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Udinese×Catanzaro

お疲れ様です。シーズン開幕直後あるある、めちゃくちゃ試合見る気力ある状態のぱぴよんです。

今回はSerieAに所属するUdineseと、今季SerieBに昇格したCatanzaroとの一戦を振り返っていきたいと思います。

最近何もなさすぎて冒頭に書くことないので本題に入ります。

<Udinese>

GK:Silvestri
DF:Kabasele,Bijol,Masina
MF:Ebosele,Zarraga,Walace,Lovric,Zemura
FW:Thauvin,Beto

<Catanzaro>

GK:Fulignati
DF:Situm,Scognamillo,Brighenti,Veroli
MF:Pontisso,Ghion,Brignola,Sounas,Vandeputte
FW:Biasci

Udineseは新加入のKabasele,Zarraga,Zemuraが早速スタメン。

ベンチにはJuventusからローンのAke、アヤックスからイタリアに復帰したLuccaなど楽しみな選手が控えています。

一方のCatanzaroは私はほぼわかりません。Brignola、Situmの名前を知っているくらいです。

ベンチにいるD'Andreaは今季Sassuoloからローンで移籍中。この人だけ知ってます。楽しみです。(笑)

<前半>

前半立ち上がりから意外にもペースをつかんでいたのはCatanzaro。

かなり流動的な動きを見せていたので配置を把握するのに時間がかかりましたが、予想されていた3バックとは違い、4バックのように見えました。

ボール保持の際にはSitumをあげてそれ以外の3枚でビルドアップ。

前線から降りてくる選手がいればそれと入れ替わるように中盤から抜け出す選手が一人はいるようないい連動性を続けていました。

そして私の印象に特に残ったのはGKのAndrea Fulignati。ビルドアップの際に相手からのプレスが来ても冷静に出口を探してパスを繋ぎ、際どい場所にも鋭いパスをつけることができる。

これがSerieBのチームのキーパーなのかと驚きました。

相手陣内でのプレスの際にもマンマークのような形で対応し、Udineseに自由を与えませんでした。

しかしそこはUdineseもSerieAの意地をみせます。瞬時の動き出しで2トップのBeto、Thauvinが下りてきて中盤での受けどころとなり、打開策を生み出します。

そこから流れを自分たちのものに引き寄せてすぐの前半9分、狭いエリアでThauvinがキープし、右サイドへ。

右で受けたEboseleが相手DFを一枚はがして左足で鋭いパス。間で受けたThauvinがこれまた華麗なフェイントで一枚抜いて右足折り返し。

それを中にいたLovricがダイレクトで決めて先制。試合中に修正したUdineseが早めに均衡を破りました。

しかしその3分後の12分。キーパーからの繋ぎでCatanzaroが同点に追いつきます。

ハイプレスをワンタッチでかいくぐり、Situmのパスが少しずれますが、Ghionがギリギリ繋いでSounasへ、そのSounasは左でフリーのVandeputteに。

ボールを受けたVandeputteは中に切り込むと見せかけてニアを抜くシュート。目の前にいたKabaseleの股下を抜くゴール。

見事なカウンターで試合を振り出しに戻しました。

その後もCatanzaroは前半を通じて強度を落とさずプレーを続け、Udineseを苦しめました。

終了間際になるにつれて徐々に体力的なものもあってかUdineseに攻略されるシーンが増えましたが、フィニッシャーの決定力の欠如もあって得点を許さず。前半は1-1で折り返します。

<後半>

後半も立ち上がりからCatanzaroはやることを変えず、積極的に相手にアプローチをかけていきます。

ただ前半ほどコンパクトさはなく、Udineseにギャップをつかれるシーンも多々。

そんな中の49分。低い位置で前を向いたZemuraが前線へアバウトなロングフィード。

このボールにはScognamilloが前に入るも、Veroliとの連携ミスによりBetoにボールをかっさわれます。

その後はノンプレッシャーのBetoが冷静にゴールに沈めて追加点。

前半含めここまで素晴らしいフットボールを展開していただけに、非常にもったいない失点となってしまいました。

これで勢いづいたUdineseは狭いエリアでも落ち着いて繋ぎ、どんどんCatanzaroを自陣内に押し込んでいきます。

特に後半目立っていたのはThauvin。さすがの技術と位置取りで相手ディフェンス陣を苦しめました。

そしてその流れのままに63分。右WBのEboseleが左足で逆サイドへのロングボール。

正確ではなく誰もいないところにバウンドしていきましたが、Betoの驚異的なスプリントで先にボールを収めます。

そしてPA内で相手をかわしにいったところ、Brighentiが倒してしまいUdineseのPK判定。これをThauvinが落ち着いて左隅に沈めて3点目。

そしてこの得点の後両チームともに選手を3人交代。Sassuoloよりローンで加入しているD'Andreaが入りました。(金髪イケメンでした)

ただこれといった変化がうまれたとは言えず、依然としてUdineseのペースに変わりはありませんでした。

79分にはBetoと代わったLuccaが綺麗なボレーシュートを打つシーンが見られましたが、ここは守護神Fulignatiがビッグセーブを披露しました。

その後はお互いに決定機をうみだすシーンも少なく、後半ロスタイムへ。

そして93分。ピッチ中央でためを作ったAkeが右のFerreiraへ預け、中のZarragaへ。

そのZarragaが狙ったのか狙っていないのかわかりませんが、ワンタッチで綺麗なフリック。

そのボールが相手DFの裏に流れ、完璧に抜け出したLuccaがキーパーとの1対1をループシュートで冷静に決めて4-1。加入後公式戦初ゴールで試合を決めました。

<試合総括>

試合を通してCatanzaroはUdineseに対しても臆さず素晴らしいゲーム運びをしていたと思います。

デュエルになればUdineseに軍配があがってしまっていたのは気になるところではありましたが、それでも十分な闘いだったと思います。

チームとしての完成度はUdineseと同等かそれ以上でした。今季のCatanzaroは要注目だと思います。

一方勝利したUdinese。
苦戦を強いられながらも相手のプレスに合わせて戦い方を変えたのはさすがだと感じましたし、Robert Pereyraの穴をあまり感じさせない想像力と連動性でした。

新加入のZarraga、Kabaseleは早速90分フル出場を果たし、前者は見事なアシストも記録し、リーグ戦開幕に向けてよい準備ができているんじゃないかなと感じました。

以上になります。
Coppa Italiaもまだまだ開幕したばかり。さすがに全ての試合を振り返ることはできないと思いますが、できる限り振り返りを投稿できればと思いますのでよろしくお願いします。

ありがとうございました。





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