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Nintendo Musicが"安い"訳を考える
言いたいこと
Nintendo Musicの目的は「スマホで任天堂にお金を継続的に払ってもらう接点を維持したい」ため。
NSOは1年で400万アカウント減少している。
せっかく使った接点をなくしたくないが、Switchの後継機はまだ見せられないのでスマホアプリ、かつNSOの料金で利用できるように。
→少額でいいのでお金を支払ってくれる接点を維持したい。
NSO会員数、
— パーペン (@Papen_WaC) November 6, 2024
2023年9月末現在で3,800万アカウント以上(51p)
2024年9⽉末時点で3,400万アカウント以上(21p)
※ページ数はプレゼン資料対応
1年で400万アカウントぐらい減少してたんですね。解約抑止のため音楽アプリ展開と考えると…結構急いだんですかね?(ワンダーを翌日に展開したり)
ぶっちゃけ上の投稿で十分なんですが一応根拠だけ書いておこうと思いました。
減少するNSO会員数
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2024年9月末時点の「Nintendo Switch Online」(以下、NSO)会員数は3400万アカウント以上でした。しかし、文章をよく見ると「前年と比べるとオンライン対応タイトルによるけん引は見られず、会員数は減少しました」とあります。
では2023年9月末ではどうだったのか。プレゼンテーション資料を確認すると「3800万以上」でした。
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実は24年9月末でNSO有料会員数が初めて減少したのです。下記は19年から24年9月末までの有料会員数(単位:百万)の推移です。
(19年?月としているのは何月時点のデータかわからないためです)
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そう考えると、「Nintendo Music」がNSOの通常会員の料金で楽しめるのは意図を感じさせます。
任天堂はお客様との接点の強化としてNSOを位置づけております。ニンテンドーアカウントは数が増えたとしても月305円、年払いなら年2400円相当を支払ってくれるアカウントが増えないようでは接点が強化できません。
ここで任天堂が取りたいのは「接点」であって、「お金」ではないと考えると「Nintendo Music」がNSO、しかも追加パックでない通常のもので利用できるのは理にかなっております。
Switch後継機は出てこず、Switchの拡張は限界。スマホで展開するしかないでしょう。任天堂としても資産を活用できるいい機会です。たびたびゲーム音楽の活用を提言されてきた株主の意見も反映されてます。
というのがNintendo Musicが安い訳ではないかと考えました。
以上。