Napoli×Sassuolo
こんにちは。
先日HOSO.F.Cのフットサルに参加してきました。ぱぴよんです。
私は人の顔と名前を覚えるのはあまりにも不得意なので2人くらいしかその日知り合った人のことは覚えていませんが,とにかく楽しかったです。
さて,今回はもはや手の付け所のなさそうなNapoliと,たびたび上位陣を苦しめる育成の名門Sassuoloの一戦です。
まずはスタメンから見ていきましょう。
ホームのNapoliはRrahmani負傷ということでJuan Jesusが左のセンターバックに。前線右にはLozanoがはいりました。
Sassuoloは最終ラインと中盤はいつものメンツ。
右のウイングにCeideが,左にLaurienteがスタメンで起用されました。
<前半>
キックオフはNapoliから。対するSassuoloはまずはウイングを中盤まで下げて真ん中に5枚のブロックを形成。さらに後ろの4枚のラインを高く設定することでよりコンパクトに,かつ中間ポジションを空けないようなブロックの守備を作りました。
しかしそれを早速壊したNapoli。
Kim Min Jaeのふんわりとしたロングボール。右サイドを駆け上がった
Di Lorenzoに,Toljanの頭を越えて通り折り返し。
中でそらしたKvaratskheliaの先にいたOsimhenがワントラップから左足で押し込んでゴール。早速先制に成功します。
前述したようにコンパクトに締めるSassuoloを相手に,無理に間を通していくのではなく,上を越して一気に崩していくという戦い方をとっさにできる,ピッチ上の選手たちの判断力の高さは素晴らしいなと感じます。
Napoliは守備においてはアンカーに起用されているLobotkaをできるだけ前に配置することでMaxime Lopezへの圧力をかけて自由を奪い,ポゼッションを許さず,基本的なSassuoloのポゼッションは自陣で,となってしまいます。
そんな状況で時間が進んだ19分。
Di Lorenzoの縦パスを流れていたKvaratskheliaが受けてそのままペナルティエリアに侵入。キープして右足での折り返し。中のOsimhenがうまく合わせて追加点。お見事でした。
その後Sassuoloは一本Thorstvedtの決定機がありましたがそこもシュートストップ。Meretの見せ場になってしまいましたね。ただCeideのスルーパスは見事でした。
Napoliの攻めにおけるアンカー,メッザーラの重要性はとても大きなものだと思うのですが,その中でも相手のいやなところに顔を出し続けるZielinskiの存在はいいなと感じました。
そして迎えた36分。
CKの後の流れの中で,拾ったLobotkaがMario Ruiへ,そのMario Ruiのふわっとした浮き球をKvaratskheliaが完璧なトラップ,そしてニアを抜く完璧なシュートで3点目。Napoliのワンサイドゲームのような格好で前半を折り返します。
<後半>
後半。SassuoloはCeideを下げてTraoreを投入。Laurienteを右に回して3トップをいじってきました。
そして前半よりも前線のプレスの落ちてきたNapoliの守備をはがせるようになったSassuoloは,少しづつボールを持てるようになってきました。
前半は防戦一方で攻撃にからめなかったFrattesiもようやくファイナルサードに顔をだすようになり,Pinamontiにもシュートが生まれ,得点のにおいは前半よりもかなり感じました。
そしてNapoliのビルドアップの際にはメッザーラが食らいつくようにボールを追いかけることによりSassuoloの全体のラインを押し上げ。
3点の差をつけられた状況でも決してあきらめずに積極的なサッカーを展開していました。
その後もFrattesiの決定機があったり,LaurienteとTraoreの左右を入れ替えて攻めを展開したりと変化をつけていきましたがそれもこれもNapoliの守備陣がシャットアウト。Sassuoloに隙を与えません。
そして77分。ダメ押し弾が決まります。
TraoreのバックパスをさらったOsimhenがそのままConsigliと1対1に。
冷静なループシュートがゴールに吸い込まれて4点目。
この日のSassuoloは決して悪い内容ではなかったと思いますが,Napoliが強すぎましたね。
<試合総括>
まずは何度目かのNapoliの完成度に驚かされた試合でした。
全員が互いの考えていることを共有できているようなそんな感じ。
Napoliを崩すにはその連携の部分を絶たなければなりませんが,その連携の核がそこにでも作れるような状態の今のNapoli。
しいて言うのであればRrahmaniの離脱によって出ているJesusの裏でしょうか。そこを突くにはMario Ruiを高い位置にあげた状態でのカウンターで。という条件も付きますが。
この試合のSassuoloにもそういったシーンがあったのでそこじゃないかなと。
あとはMeretのところですかね。足元の技術はそんなにない感じなのでそこに狙いを定めるのは一つですね。はがされた時のリスクも伴いますが。
Sassuoloに関してはこの試合は完敗でした。
相手に勝っていたエリアはなく,決定機もわずか。相手を褒めるしかありませんが。
個人的にはThorstvedtよりもHenriqueのほうがまだいい気がするんですがどうですかね。
まだThorstvedtはなじめてないような気がするんです。
以上になります。
では次の試合で。
終わりが淡白だって?何も書くことが思いつかなかったんです。
それでは,ありがとうございました。