなくなる。ということで手間もかからない。
そういった理由もありますが、木を育てたい!という自分の趣向も大きいですし、
もともとお茶が好きなので、自分で作ったオリーブ茶も飲みたい、そして結実できるようになったらオリーブの実でピクルスやオリーブオイル作れるようになったら…を想像したらワクワクしてます。
そういったことで以下理由でオリーブ栽培していきます。
苗の育成期間が必要(副業だから経済的に対応できる)
省力化しやすい
結実を待たずに葉で収益化が可能
木を育てたい
自家製オリーブ茶、ピクルス、オリーブオイルを楽しみたい
なお、手間がかからない地植えでのオリーブ栽培ですが、実は地植えせずにポット栽培をする予定です。
その理由はまた次回。