”ROAD TO PAPLO” 初まりから誕生まで。
彼をエンターテイナーの道へと導いた魔法使い
2019年3月、彼はヤフオクドーム(現:みずほPayPayドーム)にて、とあるエンターテイナーのライブに参加していた。
そこでは魔法使いのようなアーティストがステージ上で約30,000人を魅了していた。
もちろん彼もそのうちの1人だ。
そんな最中で彼にスポットが当たるような不思議な体験が起こった。
それはドラマや映画で観るような主人公のストーリーを感じさせるようなシーンのようだった。
「ステージ上からの景色はどんな感じなんだろう、、、」
それが彼をエンターテイナーとして誕生させたきっかけであった。
そうは言ってもよくある夢物語のようだったので彼自身もあの日のきっかけが今日まで続くなんて思ってもいなかった。
音楽が好きでエンターテイナーを目指したくても決して得意でもなければ身近に教えてくれるような人もいなかった。
しかし、彼は心にある原動力を無視できずに当時暮らしていた名古屋から上京を決意する。(2020年3月)
とりあえず上京の精神で飛び込んだ世界
上京したもののそんな近道は存在しなかった。
ご存知のとおり出来事が起こった第一波のタイミングであったため、動きようにも動けない状態が1年ほどであった。
その傍らでは生活すらまともにできない状態にも陥り、危機感に耐えられずブレイキングダウンしていた。
同様な思いをしたのは彼だけではないのは承知の上だが人生のドン底が待っているとは想像もしていなかったが故、狂ったような1年間は辛かった。
そして彼が目指した道は路線変更することにし、仕事を通じて音楽と携われないかと仮歌の募集に応募することにした。
もちろん技術も才能もある訳ではない彼だったので期待なんか一切なかった。
しかし、その仮歌が彼を本来のレールへと連れていってくれる大きなきっかけだった。
彼の歌は到底、仮歌として利用できるレベルに達していないため仕事をもらえることはできなかった。
だが、プロの現場で活動されている方を紹介してもらうことになり、彼はレッスンを受けてみることになった。
彼にとっての”亀仙人”との出逢い
内心はたいして期待はしていなかったがその1時間が衝撃的だったのは今でも忘れられない出来事になった。
たった1時間で2年間かけても学べなかった音楽の理論を目の前にし、彼の目指す路線はほぼ確信に変わった日でもあった。
それから3年半が経ち、”歌を歌う”ことを表現できるようになりやがて本格的にアーティストとして活動するようになることができた。
その名は、Paplo。
彼の道筋はまだ初まりも同然。
これからの創作活動やスタジオでの取り組み、学びをシェアしようと思います。
彼はあの日、描いた景色を観ることができるのか?
そのステージに向かっていく姿をお届けします。
Paplo