若草プロジェクトへの赤い羽根福祉基金 1000万円が消えた謎について
若草プロジェクトだけ1年で終了した助成金
記事にしていなかったけどずっと疑問だった事がありました。
それは
「若草の赤い羽根福祉基金は何故1年でストップしてしまったのか?」
という疑問です。
この赤い羽根福祉基金、今まで73事業体が助成を受けてるんですが1年目で終了したのは13個、わずか17%しかいません。1年目で活動が終了した事業体がある事を考慮すると実際の審査落ち率はもっと低い。継続前提の審査なのです。もちろん東京都若年被害女性支援の同志であるぱっぷす、colaboは3年間継続しています。
また若草プロジェクトが助成金の使い道にあげている「まちなか保健室」は現時点(2023/1/20)でも継続しているので事業終了で打ち切られた訳でもありません。
さらに謎が深まるのが若草プロジェクトが公開している2021年度の事業報告書です。そこには
と記載されています。
2021年度も赤い羽根福祉基金を受け取っている・・・?
単に年度を誤記しただけかもしれないな、と思いつつ1年終了の件と併せるともやもやが残ったままでした。
幻の2021報告書があった・・・?
そんなもやもやを吹き飛ばす新情報が本日飛び込んできました
現在赤い羽根が公開している2021年度の助成決定ファイルには修正前の版がありURLをいじると見れるそうなのです
修正版?
https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/continuation-2-2.pdf
オリジナル?
https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/continuation-2.pdf
若草が継続してる!!!
これが本当なら大事件かもしれません。
2021年度に「まちなか保健室」を移転して若年女性支援の委託事業を受けた…?
若草の2021年度の事業報告書を読むと以下のような記述があります。
なんかすごく微妙な表現ですよね。まちなか保健室の運営に東京都の若年助成支援の委託事業の予算を使ったようにも読めるし、タイミングがかぶっただけで予算は別のようにも読めます。何故こんな回りくどい表現になっているのでしょうか。私は東京都若年被害女性等支援事業実施要綱にヒントがあると考えています。
若年被害女性支援が定める助成の例外
東京都若年被害女性支援は助成の対象にならない場合を以下のように定めています。
要約すると
他の国庫補助金や都補助金等の補助を受けていると出来ない事業がある。
という事ですね。ちなみに「4の(1)の②」にはこう記載されています。
続いて若草プロジェクトによる「まちなか保健室」の説明を御覧ください
相談と記載されているのでもろに「4の(1)の②」に該当しているように見えます。
つまり以下の条件が共に真の場合、
2021年度東京都若年被害女性支援の対象にならないのではないでしょうか?
あくまで可能性の話です
可能性の話にはなりますが、
という事はあると思います。また委託・助成の使途が別ならば問題ないので赤い羽根から受けた1000万円で前述の「MARCH」という冊子を刷りまくったのかもしれません。(その場合は赤い羽根の報告書から消えた謎は残りますが・・・)
赤い羽根と若草からの説明が必要だと考えます
言うまでもないことですが私はこの経緯においてなんら犯罪性がある事が起きているとは考えておらず本記事もそれを示唆するものではありません。なんらかのエラーが生じただけだと信じたいです。
どちらにせよ上記2点の謎については両団体から説明が必要だと考えます。疑念が解消される事を願ってやみません。
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