足つぼにて 人間のデザインについて考える
足つぼマッサージに行ってきました。
別にそれは良いのですが、
本題
ツボとか針、灸などを考えると
不思議なんですよね。
足裏の特定の部分が内蔵の一部とつながっている(影響しあっている)とか
普通に考えたらおかしいですよね。
自動車の右ウインカーを叩くとエンジンプラグの同期が直るとか
そういうのは考えられないですよね。
でも、ツボの場合全くのでたらめではなさそう。
そこから考えられるのは
人間の身体ってでたらめにできている。
詳しく言うと、
後先考えないその場しのぎの進化の積み重ねでできている。
どう考えても知的な何者かにデザインされたものではないということ。
不都合やバグが起こるたびに、
後付けで新しいものを取り付ける。
ただし古いものはそのまま。
人間の脳細胞は1000億以上あるといわれています。
また、他の生物に比べて脳の大きさ、特に大脳新皮質の大きさは特別です。
しかしながら
もしも脳が知的な何者かにデザインされたものだとしたら
もっと小さくコンパクトに、もっと効率よく機能できるように設計されたのではないでしょうか。
神経をパルスが伝わる速さは秒速15~100m
銅線をパルスが伝わる速さは秒速200000km
光ケーブルならもっと早くなります。
脳神経細胞の演算速度は1秒に数百回
今どきのパソコンの演算速度は1秒に数十億回
また、神経細胞間の伝達ミス率(シナプス間で信号が途切れる率)は70%近いといわれています。
1回の伝達ですむところを最低3回は送信しないときちんと信号が届かないかもしれない、ということです。
もし脳が集積回路並みに設計されていたら
同じ時間内で計算をするのに必要なチップ(細胞)の数は1/10000000になります。
信号の受け渡しに使う電線(神経線維)の数は1/3ほどになります。
その分エネルギー消費も発熱も抑えられます。
脳細胞は演算速度が遅いので、
さまざまな計算を超並列処理で行っています。
また、信号ロス(伝達ミス)が多いので
1つの指令に対し何本もの神経線維を使って信号を送るか、何度も信号を送り続けます。
全く、とんだポンコツマシンです。
脳細胞の作りがポンコツであったばかっりに
人間の脳は無駄に大きなものになってしまいました。
大きくなりすぎた弊害で、まだ脳が未完成の状態で出産しなければならなくなりました。
自立活動ができるまでに数年かかるようになってしまいました。
生まれてすぐに歩き回ったり、自分で餌をとったりできないのです。
人間をデザインした何者かは、
「無生物から生物を創り出す」
という技術はもっていたのに、物理・工学分野では21世紀の人間に及ばなかった。
せめて20世紀末の人間並みの技術と知識を持っていたら
脳はもっとコンパクトで、身体はもっと効率的で
かなり違った生き物になっていたでしょう。
はたして人間をデザインした何者かにはまともな知能があったのでしょうか?
それとも、人間をデザインした何者かというものは存在しなかったのでしょうか?