【クソコラ多数】ポケモンSVシーズン2最高5000位くらい カラミンゴ失踪構築
1.はじめに
皆さんシーズン2お疲れ様でした。
パラドックスのいない最後の環境なので、変なポケモン(ピンクの鳥🦩)を始めとした色々なポケモンを使えて個人的には楽しかった。
最終的にはカイリューやガブリアスといった高種族値のモンスターが溢れる弱肉強食の世界が広がっており、泣く泣くマイナーポケモンは途中下車したが、それはそれでポケモンらしくて良かったかな、と思う。
2.構築経緯
始めは、タイトルにもあるようにカラミンゴ入りのサフゴカイリューを軸としたPTを組んでいた。(下画像)
構築までの流れとしては、まず軸として環境最強だったカイリューと補完枠として優秀なサーフゴーを採用。
「カイリューの型ってな、200種類あんねん」
と脳内のア○ミカが言っており、どの型にするか迷ったが脳筋ゴリゴリ戦法が好きだったため、火力のある龍舞玉カイリューにした。
サフゴカイリューでサイクルを回す都合上、ステロ展開ができるポケモンが欲しく、相手に仕事をさせないアンコールが使え、ドラゴンの一貫性を切れるデカヌチャンを採用。
ここまでで相手の積み展開(特にカイリューやセグレイブ)が重く、クッションになれる耐久のあるポケモンとしてそれらに強いヘイラッシャを採用。
ヘイラッシャやデカヌチャンの採用により、ボルチェン持ちやウルガモスが初手に出てくるようになった為、それらを後悔させる破壊神意地タスキセグレイブを採用。
ここまでで神速カイリューが通りにくいサザンサーフゴーの並びや、ゲンガー・ドラパルトといったゴーストがキツかった為、特性きもったまでタイプ無効を無視(ついでに威嚇も無効)してスイープできるカラミンゴを最後に採用。
これで完成したのが画像のPTで、途中まではカラミンゴもめちゃめちゃ通ることが多く、順調に順位を上げていった。
しかし対戦回数を重ねるうちに、鉢巻カイリューの神速やセグレイブの礫で吹き飛ばされたり、インファ後ドドゲザンの悪テラスふいうちで死にかけたりと可愛らしい耐久が目立つことが段々増えてきた。
また、ドラゴン対策ついでのフェアリーテラスや、とりあえずの飛行テラスに捲られる事も多く、スカーフスイーパーとして物足りなくなり最終的にはオージャの湖に追放される運びとなってしまった。
亡きカラミンゴの遺志を継げるポケモンを色々試行錯誤し、辿り着いたのが魂の600族、ドラパルトだった。
カラミンゴの脱退、ドラパルトの加入に合わせてPTを変えて行き、現在の形に収まった。
3.個体紹介
①カイリュー
テラスタイプ:ノーマル
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
実数値:197(244)-
185(116+)-120(36)-*-121(4)-114(108)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:神速/地震/龍の舞/羽休め
〈調整〉
HB...特化ドドゲザン(総大将2)の悪テラスドゲザンをマルスケ込みで40.2〜47.8%
S...竜舞後ガブリアス抜き
A...余りでなるべく高く
D...余り
構築の要その1。
現環境で採用しない理由がないくらい強い。
サイクル、受け、エースと何でもできる万能モンスターで、構築単位で重かったドドゲザンやウルガモスなんかも倒してくれた。
耐久にここまで振ることで、あの火力モンスターのドドゲザンをも後出しから羽休め連打で受けきることができるため、持ち物をゴツゴツメットに変更し、羽休め連打で削って倒せるようにした。
ただ、流石にこの型のカイリューの対策をしていない構築はほとんどないので、対策枠を処理できるサポートや削り役は必要だと感じた。
②サーフゴー
テラスタイプ:格闘
性格:臆病
特性:黄金の体
実数値:163(4)-*-115-185(252)-111-149(252+)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/気合い玉/トリック
〈調整〉
ミラー意識の最速スカーフ
構築の要その2。
搦め手や欠伸・胞子の一貫を切る事ができる新時代のギルガルド。
とりあえず入れておけば色々と対策になる、入れ得なポケモン。
カラミンゴ脱退によりスカーフが空いたので、カラミンゴに代わる神速が通らないゴーストを処理できるスイーパーとして生まれ変わった。
スイープ機能だけでなく、優秀な耐性によるサイクルをしたり、スカーフトリックで地面技を縛って後続のカイリューやサザンドラの起点を作ったりと器用に動いてくれた。
遅いサーフゴーを使うのが苦手だったので、使いやすくなったのも個人的に良かった。カラミンゴ脱退の恩恵は大きい。
③デカヌチャン
テラスタイプ:鋼
性格:陽気
特性:型破り
実数値:161(4)-
127(252)-97-*-125-160(252+)
持ち物:気合いのタスキ
技構成:デカハンマー/地ならし/アンコール/ステルスロック
〈調整〉
有象無象を抜ける最速AS。
シーズン1終盤から大流行した起点作成要員。
HSやHBDなど耐久に振った風船持ちがメジャーだが、それを意識した初手炎テラスドラゴンがビビるくらい多かったのでタスキ型に変えた。
技構成はステロとアンコールは確定で、今回はテンプレにはあまり採用されていない地ならしを採用した。
地ならしは型破りによりロトムやサザンなどの浮遊勢にも有効だったので、透かされる恐怖に怯える事なく多くのポケモンに安定して地ならしから入る事ができた。
地ならし+デカハンマーで低耐久のポケモンを処理できたり、交換読みで補助技を打つ相手を嵌めたりできてとても便利な技だった。
ちなみに、デカハンマーと地ならしはどちらも非接触なので、鮫肌やゴツメでタスキが削れる心配がないのも地味に良かった。
起点作成を嵌めるのが流行ってるのか、初手で身代わりしてくる遅めのサザンドラやウルガモスがやたら多く、次のターン上からアンコールする瞬間は一番生を実感できた。
④サザンドラ
テラスタイプ:毒
性格:臆病
特性:浮遊
実数値:177(76)-
99(最低)-110-168(180)-110-165(252+)
持ち物:食べ残し
技構成:悪の波動/挑発/悪巧み/身代わり
〈調整〉
HB...無振りヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりがほぼ確定耐え
身代わり後、残飯込みでA252ドラパルトのドラゴンアロー耐え(毒テラス時)
A...タイプ一致イカサマを身代わりが耐えるよう最低値
S...最速
C...余り
カイリューやドラパルト、前に採用していたセグレイブでは突破が困難な高耐久ポケモンを破壊する為の枠。シーズン後半のサザンドラはほとんど身代わり残飯型だったと思う。
テラスタイプはフェアリー打点に対して耐性を持ち、耐久ポケモンによく採用されているボディプレスも身代わりが耐えられるよう毒タイプにした。
今回はテラバースト不採用なので、神速地震型のカイリューを完封できるゴーストタイプもありだったかもしれない。
悪の波動+@の2ウェポン型が主流だが、挑発も悪巧みもどちらも欲しい場面がそれぞれあったため、欲張り両採用にした。
受けループをコイツで完封できると思っていたが、地球投げハピナスに普通に押し負けたので泣きそうになった。
⑤ヘイラッシャ
テラスタイプ:地面
性格:意地っ張り
特性:天然
実数値:226(4)-
147(236+)-165(236)-*-88(20)-57(12)
持ち物:オボンの実
技構成:ウェーブタックル/地震/欠伸/雪雪崩
〈調整〉
A...よくわからんけど高く
HBD...色々な技をオボン込みで物理は3耐え、特殊は2耐えできるくらいの耐久力。S...35族意識(人の調整を丸パクリしたので良くわかってない)
積み技でキングの首を直接狙う不届き者を止める不死鳥。
オボン込みでほとんどの技を2耐え以上する耐久はまさにモンスター。
火力に振る事で、耐久振りだと思って舐めた相手を大幅に削ったり、交代先に大きな負荷をかけたりと1番隊隊長の名に恥じない活躍を見せてくれた。
また、地面テラスにすることで、欠伸後に出てきたロトム等のボルチェンを無効化し、返り討ちにすることもしばしばあった。
技構成は火力を出しながら能動的にオボンを食べれるウェーブタックル、補完とテラスの地震、ステロと合わせて展開できる欠伸は確定。残りはカイリューやサザンなどの浮いてる龍を屠るための雪雪崩にしていたが、ラウドボーンが構築単位でキツすぎたので突破も見込める地割れでも良かったかもしれない。
雑に使って強いポケモンNo.1。
⑥ドラパルト
テラスタイプ:炎
性格:無邪気
特性:すり抜け
実数値:163-
172(252)-95-121(4)-85-213(252+)
持ち物:いのちのたま
技構成:ドラゴンアロー/テラバースト/流星群/身代わり
〈調整〉
A...全振り
S...ミラー意識の最速
C...余り
カラミンゴの遺志を引き継いだ、荒らし兼スイーパー。
カラミンゴの代わりとして欲しかった条件である
①神速が通らない鋼(特に浮いた鋼)や、ゴーストタイプを処理できる
②ほとんどのポケモンを上から縛れる速さ
③相手のテラスタルに影響されない
の3つをほぼ完璧に満たしたのがこのポケモンだった。
ゴースト技は不採用だったが、現環境にいるゴーストはゲンガーやドラパルトなどの低耐久だったり、鋼複合(サーフゴー、お前だよ)だったりが殆どなので無くても充分だった。
ドラゴン+炎の通りが環境的に非常に良く、ドラゴンタイプミラーでありがちなテラスタルじゃんけんや不意打ち択にも身代わりで様子見できるのが非常に強かった。
流星群を採用し、両刀にすることで受けループにもかなり強く出られるのも高評価。
カラミンゴで見たかったポケモンは大体コイツで処理できる上、技も打ち分けられるのでほぼ上位互換に感じた。種族値は偉大。
4.選出
相手によって選出が柔軟に変えられるので、カッチリ決まっていたわけではないが大体は下のような感じだった。
vs 対面パ
デカヌ+ヘイラ+カイリューorサフゴorドラパ
vs ブラッキーやキョジオーンなど高耐久入り
デカヌ+サザン+カイリューorサフゴorドラパ
サザン+デカヌ以外から2体
vsドラパ刺さり構築
ドラパ+カイリューorサフゴorヘイラ から2体
vs受けループ
サフゴorデカヌ+ドラパ+サザン
相手から見るとこちらのPTは初手デカヌチャンの可能性激高なのでそれを読んだポケモン(ロトムやウルガモス、ガブリアス等)が出る事が多い。
それを踏まえた上で、返り討ちにできるポケモンを初手に置いておくとアドバンテージが取れるかもしれない。(今回のデカヌチャンはそういった輩にも強い型なので素直に出しても仕事できるけど)
5.キツかったポケモン
・ラウドボーン
テラスタルがなければサザンやドラパで処理できるが、フェアリーテラスを切られると大分厳しい。
サーフゴーを投げないと倒せないので、サーフゴーに強いポケモンとセットでいるともう泣きそうになる。
無理矢理ヘイラッシャで寝かせて処理した時もあったが、最速起きしないように日頃から善行を積む必要がある。
・ドドゲザン
ディアルガとHB方面の耐久が同じモンスター。
Hに振るだけでドラパルトの炎テラバーストを余裕で耐えてくるので怖かった。
ラウドボーンと一緒にいるとカイリューでも見るのが大変なので、削れる時に削る意識を常に持つ必要があった。
・スカーフドラゴン(ドラパ・サザン・ガブ)
スカーフサーフゴーやドラパルトで上を取れないドラゴン達がとにかくキツかった。
構築的にドラゴン・ゴースト・悪の通りが良すぎるので、数値受けできるヘイラッシャが倒れるとそのまま試合が終わる事もあった。
神速持ちのカイリューにテラスタルを切れば何とかならない事もないが、カイリューに強いポケモンが相手の裏にいると簡単に受けられる上、常にスカーフの圧によるHP管理を強制されて吐きそうだった。
6.総括
シーズン2では途中で5000位ぐらいまで来たところで個人的に満足してOWを始めてしまい、後半ほとんどやっていなかった。対戦回数も80回くらいしかしていないのでもう少し頑張れたらな、と思う。
追記)さっきランキング見に行ったら20000位くらいまで落ちてた。草。
PTの完成度としても、やる度にちょこちょこ改善していてこれが完成形ではないと思うので、いつか自分なりに満足のいく構築が組めたら嬉しい。
シーズン3ではパラドックスポケモンが登場し、環境が変わるのでとても楽しみである。
自分はスカーレットしか持っていないので、まずは未来のポケモンを友達から強奪しまくることが、ポケモンマスターへの第一歩である。
世はまさに、大強奪時代。
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