深海へと潜る
『わたし』という確固たる『個』を確立し、その確固たる『個』としての『わたし』として真に他者と深いところから繋がる。
その境地に至るには、少なくとも私は、どこまでもどこまでも深い海を潜っていく必要があるのかもしれない。
「どこまで潜らなきゃいけないの・・・」と怖くなるけれど、本当は私が潜りたいのかもしれないとも思う。
そんな深い海の底に潜る必要のない(ように見える)人たちが羨ましく、自分が悲しくなる時がある。
でも深い海の景色は潜った人間にしか分からない。
強がりかもしれないけれど、深海には、サンゴ礁の海の美しさはないけれど、やっぱり深海には深海にしかない美しさがあるのも本当。
そして深海に潜った人間にしか紡げないものがある。
サンゴ礁にいられる人への嫉妬かもしれないけれど。
それに私はどうしても深海を見てみたいのかもしれない。心の深いところで、魂で自ら望んでいるのだろう。怖くても。
せっかくなら深海の美しさや神秘の中の経験に、思う存分自分の心と魂を震わせてあげよう。
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