[相談29]本当は結婚したいけど、年下彼氏が結婚したくないと言うので「結婚しなくていい」選択をしたけどこれでよかった?
アラフォーの方からの初の婚活相談。「結婚したい、でも彼氏が結婚してくれない」という、日本三大女子のお悩みのひとつです。「相手は答えを出しているのに言葉の裏を期待してキラキラ粉飾」は不倫・セフレ・望まない恋愛をしている女子の得意技ですが、彼女もまたこの沼にはまっているようです。
本相談のテーマ
・彼氏が結婚してくれない
・アラフォー婚活
・親のプレッシャー
・パートナーシップ
・年下彼
・都合のいい関係
・キラキラ粉飾
このnoteは相談者以外も読めます。上記テーマに悩んでいる人、あるいは分析に興味がある人は、購入してお読みください。
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『妖怪男ウォッチ』ぱぷりこの「お焚き上げ恋愛相談」始めます
https://note.mu/papuriko/n/n98f0f45c01f9
本お焚き上げの筆圧:☆☆☆
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相談者の年齢と職業/職種
・相談者:メレンゲさん。39歳独身。化粧品PR職。キラキラ職業&業界にいるものの、地味目な見た目&人見知りなところがあり、社交的というタイプではない。
・お相手:彼氏。31歳。元公務員で、現在は民間企業の営業職。コミュ力は高いものの、友人は少なめで、ウェイ系ではない。
◎詳細
・付き合って3年になる8歳年下の彼氏がいる。
・出会いのきっかけは、友人のホームパーティ。話が非常に盛り上がり、出会ってすぐに交際スタート。
・とにかく話が弾んだ。食べ物、仕事、友達、好きな映画やテレビの話などで盛り上がり、一緒にいるのが楽しかった。
・ちゃんと「好きだ」という言葉や愛情表現をしてくれたこともあり、どんどん好きになっていった
・メレンゲさんは1人暮らしで、彼は実家暮らしだったため、メレンゲさんの家でのおうちデートが多く、週末は一緒に暮らす感じ
・土夜からメレンゲ家でメレンゲさんの料理を食べ、月曜朝の出勤とともに出ていく生活が続く
・相手の両親・家族・友人には会ったことはあり、メレンゲさんの両親や友達とも数回会わせたことがある
・メレンゲさんは相手の関係者に会う時に、緊張してあまり密なコミュニケーションはとれなかったことがあった
・そのことについて、彼から「親や友達ともっと積極的にコミニュケーションを取って欲しかったのに残念だ」と言われたことがある
・メレンゲさんは彼と結婚したいし、子供も欲しいと思っていた
◎彼の結婚への意志について
・メレンゲさんは、彼が将来の話をしたり、一緒に住む話をしないことを気にしていた
・以前、2~3週間、メレンゲさんの家で過ごしたことがあったが、その時期はメレンゲさんが仕事が忙しく家事に手が回らなかった
・その時、彼は自分で家事をすることに耐えられず、出ていった
・将来の話や結婚についての有無などに対してのアクションがないのは、メレンゲさんの両親と食事した時に、メレンゲさんの両親から「結婚はするのか?」と聞いた時も同様だった
・両親は「結婚する」との言葉が当然出てきてしかるべきと思っていたため、落胆していた
・交際2年半頃から、メレンゲさんが結婚の話を彼に聞くたびに、彼が黙る、ということの繰り返しで話しは一向に進まなかった
・メレンゲさんが彼を問い詰めて聞き出した本音は、「子供が欲しくなくて親になりたくない」「20-30代遊んできた上で子供欲しいなんて言うメレンゲは強欲の極み」という考えだった
・結婚は子供を作るためにするものだと思っており、そのため子供が欲しくない彼はメレンゲさんと結婚する気はないことがわかった
・非常にショックを受け、このまま彼と付き合い続けるのか、結婚をあきらめるべきなのか迷う
◎その後の彼との関係
・彼を問い詰めたものの、頑として気持ちの変わらない彼と、「彼と結婚しろ!判子をおさせろ!」という親の脅迫にも近いプレッシャーに疲弊する
・北条かやさんの『ほんとは結婚したくないのだ症候群』を読んで、自分の仕事がうまくいっておらず不安を抱えていること、出産ラッシュのアラフォー友達が羨ましかっただけなんじゃないかとの思いを抱く
・そのため「彼を待つ」というより、彼が望む「パートナー」になれればいいかなと思い始めた
・貯蓄計画と保険を見直し、自分の人生計画を上書きしようと考え、準備しはじめる
・そんな中、彼に会いそれを伝えようとしたところ、突然「別れよう」と言われる。理由は「いろいろ言われても自分はメレンゲの言うような結婚はしない」から とのこと
・かなりムカついた。自分は彼と一緒にいるため、お互い納得できる方法を模索していたのに、彼は結局2人で考えることを放棄したと感じた
・メレンゲさんは自分で考えてきたことを話し、2人の問題を2人で解決しようと伝える
・彼は納得したのかどうかはわからないが、結婚をそれ以上迫られないことがわかってほっとしたようで、別れを撤回しもう一度付き合っていくことになる
・自分が都合のいい女になってしまったのは自覚はあるが、どうしても独身未婚彼氏なしの40女になるのが怖かった
◎両親の反応
・いったん彼との関係は現状維持で続けていくことになったが、それに対して結婚を期待する両親は猛反対
・結婚を決めきれないメレンゲさんカップルを非難し、「彼を訴える」などお花畑なことを言い始めた
・メレンゲさんは親には「彼と別れ婚活する」と伝えた
・実際に結婚相談所には入った
・高い入会金を払い、本当に婚活をするのは、半ば自分の結婚への保険と、こんな生活をする自分への親の非難の言葉を封じるため
・多少罪悪感はあるが、一生のパートナーとの生活を守るには仕方なかったと自分を納得させている
・親とはギクシャクしているものの、彼とはうまくいっており、先日も交際記念日を祝った
いま望んでいること。現状がどうなれば、自分にとっていいのか
・結局自分の中では彼が一番大事で、彼と結婚、家族になる、もしくは人生のパートナーと自他ともに認め合う関係になりたいという気持ちは変わらない
ぱぷりこに望むこと
・本当にこの決断がよかったのか、彼の本当の気持ちはどこにあるのか、客観的に分析をお願いしたいです。
感想&ざっくり総括
このお焚き上げ依頼は紆余曲折ありました。当初は「彼に結婚を決意させたい」と、かなり強気の依頼でした。しかし、相談受付中に彼との関係が変わり、「結婚」という条件を変更しています。2つの依頼文を合わせると画面真っ黒~、でねじれ構造が発生しています。「結婚したい」⇒「結婚しなくて付き合い続ける」選択をしたけど自信がもてない⇒「『結婚しなくていい』選択をしたけどそれでよかったのか」を分析してほしい、と変わっています。
まず最初にお伝えすることがあります。「本当にこの判断でよかったの?」という質問を他人にするものではありません。
「客観的に分析」という言葉でコーティングしていますが、これは「本当にこの決断がよかったの?教えて!」という依頼です。あと、私はエスパーではないので「彼の本当の気持ち」はわかりません。それは彼本人に聞くしかない。でも、聞けないし不安なんですよね?だからインターネットの妖精に依頼をなさっている。ですがそもそも「相手に聞けないぐらい不安になっている」という現状そのものが答えです。私は、この現状を私から見てどう見えるか、をお伝えするだけです。
自分の判断に自信が持てない時は誰にでもあるし、周りに意見を聞くのもしょうがない。でも、最後に「いろいろな意見があったけど私はこれを選ぶ。私はこれで納得している」と決断するのは自分です。「いいか悪いか」を人に聞いて自分の不安をやわらげようとしても、それはただの麻酔にしかすぎません。痛みの根本を見ない限り、状況は変わりません。違和感は自分の手で解消するしかありません。
私にこの依頼をしたということは、メレンゲさんは本当は問題点も何もかもわかっているんですよね。だってお焚き上げの相談文の中にぜーんぶ原因と答えが書いてあるからです。「結婚しなくていいと選択したけどなんか違うのでは?だって未来のビジョンが見えない」。しかし、ここまで自分で書いていながらも、踏み出せない・決断できない・自分の選択に自信を持てない・行動できない。なぜか?「不安」だからだと思います。
これは、ダメ男から逃げられない女性、セカンド・不倫相手に甘んじている女性全般に言える課題です。目の前の不安やストレスから逃避したいから、捨てるべきものにすがって、一時的な精神安定を得ようとしている。逃避ベースで物事を決定しているから、痛みはやわらがずにむしろ悪化していく。
不安でどろどろになっている自分の中身をきちんと直視しないと、全てがズレて、より不安な未来になります。というわけで、発生するダイオキシンをシカトしてお焚き上げファイヤーしますよ!
外部からの見解:「キラキラ粉飾で思考停止している」
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