君に会えない
もしも
今まで君に向けて放った言葉たちをかき集めることが出来たとして
一つ一つ拾い上げたら、きっと恐ろしい世界がそこに広がることでしょう。
怖くて恐ろしくて見ていられないほどになって
目を背けてしまうかもしれない。
でも、それは全て私の口から放った砲弾。
私が受けるべくして受ける深い傷。
君を沢山傷つけて、泣かせたあの日々を後悔しても
今更何も変わらない、今更何も始まらない
「ごめんなさい」という盾もいとも簡単に壊せてしまう砲弾は
二度と消えない。なくならない。
君はもう笑わない。私の言葉では笑わない。
君の柔らかいそのぬくもりに私は二度と触れられない。
私はもう、
君に会えない。
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