
ペニシリンでは直せない。
松谷です。
今日はドラマの仁がやっていました。
そう、ドラマの現場も今は撮影が出来ない現状のようで、軒並みスケジュールは延期。
編成の空いた枠の再放送のドラマ枠に仁が入っておりました。
名作。ものまねしていた時期も懐かしい。
さて、触れないようにして意識の片隅に追いやるには、生活の一部にこびりついてしまったこの疫病。
もうこれを受け入れて生活していく意識にシフトしていかなければいけないと感じています。
いや、感じているというのは嘘で、既に自分の中では移行はしていました。
ただそれを明言するのが悔しいというか。
負けを認めた形になる気がして明言してはおりませんでした。
しかしもう腹を括るしかない。
この状態はすぐに引くものではないと。
立ち向かい方を考える事であくまでも前向きな気持ちで過ごしていきたいです。
と、いうわけで先日は撮影が延期になったままになっていた「ぱっぷこーんと」のメンバーに声をかけて今後について打ち合わせしました。
zoomで。
うん、今風。
僕はもう毎日のように打ち合わせでオンライン会議をしていますので慣れたもんですが、心配だったのは須田。
文明に取り残されたアフロ。
ダブルクリックが出来ない類人猿が、PCを起ち上げてzoomをインストールし、ミーティングIDを入力してパスワードを間違えずに打つという文明人が行う作業を遂行出来るのか。
会議が始まってから狼煙で「いま煙が見えますか」レベルの話から始まるのではないのか。
そんな心配をよそに、彼は無事に入室してきましたので無事にオンタイムでミーティングはスタート。
監督を始め、インターネット越しでも見ると安心する面子です。
とりあえず、後ろ向きではなく建設的な話し合いを進めました。
7月に「ぱっぷこーんと」で渋谷ユーロスペースを押さえていますがそれまでに収束するのか。
そもそも三密の代名詞のような所謂稽古が出来るのか。
色々と話し合いましたが、兎にも角にも僕たちは後ろ向きにならずに今やれる事をやっていきます。
人前に立たずとも、実際に会わずともやれる事はあるはず。
試されるエンタメ。
試される大地。
インターネット越しでも目の前の人を楽しませれば良いのだ。
そうなるためには、自分のメンタルを強く持つ事から始めよう。
というわけで、最近は2日に一回はランニングして筋トレしています。
以前よりランナーが増えたようです。
みんな時間と体力を持て余しているのか。
そこで気になるのがランニング時のマスク問題。
外出する時は必ずマスクをするマインドは行き渡っていますが、ランニングの時はそれはまた別の話になる人が多いらしく(恥ずかしながら3月期は僕もノーマスクで走ってしまっていた)
口を覆う人と覆っていない人は半々くらいでしょうか。
まあ、いちいち咎めるのも違うしと思うしそこまでランニングコース(勝手に自分が走ってる道)が混み合っているわけでもないので、気にはしていないのですが、一応自分はマナーとして最近はマスク着用でランニングしています。
これが一回やってみて欲しいのですが、マスクして走るのキツいですよ。
最初は良いんです。
走り始めは特に気にならないのですが、折り返した辺りで汗をかいてくると不織布が顔の汗を吸い込んで空気を通さなくなってくるんですね。
これは顔をタオルをかけて暗号を言うまで水をかけて水責めする拷問に等しく、かなり苦しいです。
勝手に高地トレーニング。
片足の小指くらいは突っ込んでおります。
あと仕事ですが、僕は元々テレワーク的な仕事をやっていたので昨今の状況は別に大した変化はないです。
困るのは外食出来ないことくらい。
夜まで仕事していると疲れて、自炊の体力が残っていない事が多々あります。
(ここでいう自炊というのは栄養バランスを考えて買い出しに行き、新鮮な野菜や魚介、肉を料理して食べる事。レトルト?何ですかそれ。)
なので疲れ切った時は大体近所のお店にアルコールとタンパク源を摂取しに行っていたのですが、今はそれが全く叶わない。
自炊率高めです。
まあ…面倒な時は湯豆腐とかで誤魔化していますが。
今月のカードの請求金額は著しく安いに違いない。
こんなに外食しない事もしばらくなかったので。
とはいえこういった外食産業お金が回っていないというのも事実。
なのでいつものお店からテイクアウトしてみたりとかネットで売れ残った食材を注文してみたり、食糧調達のフローも色々検討中です。
毎日流れるTVのニュースも、後ろ向きなものと不安を煽るものばかりなので触れる時間を減らす。
基本TVのニュースは音を消して流し見ています。
しかし、この現状は芸人にはかなり辛いです。
バイトを生活の基盤にしていた若手芸人に限らず、売れている芸人も営業がメインの収入源の人が大半。
今は凌いでもこれからはどうか。
暗澹たる気持ちになりますが、何をどうしたら良いのか。
自分自分にならず、せめて人匙でもこの不味いスープにマシになる味付けが出来ないか。
僕はまだ答えはまだ出せていません。
ただ先日久しぶりにオンラインでも会議が出来て、先の事を考えるだけで気分が幾分か晴れました。
後ろばかり見ずに進んでいきたいものです。
しかし人恋しいので、何かとオンライン飲み会をしてしまう現状。
これはヤバイですね。
今までは終電や帰らなきゃ行けない気持ちがあったから常識的な時間でお開きになっていたのが、自宅ですぐ寝れる状態で飲んでいると終わりが見えません。
皆さんも気をつけて下さいね。
とりあえず僕は1日1本ワインを開けています。
誰かと何も考えず飲めた日が懐かしいですね。
お時間ある方は今度オンライン飲みしましょう。
時間を決めてね。