一錠

まぶしい朝焼けにさ 今日も目を閉じた
このまま時間が止まる、そう願って眠る

夜が怖くて 明日が怖くて 窓を開けて見ても
飛べやしないから 朝なんてもう来なくてもいいよ


  ゆるく ゆるく 首を絞めて
  じっと腕を見つめていたって なぁ、息は止まらない

  もっともっと 首を絞めて 
  きっと僕はただの死にたがりで、笑われんだろ


生きることは嫌じゃなくて
死ぬことはもっといやなんだって なぁ、ばからしいよな
別にべつに終わればいい、そんなことは思ってもない
ただ、「幸せ」でいたい
あ また 今日も死にたいかな。


上手に生きることもできなくて、また、切った
誰も僕なんて興味ないって なぁ、本当のことだろ
もっともっと 息をしても
何もかわりゃしないんだって、もう諦めてた


悪いことはしてないけど
別に良いこともしてないから 変えられないんだな
だけど「僕」が「生きてる」こと 誰かだれか認めてほしいんだよ
言えるはずない
あ また今日も死にたいかな。


 ありふれた日常 だ
 目の前 トラックがさ
 僕の影を轢き殺すように見えた
 高い屋上  みたいに
 止まらない特急 列車みたいに
もう幻が 僕を殺し続けてる


 ずっとずっと 夢うつつで
どうせ自分じゃ死ねないんだって なぁ、臆病だろう

 お願い お願い どうか殺して
そんな妄想に憑りつかれるんなら、生きたくもない


 一錠 一錠 嚙み砕いた
痺れるほどに眠って居たいんだよ 知らないまま
意味が消えて 僕も消えて、気づく間もなくこの
存在ごと
叶わないかな

 あ また 今日も死にたいかな。

by:一錠

私の死にたいとき支えてくれた唯一の曲。
父にも「しんどい」と言われた 私は 何の意味があって
どんな意味があって 生きているのだろう 
辛いから 無名ちゃん 変わってくれないかな。ごめんね
ありがとう

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