見出し画像

藍色展を終えて

2024年10月1日(火)~6日(日)
11:00-19:00(最終日のみ17:00)
渋谷ギャラリールデコ6階

藍色展、無事に終了しました。
ご来場いただいた皆様、出展者の皆様、本当にありがとうございました。

備忘録に個人的なこだわりなど。


空間

最近の傾向だと大きいパネルやタペストリー、ポスターをどーんと出す方も多いので、ご覧になる方がすこし離れて見れるように空間は広めにとっています。稼働壁の取り扱いが毎回悩むのですが、窮屈な印象にならないよう、居心地が良い空間になるように壁際に寄せるようにしました。
また、比較的のんびり見ていただける平日は中央にテーブルと椅子を配置、混雑する土日は撤去するなどして対応してみました。

音楽

音楽も空間づくりの大事な要素のひとつ。美術館にいるように、ちょっと声を潜めたくなるような、じっくり作品を見ていただける空間にしたかったので、ゆっくりとした曲調のものを選びました。
たぶん9割くらい女性歌手のものなんですが、たまにinstrumentalや男性の曲も混ぜています。
プレイリストを作って家でずっと流して、居心地の良い曲を選びました。

キャプション

藍色展のキャプションは名前とSNSアカウントだけのシンプルなものです。
理由はいくつかありますが、最大の理由はキャプションで作品解説してしまうと書いてある通りにだけ見ちゃうかなと思って。

ここはどこだろう?
いつ撮ったんだろう?
どうしてこういうふうに撮ったんだろう?
どういうストーリーがあるんだろう?
衣装はどうしてこれを着てるんだろう?
紙はなんだろう?

疑問に感じてもいいし、感じなくてもいい。そのまま受け取ってもいいし、考えてもいい。
出展者がいれば意図を聞いてもいいし、自分なりの考えを感想ノートに書いたり、Twitter(私は意地でもTwitterと呼ぶ!)に投稿してもいい。
それで仲良くなったらめっちゃたのしい!


写真展を交流する場としても捉えたいので、あえてキャプションは無くしています。
でもキャプションある展示も好きです。その人がどういう風に自分の展示を語るのか見るのが好き。だから結局、どっちでもいいんですけど(?)(逃げ)

受付と物販

芳名帳はやーすさんお手製の、お名前とSNSだけのシンプルなもの。一枚20人なので、何人来てくれたかわかりやすいので助かりました。


受付と物販スペース


物販は什器を使って、高さを出して見やすくしています。コミケとかで良く使うのかな?段ボール製で、組み立ても割と簡単。解体すればぺったんこだし、使わなくなったらリサイクルに出せるし。
後ろの空間にはチェキフィルム、ポーチ、ペンケース、お釣りなど。ごめん、撮影用にちょっと片づけた。もっとごちゃごちゃでした。

物販の什器裏


出展者の在廊

出展者の皆様に対する注意事項、受付をする際のマニュアルについて書いた紙をバックヤードに貼っていました。

ざっくりと、
・挨拶してDMを渡してね!
・お客様に長時間話しかけないでね!長時間話したいときはバックヤードかカフェとか行ってね!
・テーブルで休憩しないでね!休憩はバックヤード行ってね!

書き方はフランクにしてますが、こんなことをお願いしてました。


あと一番声掛けをして気を付けたのが
・受付横の窓際に並ばないでね! というもの。
エレベーター降りてすぐ、受付に行く窓際ってなーんか居心地良くて、展示全体が見渡せて、ついつい寄ってっちゃうんですよね(笑)
でもお客様の導線は良くないので、(複数人来てくださったり、大きい荷物がある方が来るとアワアワする)窓際に行く出展者さんたちをつついてましたwww

それから出展者が多くなった土日は手を腰のあたりで組むのも、自分含め注意してました。ひとりふたりならまだしも、複数人いると威圧感ある気がして。
とにかく来てくれたひとが居心地良い空間だといいな~と思いながら。
細かいところも協力してくださった出展者の皆様、ありがとう!





作品に関しては、撮影が終わってしまえばあとは完全に出展者の皆様に任せてしまうので(もちろん相談はいくつか受けましたが)、あと私ができることと言ったら来てくださる方への最大限の空間づくり。
時間やお金を使ってわざわざ見に来てくださる方が「いい展示だった」と思っていただけたら嬉しいな。

終わってからまたいろいろと改善点はでましたが…
完璧を目指すって難しいですね!
それでも精一杯のことができたんじゃないかな。
あくまでも「わたしのかんがえるさいきょうのてんじくうかん」だし、みんなおんなじ空間つくってもつまんないので「今回はこうだったよー」なのですが、皆さんのこだわりなどありましたらぜひ教えてくださいね!

そんなかんじでした!
見てくれてありがとう◎




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?