「桜大作戦」に御協力して頂いた皆様へ
皆さんへの感謝の気持ちと「桜大作戦」というプロジェクトを立ち上げた者として、今一度この場でとても長い文章になってしまうのですが、改めて感謝の気持ちを述べさせて下さい。
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まず初めに現段階で【 桜大作戦 】に御協力頂いている皆さん。
本当に本当にありがとうございます。
【 桜大作戦 】は
・皆さんから頂いた桜の写真を使ってPaparazzi Panicが「桜」という曲の映像作品を作る。
・その映像を有料販売し、売り上げ金額の全額を愛すべき我がホームライブハウスである神戸ART HOUSEに全額寄付する。
・コロナに打ち勝った後もこの辛かった時期を忘れない為に、ずっと残り続ける作品をみんなの力を借りて製作する。
といったものです。ザックリでごめんなさい。。
“現段階で”と言っているのはあくまでもこの「桜」の映像を有料でご購入頂ける方がどれぐらいいてくれるか。
今回この映像作品をnoteでの販売とさせて頂いたのは、最低購入可能価格である¥500という値段での購入方法以外に、この記事を[サポートする]欄から¥500以上の寄付が可能になるからです。
このプロジェクトの一番大事な部分は「アートハウス存続の危機を救う為の支援金を集める」です。
要するにアートハウス存続の為にアートハウスを愛する皆様から、自分の生活に支障が出ない範囲の金額での御支援をお願いしたいのです。
コロナとの戦いはまだまだ出口の見えない状態で、具体的にいくら集まれば存続出来ますとかハッキリ言えない状況です。目標金額も定めたりはしていません。
アートハウスをよく知る人には説明は不要だと思いますが、アートハウスのこと全然知らないっていう人もこの記事を読んでくれている可能性もあると思いますので、一言このプロジェクトを始めるに至った経緯を補足しておきます。
アートハウスの店長である西本昇平は”昭和の男”です。語弊があるかもしれないですが、あえてこの言い方で表現します。
酒豪、圧倒的なSっ気、俺様気質、 etc..
それを証明するこの文章に乗せられないハードな想い出も多々あるのですが、今回は差し控えさせて頂きます。笑 ただ昇平さん一家はめちゃくちゃハートフルですよ!
そんな男ですので、俺とは真逆で人に助けてもらうということが性分に合わない男で、「みんなからお金借りて存続させるぐらいなら潰れてしまった方がマシやー!」って極端に言うとそんな感じの人です!
人に飯を奢ってもらうぐらいなら自分で奢った方がマシって感じ?合ってるかな?まあ良いか。笑
なので、現在のこんな史上最悪な状況でもみんなからの支援無しで乗り切ろうと日々尽力してくれています。
経営者のノウハウを活かして国からの支援だけで乗り切っていくスタイル!国からの支援もどれぐらい頂けるのかは定かではないです。
そんな男気溢れる人やからこそ、この曲者集うアートハウスを守り抜いて来れたんやと思うし、スタッフとして出演者として俺も今まで付いて来たんです。
多分それはこの記事を読んでくれている方や、このプロジェクトに協力してくれた全ての方、アートハウスの存続を願ってくれている方、みんな同じ気持ちだと思います。
多分皆さんからの支援を頂かなくても何らかの方法でアートハウスは存続出来るかもしれないです。
でもそれはどう考えても抱えるはずではなかった負債を抱えてのリスタートです。
この状況で今までアートハウスにお世話になってきた身として、何もアートハウスの為になることをせずにどういった形であれリスタートを切るであろうアートハウスで働き、何事もなく出演し始めるのはなんか違うなと俺は思いました。
これに関してもみんなと同じ気持ちなんじゃないかと勝手に思っています。違うかったらごめんなさい。
営業再開してからドリンクを山程飲んで貢献するとか、今まで以上にたくさん出演してお客さんにたくさん来てもらえるバンドになるとか、支援の仕方は他にもたくさんあると思いますが、営業自粛中のこの状況で俺は何かしたかったんです。
それでこのプロジェクトを思い付き、メンバーに真っ先に相談し、このプロジェクトが具体的に動き始める事となりました。
俺は昇平さんと真逆で自分一人で出来ない事はすぐ人の力を借りるタイプです。
4/6から4/12までの1週間で募集させて頂いた桜の写真ですが、このプロジェクトを思いついた当初の予想を遥かに超えた枚数が届けられました。
これ程までに支援してくれる人が沢山居るのかと嬉しくもあり、驚きもありました。
みんなより先に誰よりも贅沢なオンライン花見をさせて頂きました。笑 ご馳走様です。
そして実は曲の後半でみんなで「ラララ〜」と歌う部分を作ったのですが、そこに超豪華なゲストコーラスのみなさんに参加してもらいました。
こちらが参加してくれた皆さん。
[ Special chorus ]
もっさ [ ネクライトーキー ]
山下 英将 [ folca ]
藤本 浩史 [ the coopeez ]
前川 翔吾 [ the cibo ]
松浦 大樹 [ スロウ ]
田中達也 [ アトリエコード ]
ちから [ アサノレインコート ]
高木草介 [ クロロカンナ ]
かずさ [ ルトラ ]
アキタタクミ [ Legecko ]
はっちゃけ [ Motor Pool Side ]
トモ [ ilill light more room ]
土方 悠 [ グスタフの寝癖 ]
森田 雛
かず
レコーディング方法も音声データとしてみんなの声を送って頂き、MIXして完成させた最新式スタイル。※昇平さんが超頑張ってくれました。
桜の写真を送ってくれた皆さんにしても、コーラスを頼んだ皆さんにしても、映像を作ってくれたWLAMPのりょうまにしても、映像後半部分の撮影に協力してくれた藤田にしても、このプロジェクトに関わってくれた全ての方が、本当に快く助けてくれて俺はそれだけで救われました。
ありがとうの気持ちしかありません。本当に本当にありがとうございます。
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ライブハウスはコロナウイルスの影響を受けたのが最も早く、通常営業がままならなくなってどれぐらいの時が経ったのか、正直1日の体感が長過ぎてはっきりと分かりません。
今、ライブハウスという規模の話ではなく、国民一人一人がコロナウイルス感染防止に対しての意識を高め最大限の感染防止対策を取って立ち向かわないとコロナに打ち勝つことが出来ない段階に突入しています。
そして現状、国を上げて最も守らなければいけない、感謝と経緯を払わなければいけないのはコロナウイルスの脅威の最前線で戦ってくれている医療従事者の皆さんであることは間違いないです。
決してライブハウスではないです。そもそも音楽と命は直結してないです。
非常事態宣言を安倍総理が宣言している前代未聞のこの状況で尚、国から営業が許されている医療現場や食料品売り場、ホームセンターなどの場所が国民の命と直結する絶対に守らなければいけない場所なんです。
そういった場所は国が全力で守ってくれるはずです。
でもライブハウスは違います。自分達が守りたい場所は自分達で守らないと国は守ってはくれません。
コロナウイルスに打ち勝った後、絶対神戸ART HOUSEには存在してもらってないとダメなんです。
みんなの安全な生活が保障されたその先で、自分達にとって大切なライブハウスが無くなってしまっていては意味がないんです。
みんなそれぞれで守りたい大切な場所やライブハウスは違うと思うのですが、俺にとってはそれがアートハウスです。
だからせめてアートハウスの為に出来る事は全部やろうと思います。
その為に力を貸してくれた皆さんが大勢いるので、みんなの想いも背負って戦って行こうと思います。
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『 桜 』の映像をとにかく沢山の人が購入して欲しい。最初から最後まで映像を観て、曲も聴いて欲しい。
「なんやこれは!金返せー!」って言う人もいるかもしれません。
ただ俺は曲も映像もみんなが満足してくれるものが出来たと自信を持っています。
だからどうか映像を観て良かったと思ってくれた方は、色んな人に勧めて欲しいし、コロナが終息した際には、アートハウスに沢山足を運んでもらいたいです。
ホンマに良いアーティスト、良いお客さんで溢れてるので!
またみんなに会えるのを楽しみにPaparazzi Panicのボーカルとして、神戸ART HOUSEのスタッフとして全力でアートハウスを守っておきます。
どうか皆さんお元気で。
またアートハウスで逢いましょう。
Paparazzi Panicボーカル・神戸ART HOUSEスタッフのノリオ