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【格安EDH】怒りの母、ダスカナで遊ぶ(後編) 1万円EDH その11「怒りの母、ダスカナ/Duskana, the Rage Mother」(~OTJ)
前回の記事を出して数日後のモダホラ3のプレビューで熊の中の王、クードーが発表。
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なんでやねん!!!
数日後にそんな露骨なサポートカード出さんでもええやないか!!
・・・と、発表当初は思いましたが、冷静に考えたら毎回クードーをサーチして悪さをするようなデッキを前提で組むのは再現性が低そうなので、これ前提の構築は微妙そう。
デッキ中のクリーチャーが2/2で概ね統一されている以上、クードーの本領発揮する姿はこちらだけダスカナなどの全体バフでサイズアップしてから紅蓮地獄といった2点全体火力で相手盤面を押し流すというプランが取れることでしょうか。これは逆も然りですけども。
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自分のをコピーなどで悪用されないようにデッキにも入れません。
ちなみにノーン様と組み合わせると相手盤面が崩壊するというロック手段はノーン様をコピーされてから本体を除去orコントロールを奪われるとクードー側が絶望するところまでワンセットなので頑張ってください。
ちなみに普通にクードーはダスカナに入ると思います。ダスカナも2/2になってドローが1枚分多めに誘発するのは偉いですし。ダスカナのバフでサイズダウンした相手の盤面をぶん殴りに行けるのは普通に偉いです。たまにノーン様で友情コンボになりそうなので、そこだけ注意が必要ですね。
ただ今回の10000円構築版のダスカナなのですが、このデッキ自体はサンダージャンクション発売直後(つまり前編を更新した直後)には完成させていました。プライベートが忙しくて更新を怠けていただけです。
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詳しくは後日記事に書くと思いますが、無事父親になりました。無事生れてきたことと、無事に妊娠・出産という大仕事をやり遂げてくれた妻には本当に感謝しています。
私も今現在絶賛育児中です。最近のマイブームはおむつ替えです。おむつ替えRTAをやっています。おしっこだけなら交換まで1分切れるようになった。なんでも楽しみながら続けていきたいです。
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そんなわけでダスカナの低予算デッキバージョン。
いつもの文言となりますが、デッキ構築条件は次の通りです。
■MTGの基本的知識がある程度備わっているが、統率者戦自体は初めてといったプレイヤーが回せるデッキをコンセプトにしている。
■10000円以内でデッキを組む(基本地形は自分で準備)
■送料や探す手間を考えると国内最大在庫数を誇る「晴れる屋」のオンラインショップで一括で揃えられることが望ましいので、価格の基準は晴れる屋に準じることにする。
■晴れる屋で在庫がないものはwisdom guildの最安値を採用。
■想定するデッキレベル帯は飲酒鯖や統率者イベントでも見かけることの多い6プラスマイナス2(Battle~Callenge)程度に抑える。基本は6以下。
■ある程度わかりやすいギミックを中心にしたデッキを目指すが、少しは難しいコンボやシナジーを詰め込んでも良いことにする。そういう通常構築で見かけないマニアックなコンボとかをお目にかかれるのも統率者戦の醍醐味であると考える。
■僕が実際に回したデッキ以外は紹介しない(証拠としてタイトル画面は対戦時の画像で、実際のデッキの写真も掲載します)
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当10000円構築では、主にBattle~Challengeを目標にしています。感覚的にはBattleの上位層~Callengeの中間ぐらいのレベル。この辺の肌感覚が人によって異なるのは重々承知しておりますので、あくまで参考程度に。
少し触れましたが今回はモダンホライゾン3以降のセット(アサシングリードやブルームバロウ)は使っていません。ご了承ください(※この記事を書いている2024年7月29日の晴れる屋価格で一応10000円以内に収まっているのは確認済みです)。
デッキリスト
【統率者】 200円
怒りの母、ダスカナ/Duskana, the Rage Mother 200円
【クリーチャー】44枚 4890円
《魅力的な王子/Charming Prince》 200円
《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》 150円
《ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron》 30円
《闇市場の巨頭/Black Market Tycoon》 50円
《ゴブリンの壊乱術士/Goblin Anarchomancer》 20円
《ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld》 50円
《芽吹くゴブリン/Sprouting Goblin》 30円
《木苺の使い魔/Bramble Familiar》 150円
《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》 160円
《剛胆な古生物学者/Intrepid Paleontologist》 50円
《剛胆な馬小屋主/Intrepid Stablemaster》 30円
《巣の侵略者/Nest Invader》 160円
《導路の召使い/Servant of the Conduit》 30円
《結び蔦の神秘家/Knotvine Mystic》 30円
《マラメトの模範、クチル/Kutzil, Malamet Exemplar》 30円
《弱者の師/Mentor of the Meek》 30円
《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》 400円
《人狐のボディガード/Werefox Bodyguard》 150円
《森林地の侍祭/Woodland Acolyte》 30円
《アタラン・ジャッカル/Atalan Jackal》 300円※
《ボガーダンの龍心/Bogardan Dragonheart》 20円
《風雲船長ラネリー/Captain Lannery Storm》 50円
《ラースのスターク/Starke of Rath》 100円
《鉤爪の統率者/Caller of the Claw》 200円
《護民官の道探し/Civic Wayfinder》 20円
《ラノワールの幻想家/Llanowar Visionary》 100円
《刻み角/Manglehorn》 50円
《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade》 30円
《青銅のセイウチ/Bronze Walrus》 20円
《オアシスの庭師/Oasis Gardener》 20円
《小走り犬/Scuttlemutt》 30円
《アディポーズの子/Adipose Offspring》 150円
《守護フェリダー/Felidar Guardian》 240円
《祖神の使徒、テシャール/Teshar, Ancestor's Apostle》 50円
《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》 120円
《エメラルド木立のドルイド/Druid of the Emerald Grove》 20円
《鼓声狩人/Drumhunter》 30円
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》 400円
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》 100円
《霊体の先達/Karmic Guide》 50円
《目覚ましヒバリ/Reveillark》 50円
《ローハンの乗り手/Riders of Rohan》 80円
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》 800円
《太陽のタイタン/Sun Titan》 80円
【インスタント】3枚 630円
《儚い存在/Ephemerate》 250円
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 180円
《存在不明/Unexplained Absence》 200円
【ソーサリー】4枚 430円
《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》 100円
《森の目覚め/Sylvan Awakening》 80円
《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》 50円
《冒涜の行動/Blasphemous Act》 200円
【エンチャント】10枚 2050円
《耳の痛い静寂/Deafening Silence》 320円
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》 50円
《関係者の集合/Assemble the Players》 50円
《騎士の団結/Chivalric Alliance》 700円
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》 150円
《精霊界との接触/Touch the Spirit Realm》 50円
《追い討ち/Aggravated Assault》 300円
《エルフの合唱/Elven Chorus》 300円
《祝福された聖域/Blessed Sanctuary》 80円
《野生のつがい/Wild Pair》 50円
【アーティファクト】4枚 580円
《太陽の指輪/Sol Ring》 100円
《落とし子の穴/Spawning Pit》 300円
《呪い板の壁壊し/Hexplate Wallbreaker》 80円
《猿の檻/Monkey Cage》 100円
【プレインズウォーカー】2枚 200円
《永遠の放浪者/The Eternal Wanderer》 150円
《狩りに出るビビアン/Vivien on the Hunt》 50円
【土地】32枚 1000円
《梢の眺望/Canopy Vista》 50円
《断崖の避難所/Clifftop Retreat》 150円
《統率の塔/Command Tower》 30円
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》 50円
《要塞化した村/Fortified Village》 50円
《怒静の交錯/Furycalm Snarl》 50円
《獲物道/Game Trail》 50円
《クローサの境界/Krosan Verge》 30円
《モスファイアの谷/Mossfire Valley》 50円
《ナヤの全景/Naya Panorama》 20円
《祖先の道/Path of Ancestry》 20円
《根縛りの岩山/Rootbound Crag》 200円
《サングラスの大草原/Sungrass Prairie》 50円
《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》 200円
《森/Forest》 9枚
《山/Mountain》 3枚
《平地/Plains》 6枚
デッキ総額 9980円(2024/7/26 晴れる屋通販にて)
値段の横に※があるものは晴れる屋に通常版在庫がなかったためwisdom guildより最安値を参照。
並べてドーン!
前回のコンセプトを低予算に落とし込んだ形のデッキとなります。
1.マナクリや土地サーチ呪文でマナを伸ばしていく
2.ダスカナを出し、ドローを進める
3.ダスカナでバフのかかった2/2のビートダウン or 無限コンボで勝つ
前回と同じコンセプトですね。
2マナのマナクリは概ね採用しています。3マナ以降はマナ加速力が高いものか、リソースを稼ぎやすいものを中心に採用しています。序盤に展開した2/2マナクリから5マナまで伸びたらダスカナをプレイし、2~3枚ドローして、更なる盤面展開&横殴りを進めていきます。
統率者ダメージに特化しているわけではないので、殴りジェネラルという分類でもありません。そのため比較的ゆっくりとしたデッキとなっています。
デッキの構造上同じ用途のカードが多いのでデッキの動きの再現性が高いのもダスカナのいいところです。
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クリーチャー主体のデッキなので自分には被害の少ない耳の痛い静寂といったスタックス要素も一応入れましたが、今回は比較的カジュアル寄りの構築で組んだので妨害は除去カードが中心です。好みでスタックス要素や全体除去を増やしたり、排したりなどしてみてください。
基本的なデッキの動きは前半の記事も参考にしてください。
コンボ要素
無限サクリファイスコンボ
前編でも扱ったコンボです。詳細はそちらを参照ください。
無限コンボのパーツを減らしていますが、狩りに出るビビアンからのルートは健在です。
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ちょっと影の薄いやつ
今回はサクり台に落とし子の穴を追加で採用しており、2/2トークンを後続で展開しやすいようにしています。除去に併せてサクって再度2/2を出すという動きが強力ですね。
野生のつがいコンボ
![](https://assets.st-note.com/img/1722163295299-aKcCBvqLik.jpg)
6マナとコストが重いので
これまた影の薄いエンチャント。
1.適当な2/2を手札から唱えて戦場に出す
2.コンボパーツをサーチ
3.パーツを揃えて無限サクリファイスコンボへ派生
※『手札から唱えたとき』なので統率者領域からのプレイやブリンク、トークン生成では誘発しません。よく誤解されるので念のため。
野生のつがいは6マナとコストが重い置物なので前回は抜きましたが、今回の低予算デッキでは採用しています。昔からのプレイヤーなら時のらせんブロックのスタンダードで見たことがあると思いますが、最近のプレイヤーはあまり馴染みのないエンチャントかもしれません(再録もあまりされていない)。まずは改めて能力の説明からしていきましょう。
野生のつがいは少し変わったサーチ系エンチャントです。簡単に言えばパワーとタフネスの合計値が等しいクリーチャーをデッキから戦場に出します。このとき野生のつがいは『誘発型能力の解決時』の最終的サイズを参照するので、例えば栄光の頌歌が戦場に存在する場合、1/1が2/2になるので2+2で合計値4をサーチできるわけです。
※どうでもよさそうなTOPIC
解決時にそのクリーチャーがいない場合は最後の情報を参照することに注意。2/2を戦場に出して野生のつがいの誘発スタックに四肢切断(-5/-5)された場合は最後の情報が-3/-3となるのでパワータフネスの合計値は-6となります。よく誤解されますがパワータフネスの数値は0未満である負の数字を取る場合があります。0で打ち止めではないので注意。ダメージ解決時は負の数字のパワーは0として扱います。
野生のつがいはバフ効果を上手く利用してより強烈なクリーチャーを探してくるのが肝なのですが、とはいえ今回はそのようなお膳立ては不要です。このデッキは合計値どころか素のスタッツが2/2のクリーチャーばかりなので、素で万能サーチ置物となるのです。
よって雑多な2/2から無限サクリファイスコンボを狙いに行けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1722185406641-IqI7MBbN3D.jpg)
ここで面白いのが鉤爪の統率者です。本来は全体除去に返しでの2/2再展開が基本的な使い方ですが、野生のつがいがあると、インスタントタイミングでコンボパーツをサーチして突如無限サクリファイスコンボを仕掛けることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1722164106286-C6JeirN0TS.png)
さらににやにや笑いのイグナスを使うと無限コンボまっしぐらですが、デッキ内に2/2のクリーチャーが約40枚もいるので今回は入れていません。そこまでするなら野生のつがいを確実に引くため、悟りの教示者やアカデミーの学長などを入れたいです。予算と検討してください。
無限戦闘コンボ
![](https://assets.st-note.com/img/1722045573428-8wcWMATjf4.png)
追い討ちのための5マナを捻出するのが課題ですが、このデッキはマナクリが多いので無限戦闘を自然と狙えます。これをより狙いやすくする方法としてエルフの合唱と森の目覚めが役立ちます。
エルフの合唱は自分のクリーチャーを極楽鳥にする効果があり、森の目覚めは単独でもダスカナと組み合わせることで莫大なドロー&ダメージを狙えるカードです。単独でもダスカナとシナジーしているので無駄になりにくく、追い討ちとは無限戦闘コンボを形成するため無理なく採用できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1722303694297-LNkpaibCg9.jpg)
この手の土地を2/2化させるカードは緑に多いのでもっと採用しても楽しそうでしたが、今回はデッキの潤滑性を優先した結果、森の目覚めのみとなりました。
猿の檻コンボ
![](https://assets.st-note.com/img/1722061897053-4WAk38qUVa.png)
メルカディアン・マスクスのアーティファクトといえば激シブ(※マニア向け)なデザインが多いことで(個人的に)有名ですが、この猿の檻もマスクスブロックからの刺客です。
このカード、実はテキストが絶妙な感じになっています。
Monkey Cage / 猿の檻 (5)
アーティファクト
クリーチャーが戦場に出たとき、猿の檻を生け贄に捧げ、緑の2/2の猿(Monkey)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはそのクリーチャーのマナ総量である。
ポイントなのが『クリーチャーが戦場に出たとき、猿の檻を生け贄に捧げ、緑の2/2の猿(Monkey)クリーチャー・トークンを~』と、猿の檻を生け贄に捧げることは誘発型能力の解決時になっています。
Promise of Bunrei / 分霊の確約 (2)(白)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーが死亡したとき、分霊の確約を生け贄に捧げる。そうした場合、無色の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを4体生成する。
遥か20年ほど前のスタンダード(旧神河)の頃に使われていた分霊の確約と比較するとわかりやすいです。分霊の確約は『生け贄に捧げる。そうした場合~』とありますので、能力誘発時のスタックで分霊の確約を破壊されたたら立ち消えますし、能力誘発時のスタックで他のクリーチャーを死亡させて誘発型能力を複数回スタックに乗せても最初の解決時に分霊の確約を生け贄にしてしまうので、残りの誘発型能力も立ち消えてしまいます。
猿の檻は違います。誘発型能力に合わせて猿の檻を破壊されても能力は無事解決しますし、生け贄に捧げる前にブリンクして複数回誘発型能力をスタックに乗せても、それらは猿の檻の不在に関わらず無事解決します。これが猿の檻の強みです。
基本的にはダスカナを猿の檻があるときに出し、猿の檻の誘発型能力を先に解決して2/2を5体展開し、その後ダスカナで5ドローを確約するのが強い動きですが、そこにブリンクを挟んだり、インスタントタイミングでのクリーチャーの再展開などを織り込むことで猿の檻の誘発型能力を複数回乗せて2/2を大量に展開できたり、ダスカナのドローを複数回誘発したりできるので思っているよりも味のあるアーティファクトといえます。
欠点は5マナと重いのに、対戦相手のクリーチャーにも反応してサクってしまうため先置きしにくい点です。後半以降のビックムーブ向きのカードという感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1722211076043-KGDKRqRzNs.png)
ちなみにファイレクシアの供犠台+祝福されたエミエルで無限マナ&無限トークン&無限ドローになり・・・ません。一回目の2/2生成時点で猿の檻が生け贄にされるので、その後トークンをサクってマナを出すタイミングではブリンクが手遅れです。そもそも2/2無限トークンがいると自分がセルフライブラリーアウトします。
その他のカード
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祝福された聖域は全体火力除去に対する耐性を高めてくれるだけでなく、非トークン・クリーチャーが戦場に出るたびに2/2のトークンを出してくれるため後続展開に役立ちます。このカードのおかげで横展開するデッキにもかかわらず、自分から冒涜の行動を採用できるという強みがあります。
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存在不明は自分自身のパーマネントに打つことで2/2を確保しつつ、土地以外のパーマネントに触れる除去カードです。このデッキとは相性が良いカードですが、インスタントで構える際の4マナがネックになりやすいです。もっと軽いものに変えてもいいかもしれませんね。
追放除去なので破壊不能でも関係ないのが偉いです。一つの指輪とか。
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ストーリー上は幸せになったと思いますけども。
低予算の白い統率者デッキなら真っ先に選択肢に入れてしまうほど個人的に好きなプレインズウォーカーが永遠の放浪者です。劣勢時の大マイナス、平時には上2つの能力でアドバンテージを稼ぐ流れが強力で、常在型能力によって自衛にも優れており、場持ちもよいという感じです。今回はダスカナをブリンクしてドローしたり、ダスカナのために2/2侍トークンを出すといった動きも優秀でデッキにも噛み合っているので難なく採用です。
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そうそう、こういうのでいいんだよ感
ローハンの乗り手は2/2が2体出るため横展開をサポートしてくれる優秀なカードです。マナが余っているときは疾駆も使いやすいです。他の2/2と違ってトークンにトランプルがあるので、チャンプブロックを貫通できるのが優秀です。
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呪い橋の壁壊しはミラディンのために!で2/2トークンが出てくれるのでダスカナと相性が良く、追加戦闘によってダスカナの能力が二重にかかるので2回目の攻撃で8/8まで膨れ上がる点が素晴らしいです。
一応ミラディンのために!を一通り精査しましたが、今回採用したのはこのカードだけです。他は流石にカードパワーが低すぎましたね・・・。
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ラースのスタークは今身内で流行っているクソカーd・・・システムクリーチャーです。タップでクリーチャーかアーティファクトを何でも破壊できますが、破壊されたプレイヤーの元に寝返ってしまうという・・・まぁ100歩譲って言葉を選んだ結果『オタクカード』と言えるような代物ですね。でもこのデッキだと1枚のクリーチャーの価値が低いので、スタークでトレードしてもあまり問題ないというメリットが実はあります。
むしろドローするために戦場にいるダスカナを処する場面もあります。うん、汎用性の鬼。こりゃ強いな。
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・・・10000000%趣味枠なので好きなカードに変えてください。一応ブリンクでスタークを対象に取った後で能力を起動させてこっちに戻ってこさせるという通称「ブーメランスターク」というクソテクがありますが一生覚えておく必要がないテクです。
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一番楽しいのは相手の太陽の指輪を割って、割られたプレイヤーも第三者のマナファクトを割り出すという憎しみの連鎖が始まる瞬間です。人間って醜い!!!最高!!!
簡単なアップデート案
前編のデッキを見るのが一番早いかと思います。
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アップデートする場合、一番デッキに入れたいカードは食物連鎖+アカデミーの学長のパッケージですね。クリーチャー主体のデッキなので不死身、スクイー等との組み合わせで無限マナまで行けるとそれだけでダスカナドローで勝てるようになるのでデッキのレベルが一気に上がると思います。
ダスカナは拡張性が高い統率者であり、今後カードプールが増えることで特にマナクリーチャー周りの改善が図れるはずなので強化が期待できるかと思います。最近のマナクリは2マナ2/2が多いので3マナ域のクリーチャーをもう少し減らせそうな気がします。
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制作したのがモダンホライゾン3の手前であったため、モダホラ3とアサシングリード、もうすぐ発売するブルームバロウのカードが採用されていませんので、現状でも改善の余地が十二分にあります。
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特にモダホラ3の裏面土地の単色アンコモンサイクルは非常に使い勝手がよく、多くの統率者デッキの土地の枠に入り込むスペックをしているものが多いため、今まで組んだデッキで過剰な基本地形などの枠をこれに差し替えてもいいかもしれません。
実際に回した雑感とまとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1722338915959-82THejSuYu.jpg?width=1200)
金太郎飴のような構造のデッキのため動きの再現性が高いのが売りだと感じます。全体除去に対しても手札に2/2がダブつくので割と乗り越えられます。いっそのこと無限コンボ要素を排して、フィニッシュブローとしてオーバーラン系に絞るのもアリです。そうすればデッキが回しやすくなるので初心者にもお勧めできるデッキになると思いました。
次の記事ですが、前々回話していたカラーリングでデッキを組みます。最近は低予算デッキ同士で身内で遊ぶ機会も増えました。青いデッキをあまり組んでいないので久しぶりに青を使いたいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1722415010987-JzZoCoTiMg.jpg?width=1200)
それとは別にブルームバロウに突如現れたとんでもなくやべえバンブルフラワー夫人のデッキは組みます。かわいい。かわいいというか。
![](https://assets.st-note.com/img/1722433971500-AY9q1gsAfR.jpg)
こんなかわいいのに?
耳さわりたい
いい?
いいよね?
いっかぁ・・・。
とにかくデッキ組むに決まってんだろ!!統率者デッキは4種類とも予約してるしコレブも予約した!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1722434369237-AZyDMB4Ewn.jpg?width=1200)
ついでに放浪皇の夏休みのために1カートンぶち込んだ!!!ブルームバロウに20万払った!!!もう我が家がシル〇ニアファミリーだ!!
レイズドFOILもアーティストプルーフもサイン入りカードも必ず手に入れるつもりだからそこんとこ夜露死苦!!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1722415804952-LuukFsXU4C.png?width=1200)
いやまってくれ・・・思ったよりエグぅ・・・。
バンブルフラワー夫人のレイズドFOILを引いた方、どうか譲ってください・・・。
・・・とまぁ2024年も半ば過ぎました。去年の目標であるエリア予選の参加や子供に恵まれることなど比較的目標通り進んでいるのが嬉しいです。思ったほど痩せられていないのがネックですが・・・。
面白かったらいいねやフォローをお願いします。あなたの一票がネットにニッチな格安レシピを増やす肥しとなります。公約であるyoutube化も今年開始出来たらいいなと思っています。今しばらくお待ちください。
それではまた会いましょう。では。
デッキ写真
![](https://assets.st-note.com/img/1722414599150-ynliahCkn7.jpg?width=1200)