Atalanta×Cremonese
こんにちは。本日2本目のお届けとなるぱぴよんです。
リコリス リコイルっていうアニメをご存じでしょうか。
いまやっているアニメなのですが,女の子がめちゃくちゃかわいい。
銃ぶっ放してますけどかわいい。前にもこの話した気がするけど。
とにかく時間を持て余しているそこのあなた。アマプラでもdアニメでも見られるはずですので是非見てみてください。
さて,今回は昨季の不調とは裏腹に現在好調,開幕から4勝1分のAtalantaと,前節Sassuoloに引き分けたことで今季初めての勝ち点を得たCremoneseの対戦。
CremoneseはどこまでAtalantaを苦しめることができたのか。見てきます。
<前半>
まず前半で目についたのは,Cremoneseのタイトなマンマークディフェンスです。
前線のMuriel,Lookman,MalinovskyiにそれぞれChiriches,Aiwu,Lochoshviliがマークにつきました。
特にタイトだったのはMurielに対するChirichesの守備。絶対に前を向かせないようにと命じられているかのような激しいディフェンス。
Atalantaはこのディフェンスに苦しめられました。
しかし守備面でAtalantaを封じたCremoneseですが,攻撃面ではあまりよさを見せられず。
基本的にはDessersとOkerekeに対してボールを付けてそのセカンドをPickelが拾うというような形を作りたかったのでしょうが,Atalantaの強靭なセンターバック陣を前にまともにポストプレーをするのは難しいでしょう。
ポストプレーが中々できない状態のためせっかく2列目に入ったPickelの足元のうまさや視野の広さを生かすことはできず。
さらにDessers,Okereke,Pickelの3人と,後ろから上がってくるメディアーノ,およびウイングバックとの距離感が遠く,せっかく収めても次につながらないという状況が続きました。セットプレーの際には決定機を生み出すこともできていましたが,攻撃に関しては変化が必要かもしれません。前半は様子をみていた
だけかもしれませんが。
Atalantaに関しては,Cremoneseの良い守備に苦戦させられていい形をつくるには難しく。しかし前への意識は高く縦パスを奪ってのショートカウンターやセットプレーを中心に決定機を作りました。
しかしRaduの好セーブや守備陣の奮闘を前に得点につなげることはできず。
後半になにか変化が加えられるか,期待です。
守備に関しては文句なしのいつも通り前への意識が高く,前向きでボールを奪っていきました。
ただOkoliのビルドアップ能力に関しては実践を通じて成長させていく算段なんですかね。
そういうわけで前半はスコアレス。後半もみてきます。
<後半>
後半は立ち上がりからオープンな展開となりました。互いにアグレッシブに攻守において奮闘。しかし両チームともに決定機演出とはならず。
Atalantaは後半主に左サイドからの攻めを行います。Soppyが前半よりもタッチ数が多くなり,Toloi,De Roonもより前に意識を向けたことによる結果だと思います。
しかし得点には結びつかずAtalantaはHøjlund,Edersonを投入してフレッシュさを加えます。Edersonが入ったことによりより前線に動きが出てCremoneseは捕まえるのが難しくなります。
そして時間をおかずCremoneseもEscalanteを下げてZanimacchiaを入れ,Pickelを3列目に下げて戦います。
しかし重心が下がり気味になったCremoneseを攻撃態勢にすることはできず,64分。右サイドからのFK,Koopmeinersが蹴ったボールはゴールに直接叩き込まれたようにみえましたが,OFRの結果Okoliのハンドというジャッジでゴールは取り消し。
しかしその後もめげずにAtalantaの時間が続きます。
そして幻のゴールから10分経った74分。
今度は先ほどよりハーフラインよりの場所からのFK
Koopmeinersが蹴ったボールをニアでDemiralが合わせて文句なしのゴール。
ついに先制に成功します。
しかしここから前がかりにならざるをえなくなったCremoneseの時間に。
すると先制点からさほど経っていない78分。バイタルエリアで少しごちゃっとなったところ,Ascacibarがミドルシュート。Mussoがはじいたボールを狙っていたValeriが詰めて同点に持ち込みます。
Ascacibarのシュートが無回転気味だったのでMussoがはじいてしまったのは仕方ないかなと。それよりもセカンドボールに反応したAtalantaの選手がOkoliしかいなかったのは残念だなと思います。
ともあれこの時間帯での同点ゴール。
Atalantaとしては焦りを隠せなくなりました。
その後も攻勢を仕掛けますがCremoneseの守備を突破することはできず。
1-1の引き分けのまま試合終了となりました。
<試合総括>
Cremoneseとしては願ったりの引き分けとなったのではないでしょうか。
前半は攻撃の中心となるMurielを完封し,後半も不運にもセットプレーからの失点はしてしまいましたがすぐに同点に追いついてAtalantaのペースには持ち込ませず。絶好調のAtalantaを相手に引き分けに持ち込めたのは今後を占ううえではいい結果だといえるでしょう。
一方のAtalantaはこの試合は手堅く勝利をおさめたかったところでしょうが,相手に研究される形で勝ち点を落としてしまいました。
ただ悪い内容だったというわけではないので,一週間空けた次節にこの結果を持ち込まないようにしたいですね。
以上になります。
なんと本日二本目の投稿がこの時間。まだまだやる気がありあまっていますのでもしかしたら夜にもう一本投稿できるかもしれません。
それでは,ありがとうございました。