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1K・ベランダ・貸し農園
「40代一人、10帖のワンルームに住んでいます。」
という未来はあまり想像していなかったが、実のところ、それは快適極まりない。
前職はビジネスホテルのフロントだったのでシングルルームの狭さはよく知っている。
稼働率の高いホテルだったが床面積の大半はベッドで、バスもトイレも冷蔵庫も小さく、眺望は壁だった。
今借りている1Kはそのシングルルームより広いが、ベッドは置いていない(床面積の大半がベッドに占められる事への恐怖かもしれない・笑)
そして独立したバス/トイレに加え、小さなキッチンすらある。
ビジネスホテルのシングルルームを思えば至れり尽くせりの設備である。
シングルルームに連泊し続けていると考えれば、まるで夢のようだ(笑)
ただしここでも眺望は壁、である。
ベランダから見えるのは自宅マンションの設備と隣接マンション群の壁、だ。
ベッドに床面積を取られる事は回避できても、眺望は変えられない。設備を取り払うことも隣接マンションの壁を取り壊すこともできない。
であれば、ベランダを工夫すればそれら眺望をカバーできるではないか!
シングルルームでは叶わなかった眺望が、自力で改善できるのはありがたい。
やはり連泊ではなくて、賃貸サイコウ(笑)
と前置きが長くなったが、実は部屋を借りるときにこだわったのがこの「ベランダ」だった。
最初からワンルームを借りるつもりだったので、小さくてもサードスペースになり得るような場所が欲しかったのだ。
そこに日が当たり、風が通ればパラダイスにさえなり得るではないか……!
そしてこの賃貸契約から1年数ヶ月後、、
新たな賃貸契約を結んだ。
それは「貸し農園」。
郊外に36㎡の畑を借りた。
“1Kとベランダと貸し農園”。
そんな生活をここに綴っていきたいと思います。