戸籍変更後の証券・銀行・クレカ【マイナンバーの表面を活用】
名前変更・性別変更した後は、証券口座、銀行口座、クレジットカード口座の名義変更が必要になります。
銀行口座などは、新しい口座を作ってしまった方がいいかもしれません。が、楽天経済圏だったり、iDeCoや証券口座と紐づいていたり、融資を受けた口座でしたら、変更が必要になります。
1.変更前後の情報が分かる必要がある。
いずれにしましても、①変更前の名前、②変更後の名前、のどちらも載っている必要があります。これが、悩ましいところです。
一般に、証明書類で一番身近なのが、「運転免許証」なのですが、性別欄の記載がありません。よって、運転免許証は性別が変わったことの立証書類にはなりません。また、普段から使いますので、はやく変更後の名前のものにしておきたいところでしょう。
そこで便利なのが、「マイナンバーカード」です。名前や性別の変更前にカードを作成しておき、変更後に「追記」してもらえばいいわけです。普段使いませんしね。
戸籍変更前にマイナンバーカードは作っておきましょう。確定申告とかにも使えて便利ですよ。(⋯もっとも、「追記」してもらうのはやや屈辱的なのですが。これが嫌な人は、後述の「改正原住民票」で地道に対応しましょう。私は飲酒して記憶をぼんやりさせてから、行きました⋯)
2.マイナンバーカードだけじゃなく、住民票も便利だが⋯
他にも、変更前後の情報が載っている「住民票」、すなわち、「改正原住民票」でも大丈夫なのですが、これは大抵「原本」が必要とされます。毎回取得していますと、地味に出費となります。
なお、私が2022年に経験した限りでは、なぜか「楽天カード」だけはマイナンバーカードが使えませんでしたので、楽天カードだけ住民票の原本で対応しました。
ちなみに、「戸籍謄本」は、使えないケースが多かったです。ただ、大学の卒業証明書の名前変更などは、戸籍謄本が必要でした。勤務先でも戸籍謄本を求められましたね。
3.手早く済ませましょう。
転職などでマイナンバーカードの提示が必要になる前に、手続きは早く済ませてしまいましょう。
1000円程度支払えば、マイナンバーカードは再発行できます。(ただ、2022年時点で私は0円で再発行してもらえました。0円か1000円ということです。)これで戸籍変更前の名前・性別は、マイナンバーカードから消えます。
なお、「マイナンバー確認書類」としては、①マイナンバーカード、②マイナンバーが記載された住民票の写し、③住民票記載事項証明書のいずれかを用いれるようですので、②や③でOKでしたら、マイナンバーカードの再発行自体も不要ですね。
なお、マイナンバーは性別を特定しないはずとされております。
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