春だ!保育園だ!送迎だ!
この春から保育園に入園が決まってホッとしている方は多いと思います。
産育休明けの復職にむけて
ちょっと不安を感じているパパママも多いでしょう。
保育園の存在に本当に「助かる!」と思う反面、
慣れてくれなかったらどうしよう。
今までずっと一緒だったのに離れるのが寂しい・・・なんて
ちょっとセンチメンタルになることも。
そんな新しいライフステージに新たに加わるルーティンが
「保育園の送迎」
さて、「0歳児パパの育児参加状況実態調査」の
保育園送迎に関わるデータを見て見ましょう?
普段やっている育児=保育園などの送迎は10%前後
そう、0歳児パパの実態調査なので、入園先が決まっていない赤ちゃんが多い!からか、おむつ交換やお風呂に比べて1/5以下ですね。
それだけに、これからの準備が気になるところです。
もう一つのデータを見て見ましょう。
パパに難しいと思う育児についての質問です。
保育園の送迎は難しくない?
上位に上がった「夜泣き対応」「寝かしつけ」「離乳食の準備・支度」・・・
たしかに、これはママでも難しい項目です。
一方、パパがさほど難しくないと感じているものは
「おむつ交換」「保育園などの送迎」「着替え」
この回答についてデプスインタビューはしていませんが、
これを見た先輩パパ達からは
「確かに手順がわかりやすくて、時間の工面がしやすいからとっつきやすい項目だね」との声が。
この「とっつきやすい」からこそ、
パートナーと、送るときの手荷物や手順、
お迎えに行く時のルールなど、
保育園通園が始まる前に確認しておくことをおすすめします。
もう一つ、先輩パパからの一言。
結構見落としがちなのがこれ↓
「○○するのが当たり前」というのを一度全部捨てて、
どちらかに負担が偏らないように予め話し合っておきましょう。
送迎の担当カレンダーを共有したり、
急にお迎えに行けなくなった時の連絡手段を決めたり、
ルールを決めて、常にアップデートしておくことは、
お互い、仕事もしやすくなるし、
何よりも、お互いの状況をコミュニケーションしやすくなることでしょう。
「やれる方がやる」という臨機応変も
もともとのルールがあって調整していくという土台があるからこそ
子どものことも、お互いのことも思いやることができるのだと思います。
非常時・災害時のことも決めておきましょう!
3月は新年度準備だけでなく、311の経験を生かした「防災・有事の事前準備」の季節です。
お互いに仕事中で、子どもも保育園や幼稚園にいる、となった時のことを想定して、シミュレーションしておきましょう。
1)非常時の連絡の取り方(171など伝言サービス、SNSなど)
2)集合場所・避難場所候補を決めておく
3)帰宅困難になった場合に、どこまで園に頼れるかを園に確認
4)どちらかが帰宅困難になった場合、一人で育児ができるようにしておく
5)ライフラインが復旧するまでの子どもの衣食住の確認
などなど、
何かあった時のことを小さなメモにして、いつも携帯しているものと一緒に持っておくと、いざというときも慌てなくていいですね。
災害時や有事の時の対応を考えておくことは
日常のちょっとした「困ったな・・・」の時も相談しやすくなります。
子どもの発達発育とともに、対応する事柄も変わってきます。
ぜひ、3月は毎年、育児と有事のお話合いをしてみてくださいね。
(文章担当:リジー)