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みんな、ひざが痛い

年を取るのが怖いです。若い頃に人生の先輩方から聞かされていた体の不調、あれは予言だったのかと思うくらい、ちゃんと全部、順番にやってきます。

手始めは眼でしょうか。わたしは小さい頃からゲームが大好きで、ゲームウォッチに始まり、ファミコン、ディスクシステムにスーパーファミコン、ゲームボーイ、ロクヨンからプレイステーションまで、一通りやり込んでいますので、ド近眼でした。そして、30歳くらいの時にレーシック手術をしました。これ以上削れない限界まで角膜を削って、視力は0.02から1.0に回復しました。

ところが、ここ1~2年、遠くが見えなくなってしまいました。車の運転が危ないレベルまで視力が低下したので、眼鏡を作りに行きました。眼科の先生に、レーシック手術をしているのに、急に視力が低下するなんて、なにかの病気でしょうか?、とお聞きしたところ、

「老眼です。」

グサッ。バッサリ切られました。わたしは、遠くが見えなくなるタイプの珍しい老眼のようです。近くはよく見えますので、まあ、いいでしょう。すっかり眼鏡女子(?)です。

そして、体は常にどこか痛いです。わたしの場合は、むくんだ足とお腹ですね。いつも痛いので、あまり気にならず、お腹に至っては、腹膜炎で救急車で運ばれるまで、そんなにひどいことになっているとは思っていなかったくらいです。腹膜炎は緊急手術しましたが、今でもやっぱりお腹はだいたい痛いです。
ぎっくり腰やら、ヘルニアやら、腰も色々やらかしています。

今回の本題は、わたしはまだ痛くなってはいないものの、先輩方を苦しめている、「ひざ」の痛みについです。きっと近い将来、わたしも痛くなるんでしょうね・・・。

ひざの痛みの原因の多くは、太もも内側の筋肉の低下や、骨盤のゆがみにより「O脚」になったり、「体重が増加」したりすることで、ひざに負担がかかり、ひざの内側の関節軟骨がすり減って、骨と骨が摩擦を起こすようになり、膝の内側の関節が変形してしまうからだそうです。ひざ関節にかかる体重の負荷が、内側7、外側3の割合なのも、内側が変形してしまう一因です。全国で、ひざ関節症に悩む方は1,000万人。日本人の8~9割はO脚らしく、予備軍を合わせると約3,000万人もいらっしゃるそうです。4人に1人です。
靴底の外側がすり減っている方や、まっすぐ立って、ひざに隙間があく方は要注意です。

「ひざの痛み」に苦しむ方々を救おうと、サプリ業界、サポーター業界、製薬業界などのみなさんのがんばりで、世の中にはひざ関連の商品がたくさんあります。
そして我々、靴業界にも「ひざ」に着目した商品があります。しかし、それぞれ考え方に少し違いがあるので、我が社で取り扱いのある商品の特徴を整理してみました!

RakuWalkラクウォークKNEESUPニーズアップ(アシックス商事)
産・学・医の共同開発
「あなたのひざを快適に。」
2020年グッドデザイン賞受賞。
特許取得のMCCS(メディアル・クッション・コントロール・システム)
靴底のかかと寄りの内側にクッションを配置し、かかとが地面に着地したときに、たわんで、足を外側から内側に傾けます
12,000~15,000円+税

ニーズアップ

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アサヒメディカルウォーク(アサヒシューズ)
産・学・医の共同開発
歩質ほしつアップ!ひざへの底力、歩きの質を高めよう」
ものづくり日本大賞、九州経済産業局長賞受賞。
特許取得のSMH(スクリュー ホーム ムーヴメント)機能搭載。
靴底のかかと部分にスクリューの形をした丸いゴムが付いていて、かかとの着地時にスクリューのフィンがたわみ、踏み込むとつま先をやや外側に回旋させます
14,000~25,000円+税

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YOUDOユウドウ(ミズノ)
ひざの専門医との共同開発
「ひざがラクする優しいシューズ」
特許取得のひざ誘導ソール。
靴底に、軽量なミッドソール、高弾力素材、底面のクッションホールを組み合わせた3層構造で、衝撃を吸収し、歩行時の体重を内側へ自然と誘導します
14,000~18,000円+税

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以上、3つを比べてみました。
※弊社全店ですべての商品をお取り扱いしていないので、取り扱い店舗はお問い合わせください。

3つとも、X脚の方には向いていませんので、気をつけてください。
また、医療器具ではないので、ひざの痛みが治るわけではありません。
関節軟骨はすり減ったら元には戻りませんので、それ以上悪くならないようにすること、そして何より、予防することが大切です。
足を動かすのに不可欠なお尻や太ももの筋肉を鍛え、ストレッチで関節を柔軟にするのがポイントです。
筋力が付いてきたら、今回ご紹介したようなシューズを履いて、週に3回くらいウォーキングをするといいそうです。
女性の平均寿命は87歳で、健康寿命は73歳らしいです。
昔の悪口と言えば、「おまえなんか、死んじまえ~」でしたが、ここ20年は「あんたなんか、死ねやしないわよ!」らしいです。長生きする分、体の衰えと向き合っていく日々も結構長いです。死ねないが悪口になる超高齢化社会。生きるって、大変ですが、自分の体と向き合いながら、楽しく、いつまでも健康的に年を重ねたいですね。
我が社も微力ながら、お客様の健康的なくらしを支えていきたいと思います!

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