冬の1人旅〜1日目3/3(木)[1/2]
ルート
出発
昨日は、仕事で疲れていたので、荷物をまとめずに寝てしまった。
予定をたてて、下川町の五味温泉をじゃらんで予約したまでは良かったものの、泊まり旅行は久しぶりだったので準備時間を甘く見ていた。
砂川ハイウェイオアシスで、そばの実ジェラートを食べたくて、9時の開店には着けるような予定時間にしていたが、すでに朝8時半くらいになってしまった。もう開店には間に合わない。開店に間に合う必要はないが、それだけ時間は詰まってくる。堪らず高速に乗ることにした。
旅行には関係ないが、今年の札幌の大雪で狭い道は雪と氷でガタガタなので、高速までの道を案内したGoogleナビになんでこの道を?と聞きたい。軽自動車が輪だちの段差にガンガン音をたてる。
会社から出張の時に乗るのは、札幌北ICだったので今回もそうかと思っていたが、後からGoogleナビを確認すると札幌ICからだった。
ETCカードを持っていないので通行券を取る。高速に乗る時は大概時間がない場合なので、ETCカードを持つべきかもしれない。
砂川サービスエリアに着く。ここからハイウェイオアシスに行けるはずだが道が見当たらない。雪で視界が悪い上、予定時間より遅いので焦っていた。そもそも砂川なら日帰りで来れるので諦めて深川まで高速に乗ることにした。
(札幌IC〜深川IC:2,830円)
こんなに高速は高かったろうか?「時は金なり」と言うが、朝早く起きていればかからずに済んだ出費である。そんなことを思いながら、高速を降りる。降り口のカーブにヒヤッとした。高速に乗るとスピード感覚が狂うので、時速60キロでもやたらと遅く感じる。気をつけたい。
①道の駅 ライスランドふかがわ
ここは、何度も来たことがあり思い出深い。
まだ建設業界にいた社会人2年目の秋に、石狩川の堤防舗装工事(下請)がすぐ近くで、1ヶ月近くいたはずだ。丁張設置とボサ取りまでしかいなかったが。毎昼休み、ここに食べに来ては元請に認められるため、レベル測量の計算を済ませたりしていた。自分の良い所だけを覚えているものだ。
こめっちワインという商品があり、深川でワインを!?と思ったが、醸造場所が小樽のナイアガラ白ワイン。明らかに北海道ワインの小樽醸造ナイアガラワインのラベルを変えただけである。
ぶどうの産地でもないはずだし、どういう便乗商品?と写真を撮る。(嫌な客?)
ここで買える米粉ドーナツと深川シードルは、とてもうまいのでオススメ。大量に買い込んでしまった。田舎にお金を落として、全く良い客である(自称)
おにぎり店の「手作り」という言葉につられて、すでに買いだめたペンギンのパンを片手間で食べていたのにも関わらず、たらこおにぎりを買う。味覚が偏っているので、もう少し塩が欲しい。
近くの「ふかがわシードル山の駅音江」にも寄る予定だったが、遅れているのでスルーした。
②道の駅 鐘のなる街・ちっぷべつ
ここにも来たことがある。敷地内に温泉もあるが、道の駅スタンプが置いてある建物は、駅というより小屋に近い。
おそらく、近所の知り合いであろう店員のおばちゃんと客が駄弁っていて、少しよそ者感がした。
連れられている若い女の子が卒業したらしく、店員から何かを貰っていた。
行ったことない場所に時間を使いたいので、ここはできるだけ急ぐが、せっかくだからと売り物をくまなく見て、トマトジュースを購入。さっぱりしてうまい。
③下幌加内ダム
これまでは高速か市街地だったが、ここからは通ったことのない山道である。天気も荒れてはいないが、曇りで良いとは言えない。
時々、輸送と思われるトラックが通るくらいで、雪にはまって人知れず遭難するのが怖い。
どうせ通り道ならと、ダムを見たかったが、入口がわからない上、雪にはまっても困るので、スルーした。
どのみちコンクリートダムでないとあまりカッコよくないやな。
④純白の丘
時期が時期なら、そばの花がキレイな
「そばの花ビューポイント」らしいが、とにかく雪・雪・雪
木々に雪が積もってるのはキレイだけどね
空も曇りで白だし、雪道も白だし、路肩の区別がつきずらくて、目が疲れるんよな。
スノーポールさまさま
⑤白銀の丘
純白の丘の近くのビューポイント
どのみち雪景色なのでスルー
街についたらホクレンで給油。スタンド店員慣れてないのかドア開けっぱで行ってしまう。
⑥八右ヱ門
幌加内そばの食べログ上位店だが、休業中なのでスルー。建物に積雪最大記録の位置が書いてあった。
⑦道の駅 森と湖の里ほろかない(そばダイニング そばの里、幌加内せいわ温泉ルオント)
街外れで周りには何もない。
駐車スペースまでの道が、1台分の車幅だけ除雪されており、迷路っぽくて面食らう。
Googleナビでは手前の建物が道の駅になっているが、やっている気配もなく、奥に駐車する。
屋内は、田舎の温泉ホテルといった感じで、広くはないがキレイ。テーブル式の電気暖炉があってオシャレ。
似合わないがスタンプが置いてあって、しっかり道の駅だった。
時間とお金が無限にあったら、温泉も入りたかったが、昼間は進み続けるんだ!
入口から右手に蕎麦屋スペースがあり、こっちも洋風レストランって感じでオシャレ。
数人他にも客がいて何か安心。良い店には生き残って欲しい。
鴨と迷うが、安めでうまそうな知床豚塩を注文した。野菜も入ってて色合いもよく、さっぱりしてうまい。
蕎麦屋何店か迷ったけど、この店にして良かった!
蕎麦こねてるとこも見えるようになってる!
お土産物スペース
焼酎や日本酒は飲めないけど、そば焼酎うまいのかなー?なんでも飲める人はいいな!
そばジェラートがあり食べたかった。だが、いつも食べない朝食を食べたのもあって満腹。
春に買った保冷パックに保冷剤数十個を入れてあったので、そん中にin!
次の日の朝ご飯にでもしよ♪
⑧そばの花展望台
マップだと近くなはずだけど、除雪された道もなし。時期じゃない時には誰も来ないんだろうなーw
もちろんスルー
段々天気が良くなり、運転がつらくなくなる。
⑨道の駅 絵本の里けんぶち
道の駅らしい道の駅。絵本の里というのにふさわしく絵本と、子供が喜びそうな木の人形が置いてある。
せっかくだから、少し立ち読み。
『ムーニャとほしのたね』は剣淵で生まれた絵本らしい。ジャックと豆の木の星バージョンみたいな話w
アルパカ賞の『悲しみのゴリラ』という絵本も手に取る。絵の色合いがキレイ。ゴリラの腕が紫色だ。
母親を亡くした男の子とゴリラが、母親について話していて切なくなった。
最終的に父親と悲しみを分かち合うんだけど、自分には父親がいず、そんでもって生涯独身かもしれないので、こういう家族と心の成長的なものが感慨深い。
前に旭山動物園のチンパンジーの家族を見たときと同じような気持ちになった。
アイスときけば食べたくなる性分なんだけど、なかなか持ち帰れないのが難点。蕎麦アイスがすでにあるし。
別にお腹弱くないから優しくなくていいよなって1人で自己完結して、珍しいキヌアケーキを買う。
道の駅巡り勢としては、こちらのクッキーも気になるけど、味は普通よな?って未購入。
節約はできてないけど、しなきゃとは思うのよ(笑)
なぜか凧。良い道の駅であった。
⑩ビバアルパカ牧場
ついに観光地らしい観光地☆
ブギウギ専務に出てたし、アルパカはあまり見たことなくて楽しみ!
とりあえず雪原にアルパカはいないな。
駐車場に地図があるのに間違って下の民家に降りてった💦疲れてるのか。
受付で千円がなくて万札払うとお釣を探させてしまって、申し訳なす。お釣あって良かった。
口蹄疫対策でブーツを消毒。
やっぱ偶蹄目?
100円なのでガチャガチャ入の餌を購入。
てっきり、柵の外からアルパカが見れるのかなって思ってたら、飼育員さんがいて中に入れた!
お触りもオッケーでこんなフリーダムな牧場なかなかない☆
エサを取り出すと3頭同時に寄ってきて結構大きいので怖い。エサを隠して手のひらを見せると良いと言われて、そうすると離れていくw
一番若い、じゃじゃ丸君はまだ一度も毛を刈ったことないベビー毛でオススメらしい。めっちゃ柔らかい。羊の毛は結構油っこいけど、アルパカはサラサラしてるらしい。逆に羊の毛が油っこいって畜大出身だけど知らなかったね!
飼育員さんは、1人相手なのにめちゃ懇切丁寧に説明をしてくれて面白かったし、嬉しい。
予定時間は25分だったけど、楽しいから過ぎてもいいや〜
ヒヅメが湾曲してる?
↑この写真のアルパカはお母さんで、神経質なのでたまにツバを吐くらしい。
↑パル君の弟?イケメンアルパカ
白毛のアルパカは大人しい性格を受け継いでて、
茶色毛のアルパカは、がめついとかw
茶色の1頭だけ、プラのエサ袋ごと食べちゃうけど、今の所は健康だとか(笑)
高山でコケみたいなのを食べるには下歯だけの方が食べやすいらしいので、前歯がない。
そんなもんだから、噛み切れない草が歯にはさまってる。
あと顔突っ込んで、柔らかい草を選んで食べるから顔にくっつきまくりw
↑パル君?もう誰が誰かわかりませんw
とにかく白いのがパル君で神経質。
木をがじがじ
ツバを吐くというのも、噛みつくことができないからアルパカにとっての最大の攻撃であって、とても弱いラクダ科の動物らしい。
噛み付けないと思うと、怖くないね。エサにがっつかれても押すとすんなり帰ってく。
↑雪積もりアルパカ
下顎だけ白いのもいるね
だいぶ楽しんだし、中にも見るとこあるのでと言われて、屋内で暖を取る。
誰の毛かわかるようになってんだ〜って目ン玉飛び出る値段。毛がストロー状になってるからすごく温かいらしい。6000円の白いマフラーが柔らかくてチクチクしないから買おうか迷ったけど、普段マフラーしないからなぁとやめた。
パル君、結婚したのね。おめ!
アルパカが結婚してるのにオマエらときたら…って特大ブーメランを思いついた(苦)
どうやって毛をくっつけてんだろ?
とか考えてたら、バタバタと受付嬢の方が来て、
ホット紅茶を入れてくれた!寒かったからめちゃありがたい!あと、車までの道少し雪積もったのを除雪してくれたらしい。ってか、頼んだわけでもないのに親切過ぎる!
話好きな方で、こういう方が話してくれんなら1人旅もいいな♪
田舎のが雪押す場所有り余ってるから、除雪が楽だとか、前は小樽に住んでたとか話した。
アルパカの話は、毎日ブラシかけてるのに即砂浴びされて嫌味っぽいとか、パル君みたいな1人で大人しいのクラスに1人はいそうだよねとか。(その一人は、うちだよ)って思ったけどそれは言わなかった。
アルパカの誕生日入りカレンダーも貰って帰り。
アルパカ見過ぎと、話しすぎて16時近くに。
士別市立博物館、世界のめん羊館、名寄市北国博物館は閉まるの早いのでもう諦め。
博物館はこじんまりだからいっかと
⑪道の駅 羊のまち 侍・しべつ
北海道で今一番新しい道の駅
だから、スタンプラリーにも載ってない。ドラぷらのGPSスタンプもなし。もちろん小綺麗
羊のまちってくらいだし、羊毛商品とあとは農産物、バレンタインデー後だからチョコが売ってた。
ビバアルパカでガリンコ号予約してないって言ったら、「ほんとに乗れるの?」って言われたので、ここで電話予約。明日の16時サンセット便!流氷は見れなくても海と夕日見れたら満足や!
⑫道の駅 もち米の里 なよろ
着いたら、やってるかわからない外観。入ると、まさかの蛍の光。営業時間は、18時までとサイトに書いてあったけど、実際今の時期は17時までのよう。
急いで同僚が美味しいと言っていた大福を買う。
全19種類もあって変わり種多数。確実に買いすぎて後日家族に半分譲る(笑)
駐車場で夕日の時間。キレイですね〜
後半に続く