私の本棚2024年11月⑨
「潔く柔く」 いくえみ綾
「東京ヒゴロ」 松本大洋
「第2図書係補佐」 又吉直樹著(幻冬舎よしもと文庫)
「瞬きもせず」 紡木たく
本棚番外編。漫画などのご紹介です。
現在、私の本棚に漫画はありません。引っ越しのときに、全部処分してしまっていて、たぶんないと思います。
せっかく持っていたのに、なぜ漫画は捨ててしまったのか。
電子書籍でも、漫画は大丈夫だと思ったからでした。文章だと紙の本がいいと散々言ってきましたが、漫画は、電子でも意外といけるかもと思ってるのでした。ご期待を裏切ってしまいすいません。
「潔く柔く」は、ちゃんと持っていました。引っ越す前までは。いくえみ綾の作品は、何作か持っていたのですが、一番好きな作品が、「潔く柔く」です。漫画の説明ってどうしたらいいかわからないのですが、絵も好きだし、主人公も好きです。漫画の紹介って難しいですね。書き始めてから気づきました。興味を持ったら、読んでみてください。それしか言えないかもしれないです。
「東京ヒゴロ」は、又吉さんがYouTubeで紹介してる内容に興味を持って、買って、完結まで、そろっていたんですが、引っ越しの時に、売ってしまっていて、今ではすごく後悔しています。漫画編集者の話で、私は好きでした。これも内容に触れるのが難しい。
「第2図書係補佐」は、本棚整理をしていたら、出てきました。正直に言うと、又吉さんに特に興味があるということはありません。笑うツボとか、読む本とか、合わないような気もするし。又吉さんの小説も読んだことがありません。毒舌ですいません。この本に載っているものも数冊は読んだことがあるけども、ほとんど手に取ったこともない本です。だから、興味があったのかもしれません。でも、この本を開いてみたら、私と趣味の異なった本好きの人が本を選ぶとこうなるのかと。芥川賞とかを取った作品とかが好きな人なら楽しいのかもしれないです。「東京ヒゴロ」を知るきっかけをくれたから、同じ記事に書くことにしました。
「瞬きもせず」は、かなり昔に読んで、好きな作品です。紡木たくと言えば、「ホットロード」とかなんですかね。でも、私には「瞬きもせず」が好きな作品だったと思います。本棚にはないから、確かめられないけど。紡木たくの、しーん、とした静けさを感じるところが好きです。それに気志團の「One Night Carnival」の歌詞に「瞬きもせずに~」って出てくるじゃないですか?あれを聞くたびに、私は、紡木たくのこの漫画を思い出すのでした。
あんまり漫画に詳しくない私ですが、スラムダンクとか王道も読みますし。
ただし、あれなんです。ほんとに最近、気づいたんですが、活字が多い方が得した感じがするので、どうしても漫画だと、同じ値段で、本の方が楽しめるというきっと私の「がめつさ」と「ケチ」、よく言えば、「節約家」なんだと思います。ちょっと変わり種の本棚紹介でした。うちの本棚にはもうないけど。
(おしまい)