Retina #118
このレチナもやはりヤフオクで落札したものである。
何年か前に中村光学で整備したという事だったので大枚を叩いて落札したのだった。
手元に届いて気になったのが裏蓋の張革。
本来なら裏蓋全体を包むように貼られているのが剥がされて#010か#013辺りのものに替えられていたのだ。
ちなみにスプロケットは#117と同じで貫通していないので初期の生産だというのがわかる。
動作の方はTが調子悪かったが何度か動かしているうちに正常になった。
アクロスを装填して3月〜8月にかけて撮影した。
一本撮り終えて、現像所からネガとデータが戻ってきてガッカリしたのは無限遠のピントの甘さ。
やはりこんなものなんだろう。
そして以前にも書いたのだが、裏蓋解放ボタンの脱落・紛失、タスキのネジの脱落である。
裏蓋のボタンは完全ジャンクから流用できたが、タスキのネジは修理に出さなくてはならない。
困ったものだ。