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Khvicha Kvaratskhelia
こんにちは。ワールドカップも開幕。
始まる前の想像とは違って大会を楽しんでいるぱぴよんです。
そんな私ですが、ワールドカップ期間中もSerieAの熱を冷ましたくない!そんな一心で始めるこのシリーズ。
「前半戦、ぱぴよんにインパクトを残してくれた逸材を紹介していこう」のコーナーです。
誰もが知る選手からそのチームのサポーターくらいしか知らなそうな選手まで。
まあ今シーズンはあんまり試合見れてないので調べつつになってしまいますが。。無念。。
前置きが長すぎても仕方ないので、シリーズを飾る1人目。早速行きましょう。
<Khvicha Kvaratskheliaとの出会い>
最早SerieAを今シーズン見ている人の中でこの名前を知らない人はいないでしょう。
Kvaratskheliaが記念すべきシリーズ1人目です。
もう開幕してすぐの時点で早く記事にしたくて堪らなかったのですが、試合も見なきゃいけないしでこの時期になりました。はい。
今シーズン、Insigne、Mertens、Koulibaly、Fabian Ruizと、ここ数シーズンのかけがえの無い存在を一気に放出したNapoli
その穴を埋めるべく(初めからそのつもりだったのかはわかりませんが)加入したのがこのKvaratskhelia
ジョージア国籍という珍しい選手だな、という印象に過ぎませんでした。初めは。
ルビン カザンからの加入なんですね。
たしかガンバの齋藤未月もそこからだった気がします。チームメイトとして被ってたかは分かりませんけど。笑
とにかくそんなとこから取ってくるもんだから当然他国リーグをリサーチしてないぱぴよんは疑問符。Insigneの代わりだとしたら大丈夫?と思ってました。
しかしそれが一瞬で覆されました。開幕Verona戦。ゴール取っちゃうんだもん。
全然ボール取られないし。
自分の勘を疑いたくなかったぱぴよんはこの時
「ま、まあ1試合爆発したくらいじゃ。。」
とかクソしょうもねえ逆張りしてました。
ただもう存在感が無視できないものになっちゃいましたよね。たった数試合で。
Spallettiの戦術にも難なく適応し、周りとの連携も申し分無し。
一瞬でNapoliのスタメンをガッチリと自分のものにして見せました。
リーグ戦も15節を終わった段階で6ゴール7アシスト。旋風を巻き起こしています。「Kvaradona」なんて言われたりして笑
<Kvaratskheliaの特徴>
まずはその体幹の強さから出るボールキープ能力の高さに目が行きます。
183cmという高い身長を生かし、フィジカルで相手に劣るシーンというのはほとんど目にしたことはありません。
そして、先程も書きましたが、SpallettiのNapoliにすんなりと適応して見せた、その柔軟性の高さ。
今のNapoliにおけるウイングの役割は、攻撃的な局面においても、守備的な局面においても重要なものとなります。
特に私がNapoliのウイングを見る時に評価する点は守備面での貢献度。
LozanoやPolitanoはそこが昨シーズンから見ていても素晴らしいなと感じていました。
しかし今夏に加入したはずのKvaratskheliaは、完全にその求められる役割を遂行しているように感じます。適応力の高さに脱帽です。
そしてチームに溶け込む適応力の高さもそうなのですが、個人での打開力も高いものを持ち合わせています。
2人に対応されながらもその間をするすると抜けるように突破したり、一瞬の緩急で相手を置き去りにしたり。
さらに、彼の最も怖いのは、左右両足から精度の高いキックが繰り出されるというところでしょう。相手ディフェンダーからすれば両足を警戒しなければならないというのは、かなりの負担になりますし、相当厄介なはずです。
ここまでSerieAに旋風を巻き起こしているNapoliの中心にいるジョカトーレ
Khvicha Kvaratskhelia
中断直前には負傷により親善試合ですかね?の代表招集も見送られてしまったものの、その分クラブでの練習の期間が設けられました。
コンディションの調整はそこで十分でしょうし、再開後の躍動にも注目です。
それでは、ありがとうございました。