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龍眼(ロンガン)スイーツをつくってみた

前回、初めて行った業務スーパーで「龍眼」なるフルーツを購入した。

前回の記事はコチラ↓


帰宅してから、龍眼について調べてみた。
龍眼は中華料理によく使われる果物で、ライチの仲間である。
実の中央に黒い種があり、この種が龍の眼に似ていることが名前の由来だ。
原産地は東南アジアから中国の南部。
中国や台湾ではよく街路樹として植えられており、植木鉢で育てることもできる。
現地では家庭で楽しめる身近なフルーツらしい。
薬用効果があり、漢方にも使われる。
また、最近 日本への「生の龍眼」が輸入解禁したことでも話題になっているようだ。

さて、5粒ほど食べたが龍眼はまだまだある。
せっかくだから、龍眼を使ったスイーツを作ってみよう!
少し食べてみて、私の頭には既にいくつかのレシピ案が浮かんでいた。

・杏仁豆腐に入れてみる

中国産のフルーツなのだから、中華系のスイーツにしてみよう。
杏仁豆腐に入れるのはどうか。
杏仁豆腐は、もともとは薬膳料理だったと聞いたことがある。
龍眼も漢方に使われるらしいし、方向性が合っている。

これに入れるだけ。お手軽。
杏仁豆腐と龍眼。スプーンに「効能」が乗っている。

これはイケる!予想通り、相性ぴったりだ。
缶の原材料名を見てみると、黄もも、りんご、みかんは中国産である。
100円足らずの価格でアジアンな気分に浸れるとは。はごろもフーズ万歳。

・みつ豆に入れてみる

龍眼は中国の家庭で親しまれる身近なスイーツであるという。
蒸し暑い夏の日、市場や庭先でよく冷えた龍眼をシロップと一緒に喉へ流し込む・・・日本でいう、ところてんやみつ豆のような存在ではないだろうか。
ところてんの「三杯酢」「黒蜜」は龍眼と相性が悪そうなので、みつ豆を採用することにした。

「杏仁缶」と同じく、はごろもフーズに協力を求めた。
龍眼みつ豆。龍眼が白玉に見える。

さわやか~~~!龍眼、甘味にも合うじゃないか。
しかもヘルシー。このみつ豆缶は、内容量190gでたったの93kcalだ。
食後のデザートとしても、罪悪感なくいただけますよ。

・ヨーグルトに入れてみる

龍眼の食感の楽しさと半透明の果実の見た目は、アロエに似ている。
ヨーグルトに入れたらおいしいのではないか。
朝食アロエヨーグルトならぬ、龍眼ヨーグルト。作ってみよう。

食感の違いをより楽しむため、フローズンヨーグルトを作ることにした。

水切りヨーグルトに砂糖と泡立てた生クリームを混ぜ合わせ、ジッパー袋に入れて冷凍庫で冷やす。
2時間後、凍ったヨーグルトを袋の上からモミモミ。
もう1度、凍らせ→モミモミを繰り返したら完成だ。

龍眼ヨーグルト。ヨーグルトの水切りから食べるまでに半日かかった。

リッチ~~~~!ジェラートと龍眼で、いわばイタリアンとアジアの融合である。
生クリームのコクが強すぎて、龍眼の青っぽさとやや相性が悪いのが難点。
ヨーグルトだけで十分おいしいかも。

おわりに

初めての業務スーパーへ行き、龍眼を手に取った日から1週間。あらゆるレシピで龍眼を堪能できた。
あの日、いつものスーパーで特売のたまごや豚肉を買っていたら、こんな経験は味わえなかったと思う。行ってよかった。
ちなみに、前記事で見た子豚の冷凍の使い方が気になって調べたら、クックパッドの「豚の丸焼き(17~19㎏程度)」というレシピが出てきて爆笑した。レシピあるんかい。クックパッドに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「変わったフルーツを食べたことがある」「業務スーパーで買い物をする」という方、ぜひコメントで教えてください!

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