かなまら祭り2023(前祭)
かなまら祭り
日付:毎年4月 第1土曜、日曜(多分)
場所:神奈川県 若宮八幡宮境内 金山神社
川崎大師のほど近くにあり男性器をモチーフにした飴やお神輿で有名。
前祭で行われるのは
14:00~ 大根削り
17:00~ 宵宮祭
かなまら祭りの行われる4月はさくらが見頃で境内の雰囲気もいい。
この鳥居にの奥にもうひとつ鳥居があり、そこから見ると正面に見えるのが若宮八幡宮だ。
そしてその若宮神社の左側に金宮神社は鎮座している。
さらに金山神社の左にも稲荷神社があり、赤い鳥居が連なっている。
私は昼過ぎに最寄りの川崎大師駅に着いた。
駅を出て右側にある駐輪所の方に進み、その前にある横断歩道を渡ればもう目的地の金山神社だった。
横断歩道待ちの中学生くらいの、おそらく地元の女の子2人組(自転車に乗っていた)が、「ねぇ、あのお祭り…w」「ヤダヤダ名前は言いたくないw」とヒソヒソおしゃべりしていて微笑ましかった。
神社は大きさで言えばそこまで広くなく、新宿区の花園神社よりも少し小さいくらいだろうか。
ネットで見た本祭の写真よりも穏やかで 地域的な空気感だった。
とはいえ(私のような)カメコや、海外の方が多かったが。
着いた頃には大根削りが始まっており、桜の下に1列低い机が置かれ、それを囲むようにして事前に申し込んだ方々が男性器の形に大根を削っており、ちょっと宴会のようにも見えた。
法被を着た女性が参加者を煽って笑い声があがっており、和やかで良い空気だった。
15時頃になると参加者は若宮八幡宮本殿の横にある、金山神社の本殿に入っていき、ご祈祷を受ける。
その後みんなで完成した男性器大根を持ち、集合写真を撮って終了という流れのようだ。
大根は持ち帰っても奉納しても良いらしい。(前述の法被の女性によれば、持って帰った場合は食べないとご利益はいただけないらしい。丁寧に調理方法まで説明してくださっていた。)
本殿の中が見えた時、中に男根やらの油絵が飾ってあったが、なんなのかは分からなかった。
金山神社の本殿の前には絵馬殿があり、ここの梁?にも男性器を模した木彫りがたくさん置いてある。天井にも男性器、女性器の絵が。
そしてこの鍛治道具のような神紋
こちらは金山神社の御祭神、金山比古神(カナヤマヒコ)と金山比売(カナヤマヒメ)の二柱が鉱山や鍛冶の神であるからとの事だ。
イザナミが火の神であるカグツチ(タイムリーにもたしか炭治郎縁の神様)(関係ないけど)を産んだ際にそばで化生なさったこと、イザナミの火傷を看病なさったたことから、カナヤマヒコとカナヤマヒメが、性神・下半身の神様とされたようだ。
最近鬼滅の刃も刀鍛冶編に入ったが、あの刀鍛冶の里の人々もおそらくこの二柱を信仰していたことかと思う。
大根削りの後の宵宮祭も見たかったが、時間を間違え見損ねてしまったので法被を着ていた方に内容を尋ねてみたが、外向けの祭りではないんでそんなに派手な感じじゃないんですよー💦と仰っていた。
前祭参加勢はよっぽどコアなファンと、本祭と間違えて来てしまった人が多そうな印象だった。
来年はぜひ本祭にも参加したいものだ。(本祭ではDJが回されているらしい)
終
金山神社横のお稲荷さん
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?