いつかのトークイベントの覚えきメモ


時間の経過
紙が生き物のような…
時間と共に色あせたりしていく感じ。


本を作ったり売る→人に、贈っている
編集者が、あるいは誰かが、素晴らしいと感じたものを、誰かに伝えたい!、という思いが、本という形に、いろんな人の協力、手を経て、本という形になり…最終的に、読者に…渡るのだけれど、それが、贈り物のような感覚だなぁと言う…こと。

一冊の本は沢山の人がいて、できている!ということが、紹介されている「本を贈る」
本を、書いている作家さんとか、印刷会社の人ではなく…そのうちうちの人。

その贈ろうと決めた一番初めの人は?発起人…

本は、どうして破ったり、粗末に扱うことに対して、抵抗があるのか。

製本、ダメなところも、ごまかして作れるようになったら一人前!笑笑
誤字脱字が見つかったとき、根元だけ切り取り、一ページだけを入れ替えるという…技が‼︎
一丁切り替えとかいう。


解体

見返しの喉の、寒冷紗のはしのところで、切る。
本文と表紙を外す。

背紙
背を保護している紙
製造工程で、本の天地がわかるように、下の方に、ピンクの色で、ピッ印。今回は、透けにくいように、ピンクで、本来は黒とかが多い

ボローバック
表紙と背が離れている

タイトバック
表紙と背が、くっ付いている
製本会社の方で、どちらにするか判断する。
表紙の、ボードが薄いと、開きやすい。
接着のボンドが、prだと、少し開きが良くなる…というように、売り込まれた…とか。

まるぜとかくぜの使い分け
かくぜはは、シャープな印象になるので、.
読み物よりも、写真集が、とか、
長時間読むのには、マルゼが、触りごごちが良いから…
薄い本はまるぜが出来ないから…
かくぜ、タイトバックがおおい。
ボローバックの場合、背が見えすぎるのもみっともないから、花布をつけるとか…

一番内側に、寒冷紗のかわりに、しわ紙を、使っている。
(背中はかなり、気を使う‼︎)

見返し。
表紙と中身を繋ぐ紙。
溝があるから、開く。そこに、、負荷がかかる。ここに、蝶番のような役割を果たす、しわ紙、寒冷紗を。

黄ボール
硬くて丈夫
表紙の背中のボール紙は、しっかりしたのに。
チップボールは、グレーの。薄めの。表紙で厚くするなら、張り合わせたりして…

ノリ
ホットメルト
熱で溶ける。
車の中で使う地図とかには、昔使われていた。

Pr
水分に反応して固まるから、その対策…出来る。

脊標
折長が、しっかり順番に並んでいるかを、わかるように…製本時に分かる印。

コデックス装
背を包んでいないので、見えてて、わかりやすい。
開きがいい。けど、強度的には弱い。


「ちゃぶ台」
脊標のところが、観れる‼︎
脊標の代わりに、タイトルを、一丁ごとに印刷したもの。
本文が写真のページだったら、背の方まで、印刷がされているので、グレーな、線のように見えたりしたのも。
「砂丘律」→表紙ので包んでなくて、寒冷紗が、むき出しに。

スピンドルの、スピン!
工程では、いれながら、切る!機械の流れ作業の中で…

ヤレ→不良品の事。刷りが増えるほど、減ったりするらしい…。どうしても、やはり、製造工程でダメになる本は出る。

売れなくて、一度戻ってきた本も、汚れとか、カバーをかけかけたり、小口を削ったりして、掛け替えしたりして、また売りに出すとかしているので。

本を、一度切らしたら、また、取り寄せるのに、時間がかかってしまうので、多目に入荷するが…
本を送るのに、時間がかからないから…表紙とか、つけない、という、自由度があがる。
カバーは、返品の制度があるから、発達したものである。が、売る時に、一番目に付くものなので、予算をかけたりされているというのが、日本の本の現状。

並製本は、廉価版…
ソフトカバーは…本では無い…??
蛇腹折は??
バーコードとかも、位置が決まっている。

アートではなく、いろんな制約があって、その上で、デザインをするというもの。

韓国、台湾
ペーパーバック、ガンたれつきの…カバーがついてないけど、強度をつけるために、とか。
費用とかの面、でと、カバーが無い方がいいのでは、とか。
Pp加工で、汚れを防いだりとか…


ブックデザインについて…
本の、内容に、集中したい時は…
ブックデザインがあると、逆に集中できない、あるいは、そういう価値観、世界観に影響されてしまう…!という思いが…
作り手として、読む人のことを考えて作るのか、その意識は?

どういう風に読んでもらえるのか、というところ。
装丁よりも、どちらかというと、本文の書体とかが、影響するのでは?

読み手によって、それは、色々捉えられる。
手にとってくれる人に対しても、イメージして、デザイン。あるいは、どこで購入してもらえるかも…

外側も、含めて、本…
本文だけ、内容だけが、本じゃない…という部分。
表紙は、中身の意味づけであっても、行けない…けど、なんか、引き寄せられるような、デザインが良い。

製本側は、読書の邪魔したくないので、その…読むというのに、本が意識されないくらいのものかいいと思っているけど、これから、本の方向性としては、綺麗な、感じの方向になるのかな…

本当であれば、本と意識されない、集中して読める、というものが、理想とされているけど、売れる、というところを考えてくると、それの追求だけでは、ダメな時代になってきているよね、という話。

マーブリングは、イスラムのアート!
で、トルコで発展した。けれど、手工業で、衰退してきている。
絵本が、出るかもー!

城崎は、文学の盛んな…
とこて、そこしか買えない本とかも、あるから!
一回、行ってみたい‼︎

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