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【クソコラ多数】レート1898 銅鐸消失構築 ポケモンSVシーズン3


シーズン3使用構築

1.はじめに


どうもこんにちは、ぱぷりか ぷりおです。
ポケモンプレイヤーの皆様、シーズンお疲れ様でした。

今シーズンは新たにパラドックスポケモンが参戦し、僕もレートで使うべく友達からたくさんパラドックスポケモンを強奪した。

が、実は5体しか育成しておらず(しかも内3体は自前のハバタクカミ)ボックス内でじっくり煮込まれている子が沢山いるので、煮崩れする前に次シーズンで活躍させたい次第である。


2.構築経緯


シーズン3の環境として、まず自分が思ったのは「浮いている鋼が強い」のではないか、という事だった。

正確には地面技をすかせるポケモンで、代表的なのはミミズズや鋼テラスサザンなどである。

というのもシーズン3で流行っていたセグカミラッシャカミキョジオドオー(呼び方は諸説あり)に強く出れ、一体で複数のポケモンに対処できるというのが魅力だった。

ただ、自分が鋼テラスサザンのような中速中耐久のポケモンを使うのが苦手で、ゴリゴリに固いとかめちゃくちゃ速いとかが無ければ上手く無双することはできなかった。

そんな自分でも使えそうな浮いてる鋼を探したところ、選ばれたのがこの金属だった。

みんな大好きドータクンである。


特性浮遊で地面をすかし、鋼テラスをきればカミの攻撃も余裕で2耐えできる自慢の固さ。

型はHDに振った瞑想鉄壁アシパ型で、実際セグミミラッシャを一体で完封する試合もたくさんあった。

穏やか H244 B12 D252 @オボン 使いたい人はぜひ


この最強のドータクンを軸に、甘えるやマジカルフレイムで起点作りと抜きエースもこなせるハバタクカミ、裏選出として暴れられるドラパルトカイリュー、表裏どちらの展開でもステロでサポートできるデカヌチャン、ステロと相性が良く、積み対策もできるヘイラッシャを採用し、構築が完成した。

「今シーズンの記事はこれでイケる!ドータクンとかいうマイナーもいるし引きもバッチリだな!!」

と思っていた矢先、試合をしていく中である事に気が付いてしまった。
そう、瞑想アシパの元祖、クエスパトラの存在である。

ドータクンも固さの点で強いには強いのだが、いかんせん素早さが遅いためアンコール持ちに破壊される点や、ショボい火力、ドータクンにエースを任せるプレイヤーの不安など、気になる点も多い。

物は試しにとクエスパトラを使ってみたところ、「ドータクンが強いのではなく瞑想アシパが強い」という事が判明。

結局ドータクンはクエスパトラの心の中に生き続ける存在となり、当初のコンセプトであった「浮いた鋼の採用」もやめ、脳筋ゴリ押しで出来上がったのが今回のPTである。

ドータクンの右腕を引き継ぐクエスパトラ



3.個体紹介

①ハバタクカミ

ハバタクカミ

テラスタイプ:炎
性格:臆病
特性:古代活性
実数値:139(68)-
*-76(4)-187(252)-156(4)-195(180+)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース/甘える/サイコショック/マジカルフレイム


〈調整〉
HB...陽気珠ミミッキュの影打ち耐え
HD...臆病ハバタクカミのシャドボ耐え
S...古代活性発動時、準速スカーフドラパ抜き

パラドックス最強ポケモン。
マジカルフレイムを違和感無く撃てる事から、「アタッカーをしながら起点作りとしても機能するのでは?」と欲張った気持ちから採用。

技は、シャドボを入れても良かったがノーマルテラスですかしにくるゴーストが多過ぎたので、ステロ込みでテツノドクガやハバタクカミを落とせるサイコショックを採用した。
受け崩しとして機能する事もあったので、サイコショックにして正解だったと思う。

余談だが甘えるをうつと、実況者が好きそうな甘える瞑想ドレインキッス型と思ったのか、交代せず素直に倒しにきてくれるので起点作りがとてもしやすかった。



②カイリュー

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
実数値:197(244)-185(116+)-120(36)-
108-121(4)-114(108)
持ち物:ラムの実
技構成:神速/地震/龍の舞/流星群

〈調整〉
HB...テラス時マルスケ込みで、A236ヘイラッシャの雪雪崩3耐え
HD...臆病ハバタクカミのムンフォ(非テラス)+ムンフォ(テラス後)をマルスケ時に最高乱数切り耐え
S...竜舞後ガブ抜き
A...余り

裏エース①。
ハバタクカミで起点を作ると、相手が交代しても居座っても2回竜舞を積む事ができる。

ヘイラッシャで止まらないよう、流星群を覚えさせている。
C下降補正で無振りだがHB残飯ヘイラッシャを3発で倒せるので、ラム込みで相手の欠伸→交代読み欠伸の動きを封じて倒す事ができる。

今回の構築でちょっと気に入っているポケモン。


③デカヌチャン

デカヌチャン

テラスタイプ:鋼
性格:陽気
特性:型破り
実数値:161(4)-112(132)-
112(116)-*-126(4)-160(252+)
持ち物:気合いのタスキ
技構成:デカハンマー/地ならし/アンコール/ステルスロック

〈調整〉
HB...陽気テツノブジンのインファイト+影打ち耐え
S...最速
AD...余り

前シーズンから使ってたお気に入りの型。
絶妙に足りないクエスパトラの火力補助としても出すので、選出率は高め。

Bに振る事で先発でよく出てくるタスキブジンに対しても、地ならし+デカハンマーで安定して処理できる。

地ならしの使い勝手がすこぶる良く、ボルチェンで対応しようとするロトムやジバコイル、炎技で処理しにきたドクガを大幅に削れるので、裏のエースがとても動きやすかった。

初手のハバタクカミにも、どの型でも処理できるのも偉い。
毎回構築にデカヌチャンを入れてしまう癖があるので、そろそろ卒業したい。


④クエスパトラ

クエスパトラ

テラスタイプ:格闘
性格:図太い
特性:加速
実数値:193(180)-
*-123(252+)-121-90(76)-125
持ち物:食べ残し
技構成:アシストパワー/テラバースト/瞑想/羽休め

〈調整〉
H...奇数を維持しながら残飯回復量最高率
HB...なるべく高く
HD...特化アナライズジバコイルの10万ボルト2発を、瞑想→瞑想で最高乱数切り耐え

ドータクンのお陰で強いと気付いたポケモン。
天然持ちや耐久寄りのPT相手に出していく。

瞑想を何回積む必要があるのか、羽休めで何回加速を積めば倒せるのかを常に考える必要があるため、ダメージ計算ツールが手放せない。

格闘テラスタルがめちゃめちゃ読まれるので、安易にテラスを切って良いのか考えて動く必要がある。

よく後投げされるハッサムやドドゲザンに関しては、鉢巻ハッサムの鋼テラスバレパン2耐え、ドドゲザンの特化フェアリーテラバースト確定耐えなので、事故を防ぐ意味でもテラスタルを切って良いと思う。(計算した時意外と固くて引いた)



⑤ヘイラッシャ

ヘイラッシャ

テラスタイプ:地面
性格:意地っ張り
特性:天然
実数値:228(20)-
165(236+)-136(4)-*-115(236)-57(12)
持ち物:オボンの実
技構成:ウェーブタックル/地震/欠伸/雪雪崩

〈調整〉
HD...臆病眼鏡フェアリーテラスハバタクカミのムーンフォース確定耐え
S...同族意識
A...なるべく高く
HB...余り

耐久ぶっ壊れナマズ。
HDに厚く振る事で、特殊に対してもそこそこ動ける。

ステロ展開と相性が良く、欠伸ループに入れながら重いポケモンを削る動きが強かった。

シーズン後半に流行り出したクエスパトラもウェーブタックル2発で大体落とせたので、相手の積み構築に積極的に出していた。

毎度のことながら、HB残飯型だと思っているところに高火力を押しつける動きは強い。
HBロトムのボルチェンが半分入らなかった時は声が出た。


⑥ドラパルト

ドラパルト

テラスタイプ:炎
性格:無邪気
特性:すり抜け
実数値:163-
141(4)-95-152(252)-85-213(252+)
持ち物:いのちのたま
技構成:ドラゴンアロー/シャドーボール/身代わり/火炎放射

〈調整〉
漢のCSぶっぱ。

裏エース②。
テラスタルが無くても動けるスイーパーとして採用。
相変わらず様子見や交代際での身代わりが強い。

物理型と比べて火力は落ちるが、テラスタルを切らなくても戦えるため、カイリューやクエスパトラと一緒に出しやすかった。

両刀なので受けループにもそこそこ強い。

パラドックス参入からブーストエナジー等で上を取られる事が増えたので、相手のPTが対面かサイクルかを見極め、身代わりを残す必要があるのかなどを考える必要がある。

それでもなお、殆どの相手より上を取れるのは使いやすかった。
速さは正義。


4.選出

出相手の構築次第で変則的に出す事もあったが、基本的には3パターンだった。

vsクエスいけそう構築(基本選出)
デカヌ+カミ+クエス
カミ+クエス+カイリューorドラパ

vs裏エース刺さり構築、積み構築
デカヌ+ヘイラorカミ+カイリューorドラパ

vs受け構築
カミ+カイリューorドラパorクエス から2体

相手のPTを見て、ステロが刺さりそうなら基本的にデカヌチャンスタート。
無くても良さげならハバタクカミスタートの形がほとんどだった。

クエスパトラがいる以上、デカヌチャンや壁貼りドラパを警戒して身代わり持ちやスカーフトリック要員が出てきやすいので、初手に変な事されても大丈夫かを警戒する必要がある。

初手サーフゴーがなぜかめちゃくちゃ多く、最初はスカーフトリックを警戒していたが、隠密マント持ちが多くスカーフ持ちはほぼいなかったので、後半は無視してステロを撒いていた。
意外と何とかなってた。
(スカトリ悪巧みでの負けは無視)


5.キツかったポケモン


・キョジオーン

キョジオーン

PTの中で塩漬けをすかせるのが身代わり持ちのドラパルトしかおらず、そのドラパルトもキョジオーンを倒せないためかなり辛い。

キョジオーンが出てくる前にクエスパトラで無双体制を整えるか、クエスパトラで塩漬けを受けながら無理矢理積むかで対処するしかない。

コイツがいると「鋼テラスサザン、ほし〜」と思うが、コイツのために一枠割くなら諦めようと開き直っていたので、大丈夫っちゃ大丈夫だった。
案外出てこないし。


・負けん気ドドゲザン

ドドゲザン

起点にできない。

倒したくてもハバタクカミのマジフレやムンフォで能力が上がるせいで迂闊に攻撃できない。デカヌチャンの地ならしもヤバい。

幸いPT全員弱点を付けるので、さっさと倒してしまうが吉。

ちなみにドラパ対面は2回以内に必ず不意打ちがとんでくるので、2連続身代わり安定。


・ラウドボーン

ラウドボーン

起点にできない。

クエスパトラが3発で○ぬ。
先に積めれば良いのだが、デカヌチャンがコイツをバキバキに呼ぶためほぼ不可能。

テラスタルをきられるとカイリューも止まるので、選出がかなり限られてしまう。

ハバタクカミとドラパルトがそこそこ強いのがせめてもの救いだが、エースが2体使えなくなるので取り巻きによっては詰む。


6.総括

タイトルではそれっぽく見えるようにレートで書いているが、順位にすると最終2586位なので、順位自体はそれほど高くない。

最高は1700位くらいだった

グレーなタイトル詐欺だが、前シーズンの構築記事よりはマシなので許して欲しい。

夏休みの小学生のように最終日に猛スパートをかけ、80000位スタートからここまであげたので個人的には満足している。

毎回「もう少し早く始めていれば...」と思ってしまうが、もう3ヶ月連続こんな感じなのでしょうがないのかもしれない。

今回のはそこそこオリジナリティのある構築で順位を上げることができ、モチベーションが上がったので次回は1000位台、レート2000を目標に頑張りたいと思う。

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