第5回週一冒険☆ほぐし、うらなう。
今回の冒険は2本立て。
本来は3本立てだったんだけど、お店の時間が変更されてて行けなかった。
行けなかったお店は飲食店だったので、こちらはまた次回に。
というわけで行ってきたのは、人生初のマッサージ。
ここんとこ、手指関節痛が酷いのに加え、右側肩甲骨のあたり?が重くて痛くて。
腕全体も痺れてくる位。
というわけで、我が家の近くにも乱立する整骨院に行くのが1番よいのだろうけど、あえて都会のマッサージ屋に行ってみよう!と行ってみた。
それが冒険かよ!と思われるだろうが、私は人生で1回も行った事がないので、冒険なのである。
大都会のど真ん中にあるマッサージ屋でありサイトなど見るととてもキレイであったので決めたんだが、超絶普通な感じだった。
(なんかこうもっと、高級感漂うのを想像してたのに)
いや普通よりちょっとくたびれた感。
施術するお部屋(と言ってもカーテンで仕切られてるだけ)は薄暗い設定で、頭部部分に穴があいてる例のベッドがあった。
私の担当になるだろう男性マッサージ屋さんに着替えてくださいね、と短パンとTシャツを渡される。
「し、下着は!?脱ぎますか!?」と素っ頓狂な声で聞いたら「脱がなくても大丈夫ですよ」と冷静な回答が返ってきた。
なんか、すまん。
薄暗いのと、カーテンだけの仕切りとが頼りなく、その中で着替えるのはちょっと緊張する。
着替えの最中になんかあったらどうすればいいのだ!!
このまま売り飛ばされたらどうすれば!!
とすっかり初老である事を忘れ、超絶短髪(私は何故か背は小さいがガタイがよく、ショートカットだと小さいオッサンか悪役女子プロレスラーのように見える。ガンになっても繊細な容姿にならないのは何故)な事も忘れ、乙女心発動。
アワアワしてたら、「お着替え終わられましたか?」の声。
「おわりました!!!」とまたしても、間抜けな声をあげるワイ。
「じゃあ、うつ伏せでベッドへお願いします」
案の定、私に何が起こる訳でなく売られもせずに、普通にマッサージを受けたのであった。
案の定、ほんま、すまん。
マッサージはめちゃくちゃ気持ちよかった。
どのくらいの強さがよいかと調整してくれたり、どのへんが痛いのかを問われたりした。
よい感じでやってほしい箇所をマッサージしてもらい、10分100円で頼む息子マッサージとは全く違う事に(当たり前)感動すら覚える。
60分3300円。
うむ、満足した。
次回からは整骨院に通うとしよう。
さてそこから向かうは、次の人生初の事。
「占い」である。
今まで1度も対面の「占い」にお金を払った事がない。
どちらかと言うと「占い」は好きだ。
雑誌を立ち読みしたり、ネットでも無料のはとにかく見る。
ただ、いつも「占い」をするほど、あまり悩んでいないか、占いで解決出来るレベルの悩みでないかのどちらかなので、結果占いにお金を払う事もなかった。
ちなみに近親者には占いを家業としてる方がいて(口コミではかなり評価が高い)、昔にご好意で無料で見てもらったという経験はある。(今考えるととても贅沢だし、とても面白く楽しかった!)
というわけで有料で占ってもらうのは、私にとってかなりの冒険である。
こちらは30分3600円。
相場がわからないので、高いのか安いのかよくわからん。
占い師さんを指定し予約して行ったが、10分ほど待たされた。
画像で私より年上そうな経験豊富っぽい方を選んだがお会いしたら、私よりもお若そうな方だった。
占い師さんは画像では少し老けた方が重厚な感じがするのかもなあ。
にしても、画像老けすぎだ。
写真よりお若い(40代か、もしかしたら30代かも)その占い師さんに「何をお聞きになりたいですか?」と問われきづく。
どうしよう。別に占ってほしい事ねえ!
私の冒険は「占いを有料でしてもらってみる」事だったので、特に占い内容は考えてなかったのだ!
というか、有料の占いだから座っただけで
「あんた、今こうなんだね。だが、こうしな!地獄に落ちるよ!」とかになるんだと思ってた。
違うんかい。
というわけで、咄嗟に思いついたのは
「私がどういう人間か知りたいです」
だった!
そして、占い結果は
「肝っ玉かーちゃん」
であった。
30分!3600円!の結果、肝っ玉かーちゃん。
「ずっと動いてる人。自分以外の誰かのために奔走してる。」 との事。
たぶんそれって、がんで倒れる直前までのアタシだなあと思う。去年のアタシだ。
今はぐうたらしてる。すごいワガママになってる。やばい。
ちなみに、昔からどんな占いを見てもいつも思うのが「それ去年の私だ」なんである。
なんか1年ほどズレてるのだ。(そう思うだけかな)
こういうの他の人もいないのかな。なんかズレてる人いないですか?占い結果、、、。
さてさてお話を戻そう。
それだけでなくいろんな話をしたが、当たってないとこもあるし(でもなんか当たってないって言うのが申し訳なくて「あーそうです、そうです!」と言うてしまうのであった)、当たってるなあと思うとこもあった。
それ当たっててほしい!な事もあった。
占い師さんもとてもいい方で楽しかった。
けど、エンタメ的にはもっとすごいのを見たかった、、、と思ってしまう。
だって、大衆演劇は1900円で3時間の物凄いエンタメだったんだもん。
なんか物凄い事が起こってほしいけど、そういう楽しみ方ではないのかな。
悩み事があれば、もっとオドロキがあったかも知れないなー。
そういや、占い結果は出たけれど相変わらず私は私の事がよくわからない。
肝っ玉かーちゃんでもない気がする。
人のためになりたい!と奔走してるというか空回りしてる気もする。
めちゃくちゃ嫌なやつやなと思うし、本当にクズやなと思う側面もある。
とか思ってると「そんなにいやでクズな人間でもない!!」とか否定したい。
強いし、弱いし、強くもないし、弱くもない。
優しいし、酷いし、無責任だし、責任感は強い。
人は大好きだし大嫌いだし、常識的だが非常識だし、頑固者で優柔不断。
ケチだけど、浪費家。
うむ。やっぱりよくわからん。
歳を取れば取るほど、世の中の事が理解出来るんだろうと思ってたけど、知れば知るほどこの世は複雑で単純でますますわからん。
自分の事も若い頃よりどんどん複雑で単純でわからん。
皆、完全に自分の事理解出来てるんだろうか。すごいな。
というわけで、なんとなく不完全燃焼な冒険になった気がするのはなんでなのだ。
お次はもっと生年月日なんか言わずとも、みたいな占い?行ってみたいな。
手相とかどうだろう。
そこには1年前の自分をまた見つけてしまったりするんだろうか。
まあなんか結局、私は私を理解しないままこの世も紐解けないまま今世を生き延びてくんだろうし、なんというか占いでは分からないほど、ある意味私の未来は私の思い通り。
てこと。