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一人前になる為に
まいどっ!
職人さんが、一人前になって独立する。
どんな風に想像しましたか?
堅物な親方の元 怒鳴られながら叩き上げられる。何年も何年も親方から仕事は直接は教えてもらえないので、見て盗み、休憩の合間に自分なりに実践してみるも、うまく行かず。必死に修行をした末、ある日親方から『お前やってみろ』と言われて…
みたいなのを、僕は想像してました。
昭和臭ぷんぷんしますが、本気で思ってたんです。
結論から言うと、僕の場合は全く違いましたけど…
僕が独立までに歩んだ道のりをかいつまんで書いてみます。
題して『エクストリーム大工ちゃん ''独立までの道のり、、へーん』 頑張った‼︎
はぃ、一人で書いててもだだすべりしたのは全身で感じてます。
気を取り直して
僕の、大工人生はある大学へ入学した所から始まります。
埼玉の行田市にある ◯◯◯◯◯大学
実技と座学が半分半分の、大学と言うなの職人育成学校に近い所の二期生として、4年間知識と技術を実戦のスタート地点に立てる程度まなびました。
その後在学中の研修でお世話になった工務店さんに、そのまま就職して、社会人一年目大工ちゃんの誕生です。
老舗の工務店で、地元密着型ではあるものの
会社に職人はおらず。常用大工(一日いくらで仕事をする大工さん 外部の人間)さんが、常駐で1人
それももうすぐ70に近いおじいちゃん。
会社の人間となった僕は、立場的に微妙な位置…
上司は 社長 専務 部長(親子三人)皆、職人ではなく、技術を教われるほどでもなく。
僕はどちらかと言うと、下職さんに可愛がられながら、技術を教わりました。
仕事内容は、リフォームでも新築でも
立場上、全ての工程で僕が立ち会い、手伝い、技術を盗みながら スキルアップしていく日々。
お陰様で、何でも出来る様になりました。
悪くいえば、 安い内部の人間が、何でも出来ちゃうからやらせとこう。(専門職呼ぶと、たとえ小さな作業でも人工がかかりますからね)と、なんでもやらされる日々。
今思えば、何でも見せてもらえたし、全ての職人さんと繋がれたことで、独立後も助けてもらえてるのだなと思います。
もちろん、お世話になった会社には、今でも常用大工として、応援に行ってます!
かくして、僕が思った職人堅気な育て方とは、全く違う形で、独立を果たした僕でした。
それではまた。ありがとうございました😊