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『星のカービィ ディスカバリー』ワシントンポストインタビュー再考 時系列と"継承"の違いをAI(GPT-3.5)と考える

ゲームストーリーに明確な時間軸はありません。

ハル研究所取締役兼『星のカービィシリーズ』ゼネラルディレクター 熊崎信也


ストーリーがあればその中身について色々話されるのは古今東西、いつでもどこでも変わりません。基本はアクションゲームであり、体験を重視する『星のカービィ』シリーズでもそれは同じです。

特に熊崎信也氏以降が指揮を執るようになった2010年代以降の『星のカービィ』シリーズは、キャラクターやストーリーについて高い熱量で考察が飛び交うようになりました。


そうなると確実に出てくる話題が「時系列」です。


誰が、どこで、何をしたかまでは分かっても、それが「いつ」起こったか。これをどうするかによって解釈もまた大きく変わってくるからです。


この時系列考察において肝心なテキストを監修する、熊崎氏は冒頭のように、「ゲームストーリーに明確な時間軸はありません」と述べました。


今回はその時系列に関する熊崎氏の発言についてChatGPTに聞き、ディレクターは何を言いたかったのか。さらに彼の言うアプローチは何なのか話を深堀していくことにしました。

(関係ないですが、ChatGPTのリリースは2022年11月なので、ワシントンポストのインタビューが出た時はできなかったんですよね)


先に申し上げますと、『星のカービィ』シリーズに登場するマホロアのこれまでの歴史を踏まえていくと、ChatGPTはなかなか的を射た発言をしています。ただ同時に、「AI故の考え?」となる場面もありました。


総文字数がかなり多いため、パパッと見たい方は「AIと対談して得られたこと」を見ることをおすすめします。



ワシントンポストインタビューって何?


まず先に、ワシントンポストインタビューについてご説明いたします。2022年3月25日頃に公開された、アメリカの2大日刊紙であるワシントンポスト紙によるEメールインタビューを指します。

時期の都合上、『星のカービィ ディスカバリー』に対する内容の質問が相次ぎましたが、その中にこのような質問がありました。

ゼルダのタイムラインと同じように、カービィの全作品をつなぐ物語の糸があるとお考えでしょうか?

強調は投稿者独自

これに対し、熊崎は以下のように回答しております。

熊崎ゲームストーリーに明確な時間軸はありません。これは、過去の設定にとらわれず、長い歴史のあるシリーズでも、毎回新しいことにチャレンジしやすく、最適なゲームプレイを優先させるためです。

ただし、オープニングでカービィがデデデ王と初めて出会うのでは、ストーリーはあまり進みませんので、プレイヤーが自然に受け入れ、理解しやすいストーリー要素を継承しています。例えば、マホロアが過去の行いを悔いてプププランドへ行くとか、メタナイトがカービィに復讐するとか、新作をより良くするために効果的なストーリー要素を採用しています。

また、ストーリーのテキストを書く際にも、細かいところにまで気を配っています。というのも、今後の作品にこれらのストーリー要素を継承していくには、まず各回の詳細な設定を用意する必要があるからです。ただ、カービィシリーズのメインはアクションやゲーム性なので、それらをより魅力的にするために必要な設定は毎作品ごとに用意しています。

強調は投稿者独自

この時系列の話はキャッチ―であり、当時の記事でもタイトルに使われております。


この話をより深堀していきます。


ChatGPTと話す

ChatGPTやBingAIなどは分からないことでも架空の人物や出来事をいくらでもひねり出してくるため事実の確認には向きませんが、このような意見の出し合いには使えるのではないかと考え、やってみました。

ChatGPT Plusを用いており、modelはデフォルト(GPT-3.5)です。

私が質問した内容に、ChatGPTが返したことを載せていきます。23回分話しましたが、記事の都合上関係ない質問は省かせていただきました

省いた部分はおまけのスプレッドシートで見られるようにしておりますためご容赦ください。


1回目:どう解釈したか


「Aのタイムラインと同じように、Bの全作品をつなぐ物語の糸があるとお考えでしょうか?」という質問があります。Aは明確な時系列が存在し、それに則って作品が紡がれています。

このような質問に対し、Bの作品を現在統括するディレクターは以下のように答えました。

「ゲームストーリーに明確な時間軸はありません。これは、過去の設定にとらわれず、長い歴史のあるシリーズでも、毎回新しいことにチャレンジしやすく、最適なゲームプレイを優先させるためです。
ただし、オープニングで主人公がキャラクターCと初めて出会うのでは、ストーリーはあまり進みませんので、プレイヤーが自然に受け入れ、理解しやすいストーリー要素を継承しています。例えば、キャラクターDが過去の行いを悔いて主人公のいる舞台へ行くとか、キャラクターEが主人公に復讐するとか、新作をより良くするために効果的なストーリー要素を採用しています。
また、ストーリーのテキストを書く際にも、細かいところにまで気を配っています。というのも、今後の作品にこれらのストーリー要素を継承していくには、まず各回の詳細な設定を用意する必要があるからです。ただ、シリーズのメインはアクションやゲーム性なので、それらをより魅力的にするために必要な設定は毎作品ごとに用意しています。」。

このような回答はどのような印象を受けるか、あげてみてください。

まず質問の上で星のカービィシリーズやカービィと言った固有名詞は省いています。AIが変な解釈をしないようにという目的で意図的に設定しました。ただ、最初に作品Aは明確な時系列があるよと言ったのは失敗だったかも知れませんが。ともかく、こちらの質問内容に不備などがないか指摘できるよう発言内容は全文で載せていきます。


Chat GPTはこう回答しました。

この回答は、Bの作品が明確な時系列を持たず、過去の設定に縛られずに新しいことにチャレンジしやすいことを強調しています。それに加えて、ストーリー要素を継承していくためには詳細な設定が必要であることを説明しており、各作品ごとにそのための努力が行われているとも述べています。

この回答からは、Bの作品がストーリーに重きを置きつつも、ゲーム性を重要視していることがわかります。また、作品ごとに詳細な設定を練り上げることで、ストーリー要素を継承していく努力が行われていることが伺えます。この回答は、作品のファンであれば、新作の期待感を高めるものとなるでしょう。

  • Bの作品が明確な時系列を持たず、過去の設定に縛られずに新しいことにチャレンジしやすいことを強調

  • ストーリー要素を継承していくためには詳細な設定が必要であることを説明

  • Bの作品がストーリーに重きを置きつつも、ゲーム性を重要視していること

  • 作品ごとに詳細な設定を練り上げることで、ストーリー要素を継承していく努力が行われていること

  • 作品のファンであれば、新作の期待感を高めるもの


AIが要約に強いことは分かっていましたが見事だと思いました。ただ、その中で「新作の期待感を高めるもの」という回答は自分の想定外であり気になりました。

2回目:「新作の期待感を高めるもの」と考えた理由

新作の期待感を高めるものという考えは私には思いつかず、興味深い意見です。何故そう考えたのか。私納得できるよう説明してください。

熊崎氏の回答についてAIは「新作の期待感を高めるもの」と印象の1つにあげました。何故そう考えたのか聞きました。私を、じゃなくて私がなど色々文法が怪しいですね。このような誤字も載せていきます。

また、最後の辺りは高圧的ですが命令を意図してわざとやっています。

Chat GPTはこう回答しました。

この回答が新作の期待感を高めるものとして捉えられる理由は、以下のような点が挙げられます。

まず、Bの作品が過去の設定にとらわれず、新しいことにチャレンジしやすいという点が注目されます。これは、Bの作品が常に進化し続ける可能性があることを示唆しています。つまり、今後も新しい試みが続けられることが期待されるため、ファンからは新作に対する期待感が高まるでしょう。

さらに、ストーリー要素を継承していくためには詳細な設定が必要であるという点も重要です。このことから、Bの作品が単なるゲームとしてのみ考えられるのではなく、作品世界に深みを持たせるための詳細な設定が行われていることがわかります。このような世界観の構築に力を入れている作品には、多くのファンが魅了される傾向にあるため、新作に対する期待感が高まると考えられます。

以上のように、Bの作品が常に進化し続ける可能性があり、作品世界に深みを持たせるための詳細な設定が行われていることから、新作に対する期待感が高まると考えられます。また、ディレクターが新作に対する意欲的な姿勢を示していることも、期待感を高める要因の一つになっています。

  • Bの作品が過去の設定にとらわれず、新しいことにチャレンジしやすいという点

  • ストーリー要素を継承していくためには詳細な設定が必要であるという点が作品世界に深みを持たせるための詳細な設定が行われていること

チャレンジしやすい点、深みを持たせる努力があることを言いたかったようです。言われてみれば「あーそうか」となりますが、このように「ん?」となった所はどんどん聞いていきます。

3回目:継承の意味の認識合わせ

なるほど。ありがとうございます。この回答においてディレクターはストーリー要素を継承することも無論対象内だが、必要な設定は毎作品ごとに用意しているとも述べています。つまり、一部一部ではキャラクターの描写に細かな矛盾が発生することも想定した回答と捉えられますが、どう思いますか?

この質問の意図は、私が考える継承はそっくりそのまま移る、コピペではないと考えているからです。その細かな違いは場合によっては矛盾とも言えるのではないかと踏まえ質問しています。


Chat GPTはこう回答しました。

ディレクターが述べたように、ストーリー要素を継承することを考慮しているにもかかわらず、必要な設定は毎作品ごとに用意されるため、細かい矛盾が発生する可能性はあるでしょう。

ただし、それでもストーリー要素を継承することが重要視されることから、ディレクターたちはその矛盾を最小限に抑えるために可能な限り注意を払うでしょう。また、プレイヤーが矛盾を見つけた場合には、説明が必要な場合には説明を提供することもあるかもしれません

ただし、作品が長期にわたって展開される場合、時代や背景の変化によって矛盾が生じることがあるかもしれません。その場合には、ファンやプレイヤーが寛容であることを期待することもできるかもしれません。

  • ストーリー要素を継承することを考慮しているにもかかわらず、必要な設定は毎作品ごとに用意されるため細かい矛盾が発生する可能性はある

  • ディレクターたちはその矛盾を最小限に抑えるために可能な限り注意を払う。必要な場合は説明を提供するかも

と言ったところでしょうか。「矛盾を見つけた場合には、説明が必要な場合には説明を提供すること」というのは具体例に落とし込めそうですが、少し待ちます。

ここで、継承は重要視して可能な限り注意は払う姿勢というのは見えてきました。多分この辺は『星のカービィ』シリーズの2010年代以降の展開を見ればなんとなくイメージできるかと思います。

4回目:「ストーリー要素の継承」と「明確な時系列がない」の違い

なるほど、ストーリー要素の継承を重要視されていると解釈されたのですね。ただ、ディレクターは「ゲームストーリーに明確な時間軸はありません」と述べています。「ストーリー要素の継承」と「明確な時系列がない」ことは矛盾しているようにも感じますが、どのように整合性を保たせたのか説明してください。

継承は重要視して可能な限り注意は払う姿勢は見えてきましたが、それが明確な時間軸がないこととどう違うのか、質問しました。

Chat GPTはこう回答しました。

確かに、「ストーリー要素の継承」と「明確な時系列がない」という2つの表現は相反するように感じられますが、実際には両者は矛盾していないと言えます。

ディレクターが言いたかったのは、ゲームシリーズのストーリーは時間軸に厳密に従わなくても、それぞれの作品で重要なストーリー要素が継承されているということです。一方で、シリーズ全体に明確な時間軸が存在しないことは、各作品が完全に独立しているわけではなく、シリーズ全体で共有されるストーリーの要素があることを否定しているわけではありません。

例えば、あるキャラクターの行動が過去作品で語られたとしても、そのキャラクターが今作品で登場する際には、過去作品での出来事を詳しく知らなくても彼のストーリーに入り込めるように、新しい情報を提供することができます。これによって、各作品でのストーリーの進展は独立していますが、シリーズ全体で重要なストーリー要素を継承することができます。

つまり、ゲームシリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということです。ディレクターは、各作品のストーリーをより良くするために必要な設定を用意しつつ、新しいアイデアや新しいキャラクターを採用することで、シリーズ全体の魅力を向上させているということです。

  • ゲームシリーズのストーリーは時間軸に厳密に従わなくても、それぞれの作品で重要なストーリー要素が継承されているということ

私はこう言われて納得しました。ここで「時間軸に厳密に従わなくても」とAIは出してきました。この中身についてより深堀する形となりました。


5~8回目:パラレルや分岐などの手探り(読まなくていいです)

なるほど、ありがとうございます。ちなみにこの「ゲームシリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」は既存の概念で何か説明できるでしょうか。例えば「パラレル」という単語で適切に説明できるでしょうか。

「ゲームシリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」の深堀第一弾はパラレルです。

Chat GPTはこう回答しました。

「パラレル」という用語は、複数の物語の流れが同時に進行しており、互いに影響しながら別々に存在することを表現するために使われることがあります。このように、ゲームシリーズのストーリーには、時間軸に厳密に従わない一定の一貫性があるという状況は、パラレルとして表現することができます。つまり、異なる作品のストーリーが独立して存在しながら、一部の要素が共通しているということです。

Yesだそうです。


次に「パラレルだが同一人物」という表現をディレクターが出したことについて質問しました。「パラレルだが同一人物」の根拠はNintendo Dream 2017年 7月号のインタビューにあります。とはいえかなり昔の話のため文章だけならふせったーにもあげていますし、ここで見せます。

*「しょうにんマホロア」について(ニンドリ)

ー 今作では、よろずやの店主として『星のカービィ Wii』のマホロアも登場していますよね。服の色がもともとの青ではなく緑になったのはなぜですか?

熊崎 まず、マホロアの色自体がプププ王国の世界観に合わないのがひとつです。消して正体を隠してカービィの前に現れているわけではありません(笑)。「ボクの名前はマホロア!」っていう所も含めてパラレルですね。『星のカービィ Wii』の物語に大きく関わったマホロアは人気が高いキャラクターですし、今作のマホロアと関係性が気になっていた方も多いかなと思いますが、パラレルではあるもののあくまでも本人としての登場になります。

ー なるほど、スッキリしました。

熊崎 ただ、プププ王国自体が別の世界観の物語なので、彼が以前(『星のカービィ Wii』の物語における)の罪滅ぼしをしているのかというと、それは違いますね。どちらかというと、課金の仕組みに商売っ気のあるキャラを出したかったんです。課金がネガティブに捉えられるのが嫌だったのですが、マホロアに任せられるなと(笑)。

ーー 適任だった、と。

熊崎 服が緑なのは、お店の衣装ということですね。あと、ウソつきなので潔白の白もいいんじゃないかという設定もありました(笑)。

『熊崎ゼネラルディレクターインタビュー カービィのいまとこれから』、Nintendo DREAM 2017年7月号(P28)

この「パラレル」という単語はそのディレクターも別のインタビューで用いており、興味深いです。ところで、「パラレルだが同一人物」とそのディレクターはあるキャラクターについて説明しておりましたが、この「パラレルだが同一人物」というのは成立するのでしょうか。

Chat GPTはこう回答しました。

「パラレルだが同一人物」という表現が成立するかどうかについては、その定義によって異なりますが、一般的には「別の世界線や時空に存在する同一人物」という意味で用いられることがあります。この場合、同じ人物であっても、異なる世界線や時空で違う経験をしているために、性格や行動などが異なる場合があります。しかし、基本的な人物像や設定が同じであるため、「パラレルだが同一人物」と表現されることがあります。

ただし、具体的にどのキャラクターについて言及しているのかによって異なりますので、一般論として成立するかどうかを判断することはできません。

この辺はもう少し情報を与えた方がよさそうですね。ただ、今回の主題とは関係ないため次に移ります。

次にアドベンチャーゲームなどに見られる分岐とは違うことを確認しています。

具体的に言わないと確かに難しい問題ですね。少し話を変えます。例えばテキストアドベンチャーゲームなどでは1日目にAの選択を選んだからキャラクターYがAの要素を持つ、Bの選択を選んだからキャラクターYがBの要素を持つということが起こります。このような展開と、このディレクターが仰っていたストーリー要素の継承は同じものではないと考えております。どうお考えでしょうか。

Chat GPTはこう回答しました。

確かに、テキストアドベンチャーゲームなどでは、プレイヤーの選択によってストーリー展開が変わることがあります。一方、ディレクターが仰っているストーリー要素の継承は、あくまでシリーズ全体におけるストーリーの一貫性を重視したものであるため、異なる要素を持つストーリー展開とは異なるものと言えます。

テキストアドベンチャーゲームなどでは、プレイヤーが選択した選択肢に応じて、その後のストーリー展開やエンディングが変化することがあります。このような展開では、プレイヤー自身がストーリーの主導権を持ち、その選択によってストーリーの結末が変わることがあります。

一方、ディレクターが仰っているストーリー要素の継承は、シリーズ全体におけるストーリーの一貫性を重視したものであり、あくまで物語において重要な要素を継承することが目的となっています。このようなアプローチでは、各作品ごとに独立しているストーリーの中で、重要な要素が継承されることで、シリーズ全体としてのストーリーの一貫性が保たれると考えられます。

つまり、テキストアドベンチャーゲームなどのストーリー展開においては、プレイヤーの選択によってストーリーの結末が変わることがありますが、ディレクターが仰っているストーリー要素の継承は、シリーズ全体のストーリーの一貫性を保つために行われるものであり、異なるものと言えます。

まぁ分かってはいましたが、AIも違うと返しています。アドベンチャーゲームではプレイヤーの選択で結末が変わりますが、ストーリー要素の継承はストーリーの一貫性を保つものなので全然違います。

どう考えても違うよねということに対して頓珍漢な回答を出さないことを見て信頼するという裏目的もあったりはしますが。


また話題を変えて、今度は「シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」というAIの見解に対して、それはタイミングのズレを言っているのか?と質問しました。

なるほど。また話が変わりますが、「シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」と先ほどおっしゃいました。これは例えばキャラクターAがキャラクターBと友達になったことは一緒でもそれがいつ起きたかははっきりと決めていないが故に、そのタイミングのズレで展開が変わる(例えばそれはゲームモードや別作品で描写されます)と解釈しています。あなたも同じでしょうか?それとも違っていますか?違っていたらあなたの意見を教えてください。

「キャラクターAがキャラクターBと友達になったことは一緒でもそれがいつ起きたかははっきりと決めていないが故に、そのタイミングのズレで展開が変わる」というのは、カービィとマホロアの話を想定していましたが、なんか違うなとは今は思っています。難しいですね。

Chat GPTはこう回答しました。

はい、私の意見としても、シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、時間軸に厳密に従うことを求めていないということは、キャラクターの友情関係や敵対関係など、物語において重要な要素があっても、それがいつ起きたかについて厳密な時間軸を設定していないことを意味します。

このようなアプローチは、シリーズのストーリーの柔軟性を高め、新しいアイデアやキャラクターを導入しやすくすることができます。一方で、シリーズ全体で共有するストーリーの要素があるため、新しい作品で過去の作品と繋がりを持たせることもできます。

具体的な例としては、ある作品でキャラクターAとキャラクターBが友達になったことが描写された場合、その出来事がいつ起こったかについては厳密な時間軸が設定されなくても、別の作品でその友情が継続していることが示されれば、それはシリーズ全体のストーリーの一貫性を保つことができます。また、時間軸に厳密に従わないことで、新しい作品において過去の作品と繋がりを持たせることができ、シリーズ全体の世界観をより広げることができます。

例えはもう少し良いものがあると思いますが、AI曰く総論は同じだそうです。

9回目:「シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」のメリット・デメリット

ここで深堀りをやめ、そもそも「シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」にどんなメリット・デメリットがあるのか。AIに聞いてみることにしました。ちなみにゲーム制作者にとってのメリット・デメリットです。

ありがとうございます。では「シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」はコンピューターゲームのシナリオ制作において、特にゲームを制作する人の視点におけるメリット、デメリットはどのようなものが考えられるでしょうか。最初にありましたディレクターの回答と、これから提示する情報を踏まえて述べてください。

・30年続くコンピューターゲームシリーズ
・全年齢対象
・シナリオは分かりやすいが、発言したディレクターにより考察する余地が増えている
・発言したディレクターはディレクター経験7年目
・これまでのスタッフが作り上げたキャラクターと、発言したディレクターの下生まれたキャラクターが混在する

ここで『星のカービィ』シリーズの現状を固有名詞をなるべく使わず説明しています。

Chat GPTはこう回答しました。

「シリーズのストーリーには一定の一貫性があるが、それが時間軸に厳密に従うことを求めていないということ」は、コンピューターゲームのシナリオ制作において、以下のようなメリットとデメリットが考えられます。

【メリット】

シリーズ全体のストーリーの一貫性が保たれるため、ファンの期待を裏切ることがなく、長期的な展望が立てやすくなる
・ストーリー展開やキャラクターの変化に柔軟性があり、新しいアイデアを取り入れやすくなる。
・ストーリーの時系列が煩雑にならず、プレイヤーが理解しやすくなる
・シリーズに新しい作品を追加する際に、過去の作品との繋がりを意識しながら、新しい要素を取り入れることができる

【デメリット】

・時間軸に厳密に従わないため、ストーリーの一部に矛盾が生じる可能性がある。
・過去の作品との繋がりを意識しながら新しい要素を取り入れるため、ストーリー展開が予測できないことがある。
一部のファンからストーリーについて不満を持たれる可能性がある

以上のように、時間軸に厳密に従わないストーリーのアプローチにはメリットとデメリットがあります。ただし、特に30年以上続くコンピューターゲームシリーズのように、多くの作品が存在する場合には、ストーリーの一貫性を保ちながら新しいアイデアを取り入れることが必要であると考えられます。

AIが分かりやすくまとめているためそのまま読めばそれで大丈夫ですが、この「一部のファンからストーリーについて不満を持たれる可能性がある。」という点は疑問を抱きました。

この疑問は「ん?違くない?」というものではなく、むしろ「それって、もしかして…あのこと?」という感情です。AIに言い当てられているのではないかと。

10~12回目:デメリット「ストーリーについて不満を持たれる可能性」とは

ありがとうございます。デメリットで上げた、一部のファンからストーリーについて不満を持たれる可能性がある。とありますがこれはどのような筋道でファンが不満を持つのでしょうか。説明をお願いします。

これに対し、Chat GPTはこう回答しました。

ストーリーに厳密な時間軸がないアプローチでは、同じキャラクターや同じ出来事について、異なる作品で描写される場合があります。そのため、ファンが作品のストーリーに深く関わっている場合、ある作品で描写されたストーリーと、別の作品での描写との間に矛盾が生じたり、ストーリーの流れやキャラクターの心理描写が曖昧になったりすることがあります。

また、ストーリーに厳密な時間軸がないアプローチでは、ストーリーの展開が予測できない場合があり、ファンが作品に対して持っているイメージや期待と異なるストーリー展開が描かれた場合、不満を持つことがあります。さらに、ストーリーに厳密な時間軸がない場合、作品のストーリーに興味を持っているファンが、ストーリー展開やキャラクターの心理描写について詳しく考察することが多く、その中で矛盾点や不自然な点を見つけ出すことがあり、不満を持つことがあります。

以上のように、ストーリーに厳密な時間軸がないアプローチでは、ストーリーの流れやキャラクターの心理描写が曖昧になることがあるため、ファンの中にはストーリーについて不満を持つ人がいる可能性があります。

AI曰く不満は2つあり

  • 1つは「作品に対して持っているイメージや期待と異なるストーリー展開が描かれた場合」

  • もう1つは「興味を持っているファンが、ストーリー展開やキャラクターの心理描写について詳しく考察することが多く、その中で矛盾点や不自然な点を見つけ出す時」

に分かれるそうです。2つ目は矛盾点や不自然な点なのでシナリオの粗とはなります。これについては技術的な問題ですが、1つ目はいわゆる"解釈違い"と言えそうです。

これは時期故『星のカービィ Wii デラックス』に限定した話ではなく、熊崎氏が様々な役割を担った『星のカービィ Wii』、『星のカービィ トリプルデラックス』、『星のカービィ ロボボプラネット』、『星のカービィ スターアライズ』、『星のカービィ ディスカバリー』も構造上抱えている点と言えるのではないでしょうか。


では何故、そのような不満が生まれるのか。特に厳密な時間軸がないと言っているのにも関わらず決めようとする熱が止まらないのか。それを聞いてみます。ただ、これも大体分かっていました。

なるほど…非常に分かりやすい筋道です。納得しました。しかし何故厳密な時間軸がないと言っているのにも関わらず決めようとするのでしょうか。その原因を挙げてみてください。

Chat GPTはこう回答しました。

厳密な時間軸がないアプローチであっても、ストーリーに一定の一貫性を持たせるため、ある程度の時間軸の決定は必要になってくるためです。

例えば、過去に出た作品で描写されたキャラクターや出来事を、新しい作品でどのように扱うかを決める際には、それまでのストーリー展開を考慮する必要があります。そのため、ストーリーの一部分においては、時間軸をある程度決めておくことが必要になってくるのです。

また、ストーリー展開やキャラクターの心理描写を一貫して描くためには、どの作品においても同じキャラクターや出来事が、同じように描かれる必要があります。そのためには、作品ごとにストーリー展開やキャラクターの心理描写を決めておく必要があるため、一定の時間軸を決める必要があるのです。

以上のように、厳密な時間軸がないアプローチでも、ストーリーに一定の一貫性を持たせるために、ある程度の時間軸の決定は必要になってくるため、時間軸を決めることがあるのです。

ある程度の時間軸が必要だからという身も蓋もない回答です。そうなれば、「ある程度の時間軸は人によって違いますよね?」と言えます。

つまり、それは人によって「ある程度の時間軸」がどこまでか定義が異なるため、そのすれ違いが発生するという解釈でお間違いないでしょうか

Chat GPTはこう回答しました。

そうですね、一定の一貫性を持たせるために、ある程度の時間軸を決める必要がありますが、その「ある程度」の範囲が人によって異なるため、その解釈のすれ違いが生じる可能性があるということになります。また、時間軸を決める場合には、ストーリーやキャラクターの描写に関する様々な要素を考慮する必要があるため、解釈のすれ違いが発生する可能性もあります。

AIもYesだそうです。

14回目:逆に「時間軸を厳密に定めたアプローチ」のメリット・デメリットを聞く

13回目の質問は「今後もそのアプローチを続けるなら」という質問のためあまり意味が無いと判断し削除しています。

14回目の質問では、逆に時間軸を厳密に定めたアプローチならどんなメリット・デメリットがあるかを聞いています。

とても分かりやすいですね。ありがとうございます。逆に時間軸を厳密に定めたアプローチはどのようなメリット・デメリットをもたらすでしょうか。こちらも同じようにゲームを制作する人の視点で考えてみてください。

Chat GPTはこう回答しました。

時間軸を厳密に定めたアプローチは、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。

【メリット】
・ストーリーの一貫性を保ちやすい
・作品間のつながりが明確になるため、ファンが作品をより楽しめる
・作品の展開やキャラクターの成長を一定の軸で管理することができるため、シリーズ全体のストーリーに一貫性を持たせることができる
・シリーズ全体のストーリーの計画性や柔軟性が確保しやすい

【デメリット】
・ストーリーの展開に制限が生じるため、新しいアイデアを生み出しにくくなる場合がある
・時間軸に縛られすぎると、ストーリーの自由度が制限される場合がある
・時間軸を設定するにはストーリーの全体像を把握する必要があり、時間や労力がかかる場合がある

時間軸を厳密に定めたアプローチは、ストーリーの一貫性を保ちやすく、作品間のつながりが明確になるため、ファンが作品をより楽しめるというメリットがあります。しかし、ストーリーの展開に制限が生じる場合があり、新しいアイデアを生み出しにくくなる場合があるというデメリットもあります。また、時間軸を設定するにはストーリーの全体像を把握する必要があり、時間や労力がかかる場合があるという点もデメリットとなります。

回答としては普通ですね。新しいアイデアを生み出しにくいというのは話を掘り下げていけば、キャラクターの年齢も関わってきそうです(バイオハザードやストリートファイター?)。

15回目:時間や労力がかかることへの、両アプローチの違い

特に自分の想定と相違がないので、ここは観点を変えて時間軸に厳密に従うにせよ、従わないにせよ時間や労力はかかるけどそれは何か違いがあるのか質問をしました。

なるほど。ありがとうございます。デメリットで時間や労力がかかる場合があるとありますが、これは時間軸を厳密に定めないアプローチでも同じように物語の設定に時間がかかる可能性があります。この同じ時間や労力がかかる結果に対して、厳密に定めるアプローチと厳密に定めないアプローチではどのように異なってくるのか、筋道を立てて説明してください。

Chat GPTはこう回答しました。

時間軸を厳密に定めるアプローチでは、ストーリーの全体像を把握し、各作品でのキャラクターの成長や出来事のつながりを管理する必要があります。そのため、シナリオライターやディレクターがシリーズ全体のストーリーを作り上げるために時間や労力を費やすことが多いです。さらに、ストーリーを厳密に定めるためには、作品ごとにストーリーを組み立てるのに時間がかかり、開発期間が長くなることがあります。

一方で、時間軸を厳密に定めないアプローチでは、ストーリーの全体像を把握する必要がなく、各作品ごとに新しいアイデアを生み出しやすいため、ストーリーの自由度が高く、開発期間が短くなることがあります。しかし、シリーズ全体のストーリーの一貫性を保つためには、作品間でのつながりを考慮し、ストーリー要素の継承を考える必要があるため、その点での時間や労力の負担は避けられません。

つまり、時間や労力にかかる負担においては、時間軸を厳密に定めるアプローチと厳密に定めないアプローチのどちらも同様に負担がかかる可能性があると言えます。しかし、それぞれのアプローチが持つメリットやデメリットによって、負担の度合いが異なることがあります。

同様に負担はかかるけど、時間軸を厳密に定めないアプローチ(カービィの場合)と時間軸を厳密に定めるアプローチでは度合いが異なるかもとのこと。

正直、あまりにも普通なのでさらに深堀します。

16回目:負担の度合いがどう異なるか

負担の度合いがどう異なるか、一般論でいいから可能性をあげてくれと質問。

その度合いが異なることについて、一般論で構わないのでその可能性をあげていただけないでしょうか。

Chat GPTはこう回答しました。

はい、一例を挙げると、時間軸を厳密に定めたアプローチでは、シナリオを執筆する前に詳細な設定を用意する必要があり、その過程で設定やキャラクターの出自、人間関係などを詳細に決定していく必要があります。そのため、多くの時間や労力が必要になる可能性があります。

一方で、時間軸を厳密に定めないアプローチでは、物語の進行に合わせて設定を決めることができるため、柔軟にアイデアを取り入れることができます。しかし、その分、物語の展開によっては後から矛盾が生じる可能性があるため、作品に一貫性を持たせるために調整や修正が必要になることがあります。

時間軸を厳密に定めないアプローチにおける「作品に一貫性を持たせるために調整や修正が必要になる」こと。…心当たり、ありません?特に『Wii デラックス』のマホロアにおいて

17回目:「作品の一貫性を持たせるために調整や修正が必要になること」

「作品の一貫性を持たせるために調整や修正が必要になること」を具体的に聞きます。矛盾しても良いというのは、これまでの考えで入った制限を無視して良いという意図で入れました(意味なかったかも知れませんが)。

これまでのディレクターの発言と矛盾しても良いです。その「作品の一貫性を持たせるために調整や修正が必要になること」とは具体的にどのようなことを指しているのでしょうか。

Chat GPTはこう回答しました。

具体例を挙げると、時間軸を厳密に定めないアプローチでは、物語の進行に合わせて設定を決めることができますが、そのためには後から矛盾が生じる可能性があります。例えば、過去に登場したキャラクターの設定が後の作品で変更された場合、それに合わせてストーリーやセリフを調整する必要があるかもしれません。また、過去作品で描かれた設定に反するストーリーやセリフが新作品で登場した場合には、それを調整する必要があるかもしれません。このような調整や修正によって、作品の一貫性を保つことができます。

予想通りという感じです。

18~21回目:どういう姿勢を持つとより楽しめるか

ありがとうございます。時間軸を厳密に定めないアプローチでは構造上不満を持たれやすいということがよく分かりました。構造上仕方ないとしても、長年そのシリーズに接するファンはどのような姿勢を持つとより作品を楽しめるでしょうか。可能性を挙げてみてください。

ここで話を変えて、どのような姿勢を持てばより作品を楽しめるか聞いてみることにしました。

Chat GPTはこう回答しました。

ファンが作品を楽しむためには、以下のような姿勢を持つことが役立つかもしれません。

1.時間軸や物語の矛盾点に対して柔軟な姿勢を持つ:時間軸を厳密に定めないアプローチでは、作品に矛盾点が生じる可能性があるため、ファンは物語の中で起こったことに対して柔軟な姿勢を持つことが重要です。

2.設定やキャラクターの変更に対してオープンマインドである:シリーズが長く続いている場合、設定やキャラクターが変更されることがあります。ファンは、その変更に対してオープンマインドであることが重要です。

3.作品を楽しむためには、ストーリー以外の要素も大切にする:コンピューターゲームは、グラフィックや音楽、操作性など、ストーリー以外の要素も作品を楽しむ上で重要な役割を担っています。ファンは、ストーリーだけにこだわらず、他の要素も楽しむことが重要です。

4.作品の背景や設定を自分なりに考察する:時間軸が曖昧である場合、ファンは自分なりに設定やキャラクターの背景を考察することができます。そのため、作品を深く理解するために、ファンは自分なりに考察してみることが重要です。

以上のような姿勢を持つことで、ファンはシリーズを楽しみながら、作品の一貫性や背景を理解することができるかもしれません。

  1. 時間軸や物語の矛盾点に対して柔軟な姿勢を持つ

  2. 設定やキャラクターの変更に対してオープンマインドである

  3. 作品を楽しむためには、ストーリー以外の要素も大切にする

  4. 作品の背景や設定を自分なりに考察する

まぁ言っていることは普通ですが、4番の話が気になりました。不満を持つ可能性があると先ほど言っていたので、どのように整合性を保たせたのか尋ねます。


1から3番までは私も同意見です。が、4番は「作品のストーリーに興味を持っているファンが、ストーリー展開やキャラクターの心理描写について詳しく考察することが多く、その中で矛盾点や不自然な点を見つけ出すことがあり、不満を持つことがあります」とあなたがおっしゃいましたように、楽しむどころか作品に悪印象を持つ可能性があります。この4番の意見はどういうことか、詳しく説明してください。

Chat GPTはこう回答しました。

申し訳ありません。私の回答が混乱を招くようでした。確かに、作品のストーリーに興味を持っているファンが、詳しく考察することは素晴らしいことです。しかしながら、その過程で矛盾点や不自然な点を見つけ出し、それによって作品に対する不満を持つことがあるということを指摘したのは、作品に対して深い愛情を持つファンほど、作品に厳しくなりがちであるということを示したかったためです。

したがって、4番目の姿勢は、作品に対して熱心であり、ストーリーやキャラクターについて考察することで、作品の深みや魅力を感じることができるファンの姿勢であるといえます。ただし、その過程で見つかった矛盾点や不自然な点に対して不満を持つことがあるため、全てのファンが必ずしも満足できるわけではないということも事実です。

熱心なファン程、厳しくなりがちなのは確かにそうですね。程度の問題でしょう。とはいえ、程度と言っても自分が適度と思っていても公式と擦れることはままあると思います。その際はどうすればよいか尋ねました。

何事も適度なものが大事ですね。しかし自分では適度とは思っていても公式の解釈と擦れることはままあると思います。その時、ファンとしてどのような姿勢を持っていれば精神的に安定できるでしょうか。その案があれば教えてください。


Chat GPTはこう回答しました。

確かに、公式の解釈と自分の解釈が擦れることはありますね。その際には、以下のような姿勢が役立つかもしれません。

1.オープンなマインドを持つこと:自分の解釈が正しいという前提ではなく、公式の解釈や他のファンの解釈も考慮し、柔軟な考え方を持ちましょう。

2.楽しく楽しむことを優先すること:公式の解釈と自分の解釈が異なっていたとしても、ストーリーやキャラクターが好きであることに変わりはありません。楽しみながらプレイすることを優先しましょう。

3.ファンコミュニティに参加すること:公式の解釈や他のファンの解釈に触れることで、自分の解釈を補完し、新たな視点を得ることができます。また、共感できるファンとの交流を通じて、ストレスを軽減することもできます。

4.自分なりの解釈を持つこと:公式の解釈と自分の解釈が異なる場合でも、自分が納得できる解釈を持つことで、精神的に安定することができます。ただし、それが公式の解釈と異なる場合は、自分の解釈が正しいと主張しないようにしましょう。

以上が、公式の解釈と自分の解釈が擦れた際に役立つ姿勢の一例です。

納得…なのですが4番にある「公式の解釈と異なる場合は、自分の解釈が正しいと主張しない」というのはあれ?と思いました。

主張?ファクトがあって間違いを修正しようとするAIは何か違うと公式に従うことを良しとする?と考えていた中、一旦これらをTwitterに共有するならどうなるか聞いてみました。

今、公式の解釈と自分の解釈が擦れた際に役立つ姿勢を教えていただきましたが、これをTwitterというSNSで共有する際にはどのような文面がよろしいでしょうか。いくつか案を頂けると助かります。

Chat GPTはこう回答しました。

Twitterで公式の解釈と自分の解釈が擦れた際に、以下のような文面が適切かもしれません。

1.「自分の解釈と公式の解釈が違っているようですが、どちらも正しいと思います。ただ、公式の解釈に沿っている方がゲームを楽しめるかもしれません。」
2.「公式の解釈と自分の解釈が食い違っているという意見を聞きましたが、個人的にはどちらも面白いと思います。ただ、公式の解釈に従う方がゲーム体験がより一層楽しめるかもしれません。」
3.「公式の解釈と自分の解釈が異なるという話を聞きました。個人的にはどちらも受け入れられますが、公式の解釈に従っていくことでより深い物語を楽しめると思います。」
4.「公式の解釈と自分の解釈が違っているという意見を聞いたので、改めて物語を確認してみました。個人的にはどちらも良いと思いますが、公式の解釈に従っていくことでより本来のストーリーを体験できると感じました。」

やっぱり…公式に沿うことが命題となってます。これは自分の質問の投げ方がおかしいのかと考え、別のチャットで再度質問をしています。


<ここからは新しいチャットでやっています>

世界観やストーリーの解釈においてお聞きしたいことがあります。色々考察した結果、公式がお出しした解釈と異なることがあります。この際、解釈が擦れておりますがどうすればよろしいでしょうか

Chat GPTはこう回答しました。

解釈が公式の解釈と異なる場合、まずは自分自身の考えを尊重することが大切です。しかし、他人との議論やディスカッションにおいては、異なる解釈を持つ人々が混在していることがあります。

このような場合、自分の解釈を押し付けたり、他人の解釈を批判するのではなく、相手の解釈に耳を傾け、相手の解釈を尊重することが重要です。また、相手の解釈と自分の解釈との違いを明確に説明し、議論を深めることができます。

最終的に、公式の解釈がある場合は、それを尊重することも重要です。公式の解釈がある場合、それは作者や制作者が意図した解釈である可能性が高いため、それに従うことが望ましいでしょう。

最後の部分に注目すると、最初は尊重と言いながら最後にはそれ(公式の解釈)に従うことが望ましいと言っています。

これが一般的な回答なのか再度問いかけます。

なるほど。しかし、人間は「これが公式の回答です」と言われて「はいそうですか」と誰もがなる訳ではありません。その公式の解釈に従うことが望ましいと言うのはあなたの持つデータベースを基に導きだした一般的な回答でしょうか。

Chat GPTはこう回答しました。

はい、私が提供する回答は、一般的に認められている見解です。公式の解釈が存在する場合、それは通常、作品の制作者が意図した解釈であり、その解釈に従うことが望ましいとされています。ただし、個人の解釈が異なる場合もあり、その場合は他の解釈を尊重し、議論やディスカッションを通じて深めることが望ましいとされています。

ちなみにわざと「公式が述べる見解を尊重することは正しくないと思います」のような反転した意見をぶつけてみましたが、それでもChatGPTは「ストーリーや世界観の解釈には、公式の見解や意図を尊重することが重要ですが、それだけに拘束されることは必ずしも正しいとは言えません」と、発信者は尊重しつつも公式の見解や意図を尊重することが重要という意見は述べています。

最後の最後で人間とAIの違いが見えた所でこの対談は終了です。

AIと対談して得られたこと


今回の対談で得られたことをまとめます。

  1. インタビューにおける熊崎氏の発言は、以下の4点。

    1. 明確な時系列を持たず、過去の設定に縛られずに新しいことにチャレンジしやすいこと。

    2. ストーリーに重きを置きつつも、ゲーム性を重要視していること。

    3. 作品ごとに詳細な設定を練り上げることで、ストーリー要素を継承していく努力が行われていること。

    4. 作品のファンであれば、新作の期待感を高めるもの。

  2. 1-4に出た「作品のファンであれば、新作の期待感を高めるもの」は以下の理由から導き出される。

    • 今後も新しい試みが続けられることが期待されるため。

    • 世界観の構築に力を入れているため。Bの作品が単なるゲームとしてのみ考えられるのではなく、作品世界に深みを持たせるための詳細な設定が行われていることがわかるから。

  3. ストーリー要素を継承するやり方は時間軸を厳密に定めないアプローチ。このようなアプローチは以下のメリット・デメリットが考えられる(星のカービィシリーズを想定)。

    • 【メリット】

    • シリーズ全体のストーリーの一貫性が保たれるため、ファンの期待を裏切ることがなく、長期的な展望が立てやすくなる。

    • ストーリー展開やキャラクターの変化に柔軟性があり、新しいアイデアを取り入れやすくなる。

    • ストーリーの時系列が煩雑にならず、プレイヤーが理解しやすくなる。

    • シリーズに新しい作品を追加する際に、過去の作品との繋がりを意識しながら、新しい要素を取り入れることができる。

    • 【デメリット】

    • 時間軸に厳密に従わないため、ストーリーの一部に矛盾が生じる可能性がある。

    • 過去の作品との繋がりを意識しながら新しい要素を取り入れるため、ストーリー展開が予測できないことがある。

    • 一部のファンからストーリーについて不満を持たれる可能性がある。

  4. 時間軸を厳密に定めないアプローチにおけるデメリットの「一部のファンからストーリーについて不満を持たれる可能性」については、以下の場合を想定。1は"解釈違い"とも言える。

    1. 作品に対して持っているイメージや期待と異なるストーリー展開が描かれた場合

    2. 興味を持っているファンが、ストーリー展開やキャラクターの心理描写について詳しく考察することが多く、その中で矛盾点や不自然な点を見つけ出す時

  5. 厳密な時間軸が無くとも、ある程度は決定する必要があるし、その範囲も人によって異なるため解釈のすれ違いが生じる可能性があると投稿者もAIも把握している。

  6. 逆に「時間軸を厳密に定めるアプローチ」はストーリーの一貫性を保ちやすく、作品間のつながりが明確になるため、ファンが作品をより楽しめるというメリットがあり、ストーリーの展開に制限が生じる場合があり、新しいアイデアを生み出しにくくなる場合があるというデメリットがある。

  7. 「時間軸を厳密に定めるアプローチ」と比較すると、どちらも時間や労力がかかるが、「時間軸を厳密に定めるアプローチ」はストーリーの全体像を把握し、各作品でのキャラクターの成長や出来事のつながりを管理する必要がある。一方「時間軸を厳密に定めないアプローチ」は、物語によって後から矛盾が生じる可能性があるため調整や修正が必要になるとAIは述べる。

  8. AIは公式の設定を尊重することを掲げる姿勢がみられる。


「時間軸を厳密に定めないアプローチ」にはファンが期待を持つが、不満を持つ可能性もまたあるというのは非常に面白い見解です。特に星のカービィシリーズという固有名詞を用いずともその話が出てくるため、これはある程度共通して言えることでもあります。このような深堀ができたため、今後も相談相手として共にやっていきたいなと思っています。

ただ、公式の意見の尊重を強調するのは興味深い点でした。AIとして倫理的な配慮としてそうなったのか(notionAIに比べるとレベルが高い話は聞きます)、間違いを正すことを運用上要求されているため指示に従うことが優先されているのか、何が原因なのかは不明ですが非常に気になります。

ChatGPTはチャットの名前が付く以上、対話型として動くのが効果的ですが、その対話はあくまでも人対AIのものであり、人対人ではないことは分かったうえで質問を投げかける必要がありますね。

AIを対談相手にするために心掛けたこと

この、AIを話し相手にするために気を付けたことが4点あります。まぁこの辺は「プロンプトエンジニアリング」ともいいますが。

  1. こちらが理解できることから深堀する

  2. 質問内容は慎重にする

  3. 固有名詞はなるべく使わない

  4. ChatGPT本体でやること推奨(API経由だと面倒)


1つ目の「こちらが理解できることから深堀する」はかなり大事です。AIは平気で架空の人物や出来事を指してきますからお互いが分かることから話を徐々に進めていかないと、お互いにわからないまま話が進んでしまいます。

2つ目の「質問内容は慎重にする」は、質問内容を色々考えてから展開した事を指します。この対談は1日で行っておらず、その日次の質問が浮かばなければ手を止め、また思いついたらその時出すようにしました。AIが指摘をしてくれない以上、条件の設定に誤りがないかなど検討する時間が必要だからです。あくまでも自分としては、ですが。

3つ目の「固有名詞はなるべく使わない」は好みだとは思っています。よほど新しい概念でなければデータベースに入っていくと思うので変に気にする必要がないと思います。

4つ目の「ChatGPT本体でやること推奨(API経由だと面倒)」は…身も蓋もない話ですが、API経由で利用できるサービスでは履歴の保存ができないため色々考えることができなくなります。1回の質問で終わる話ではない以上、履歴を保存できるChatGPT本体でやることが1番良いと感じました。

GPT-4になって

さて、この記事はGPT-3.5で書きましたが、その後GPT-4がリリースされました。3.5の時は私も慎重になりながら(あるいは臆病?)質問を投げましたが、4は察して回答を出すようにもなったためアプローチが変わるなぁと思いました。

古くはなってしまいましたが、総論がホイホイ変わる訳でもなかったのでそのまま投稿しておきます。

最後に:AIと共に


この記事はChat GPTがあって初めてできた記事です。答えの曖昧な問いを投げかけて、その可能性を問うというやり方を聞いてから非常に楽しくなりました。

条件を設定するのはなかなか難しいですが、それはそれで自分のアウトプットができているかの練習にもなります。

AIに試験問題を解かせたり、メチャクチャな回答を見て笑ったり、話題には事欠きませんが、折角だから色々なやり方を見つけたいですね。

おまけ


最後に、ChatGPTとのログを残しておきます。省いた質問などもいくつか載っています。



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