バッキング
バッキング
耳になるところを線を引く。
耳の厚さは表紙の台紙の厚さ。
今回は2mm
本文の折長半分のところにわかるように紙を挟んでおく。
本文を小口の方から両手で上面を抑えながら2/3だけを両手で持ち上げ、持ち上げた状態の小型の角度を保ちながらそのまま下ろす。
背の部分が浮いていると思うので、金槌で叩く。
小口に丸みが出る。
その状態を維持しつつ、ひっくり返し、反対側も同じように親指と人差し指で1/2を挟んだ分だけ持ち上げ、また、その状態を維持したまま、下ろす。浮いている背を金槌で叩いて、小口に丸みを作る。
そのじょうたいのままプレス機に持っていく。
印をつけた2mmのところに合わせて、閉めていく。
もうこれ以上無理!というくらいまでプレス機は締める。
この時、真ん中が押されて飛び出ることがあるので注意。抑えながら…でも、紐で縫ったところを抑えないと紙の折丁の部分だと潰れることもあるので、注意。
背の真ん中より手前の方から、叩いて、耳を作る。
この時、真ん中は折れていないありちゃうがあるように。中心は叩かないように
背は、潰したらするのではなく、倒す感じに。プレス機に真っ直ぐ向き合って…
歪んでいたらは作るものも歪むから!!
注意する。手前に折れたら、反対も、倒すように。
この時、金槌は、叩く部分の方をもってした方が、狙いが定まりやすい。
綺麗に倒せたら、背をのり付け。
本当は見返しをはった状態でバッギングをするが、ない時は見返しを貼り付ける。
この時、見返しのノドを、表紙の厚紙の厚さの分を上に折り上げて、未返をはり、製本。
綴じがゆるゆるだと、うまく倒れない…